海外招聘組の第一弾は、李 双玉 + 宋 娟 夫妻による変面。 面を付けての踊りですが、マントで顔を隠す一瞬を使って、次々と面を替えていきます。 正面ではなく横から観ていても、どのように面を替えているのか判りません。 クライマックスには火吹きも。
海外招聘組の第一弾は、羅 秉松 + 羅 欧 によるマジックショー。 ロープやリング、紙などを使った普通のマジックもやりましたが、 見どころややはり、空中釣魚。 まずは、釣竿の先から釣糸を観客の中に垂らすと、 いつのまにか先の釣針に金魚がかかっている、という。 続いて、直径30cmほどの空の手網を振ると、十匹ほどの金魚が網にかかります。 最後には、先にカラビナ (金具) を付けたロープを使い、 15cmくらいある鯉を二匹、空中から釣り出しました。 もちろん、金魚も鯉もピチピチ生きていました。
しかし座った場所が悪く、 空中釣魚は斜め後から観ることになってしまいました。残念。 にも関わらず、トリックは判りませんでした。
お馴染の徐領民雑技団。 このステージでは、女性グループよる皿回しアクロバット、 王 益蘭 による足芸、 趙 平 & 李 丹 によるローラースケート芸「溜氷」、 張 海輪 の椅子倒立でした。 いずれも観たことがあるものばかりですが、 尋常でない身体能力なので、何回観ても楽しめます。
今年1月のヘブンアーティスト渋谷 での椅子倒立は、ガラス瓶上に椅子4個でしたが、 今回はガラス瓶を使わずに椅子6個でした。 ガラス瓶を使いさらに椅子6個、というのは、さすがに無理なのでしょうか。
三茶 de 大道芸 2000 での写真、 2003年秋の上野恩賜公園での写真、 野毛大道芸 2004 での写真、 三茶 de 大道芸 2004 での写真、 三茶 de 大道芸 2005 での写真、 みなとみらい21大道芸 2006 での写真、 よこはま大道芸 2007 での写真、 三茶 de 大道芸 2007 での写真、 ヘブンアーティスト渋谷 2008 での写真 もあります。
しかし、計らずしも中国雑技ばかりに。 特に狙ったわけではないのですが、 移動上良いタイミングと場所だったのが、これだったという。
フランス系カナダ人 + 日本人のデュオ Solsora (Michel & Tomoko Charron) によるミニサーカス。 トカゲを使ってちょっかい出したりと、 子供っぽい駆け引きのラブコメディ仕立でした。
まずは、2人の出合いをアクロバットで表現。 続く、出会った直後のロマンチックな雰囲気を Tomoko によるトラペーズ (trapeze; 空中ブランコ) で。
Michel がちょかい出したことによるちょっとした諍いの後、 Michel が気を惹いて謝ろうという姿勢を チャイニーズ・ポール (Chinese pole) のダイナミックな技で見せます。 それに、Tomoko がツンとしつつも赤のテイッシュ (tissue; 布、シフォン) で応え、 最後には仲直り。
たわいないストーリーとはいえ、 ストーリーを作り出せるくらいに技が安定していいて、 技の繋ぎも自然に感じるくらいの構成力・表現力も感じられました。
ここでは、逆光のうえ光量不足で、綺麗な写真が撮れませんでした。 観づらい写真ばかりで申し訳ありません。