TYO & SKY/DOMO/羊通信/羊通信パラパラ版/ネタちょー(ネタ募集中)
■日本で20万人が狂牛病だあ?・・・ 99/4/25
■17軒の中華街・・・ 99/4/24 作業場から歩いて5分のところに17軒の中華街ができました。 JR東日本と阪急百貨店が経営する駅ビル“GRANDUO”が18日にオープン。 その7Fですね、中華街。 中華の食材店もあって、翡翠油だったかな、辣油と同じよーな味で碧色の油を買ってみました。 ウオールナッツオイルがないのがチト残念。 ブドウの種の油がヘルシーで、ここんとこ人気ですね。スパイスやハーブの流行みたいなもんでオイルも種類が豊富になってきました。ピーナッツオイルなんかフツーっぽいですが焦がすといい香りがします。味もマイルド。 でもねえ、やっぱり、ウオールナッツオイルの味や香りにゃかないません。 たぶんオイルの中じゃいちばん値段が高いのかもしれないけど、あまり売ってないなあ。きっと主婦には、オイルって消耗品つーか、そーゆー感覚で、安くてジャブジャブ?使うとゆーイメージがあって、高いオイルなんかプイッてな感じい、なんでしょーか? ウオールナッツオイルは秋葉原デパートの輸入食材屋さんでいく度か買いましたが、いろんなオイルがズラッと並んでて、選ぶだけでも楽しいもんです。 最近98のオプションやパーツを買うこともないんで御無沙汰してるアキハバラ。 ついでにウオールナッツオイルも切れたきり。 17軒の中華街やなんかでネギ油やニンニク油(ガーリックオイルじゃないんだぞお!)なんかを補充しつつ、鉄ナベ強火の料理は健全ですが、ウオールナッツオイルがムショーに欲しい気分。 そーいえば、リノール酸は一定量を超えるとプロクタグラジン(痛み物質)生成のキッカケになるのでアトピーやアレルギーや果ては脳にシミができる(βアミロイドタンパクつったらアルツハイマーってこと!?)もとになるとか。それを抑制できるのは魚の油のEPAとか、あとたぶんビタミンCなんかとか、Vドープやスマートドラッグ関係の本に書いてありますねえ。 リノール酸ていつから悪者なんだろ? マーガリンやショートニングも含めて、まあドイツじゃ規制してるらしいし。 ナッツの油はいいのかな? まあゴマ油はイイみたいですね。シソの油はベストだとか。 シソ油って中華食材屋にあったよーな気もするんで、早速明日は見学予定をスケジュール。 ああ、その前に入稿だア。なんか忘れそ。
■石原さ〜んだあ・・・ 99/4/12 ワ〜イ、都知事選だア!!! イッシハラだア!!!(コレはアオシマさんの18番だったよ〜なあ) つーことで、石原さんが当選だよ、やっぱ。 今回の都知事選の候補者の共通項は「国との対決」でした。 大人だねえ、さすがオジサン達。 サブカルジヘイショーの怯えたボーヤたちにゃ「国」なんて想像もつかないし、それと「対決」なんてもー顔面そーはくソノコもビックリてな感じでしょ。 おまけに「横田基地返還」なんつったら神に逆らうゾーリムシみたいに思われちゃう。 ネットや新聞で見かけた石原さんへの批判で、民主党議員や民主党支持者の「ファシスト」とかゆーケチって目立ちましたね。 憲法改正安保万歳を長い間主張してる民主党鳩山さんの方がタカ派なんですけど。その辺、有権者は見抜いてたようです。いかったいかった。 それに地方のゼネコンのためにある全国道路建設促進協議会に参加してるのも民主党、鳩山さんだしね。 行革に反対する労働組合の連合も民主党だしね。 国民の平均年収が4百数十万円に下がり、 中小企業の平均年収が3百数十万円という限界になりつつあるけど、 連合の平均は7百数十万円だし、 金融機関の平均は800万円だか900万円台でしょ。 バブル崩壊の直撃を受けて下請け中小企業が大変なことになってる時に、その中小企業の犠牲の上にあぐらをかきながら、足りないアタマで口先だけのムダ使い批判をやったのが青島さんを当選させたサラリーマン。 このオメデタ頭脳と他者の苦渋には目をつぶるヒキョー者コンジョーさんのサラリーマンさんたちには実施で学習指導が行なわれつつありますね。下請けや取引先の中小企業を犠牲にしつつ自分だけはちゃっかり家なんかローンしちゃってえ、もう、つー感じで破産宣告待ってまーす、の世界。でも、ホントに馬鹿だとそーなっても中小企業の苦しみなんて思い及ばないで、自分の苦境だけで小さなアタマ一杯にしちゃって、一挙にイッちゃうのがファシズムの世界なんだよねえ。 経済崩壊から無能知事、ついでにファシズムとかまで来りゃ、こりゃワイマール共和制の果てみたいなもん。 なんでもいいけど、それを誘引し、さらに推し進めたのは、気の小ささに比例してアタマもバカなプチブルだからなあ。 そーいえば、ネットじゃプチブルカッペのサイトはズイブンなくなったんで、ラッキーな気分です。 おわり ああ、それに、選挙中、東京留学通信社の質問に一切回答しなかったマスゾエさんもサイテーつー感じ。他の候補者は一生懸命な回答を寄せてるのにね。 でも、一ツ橋卒の石原さん以外はみんな東大卒つーのも、どーしよーもないザマだなあ、なんか。モノホンバカ多いんだもん、あそこ。
■B'zが似合う青ネギラーメン・・・ 99/4/7 そんなわけで「万豚記」で「青ネギ山盛りラーメン」とゆーのを食べました。 「万豚記」は国立にあるお店の名前です。「韮饅頭」はじめワイルドスタイル?の中華メシ屋さんですね。チナメシつー感じ。経営は「際公司」キワコーポエーション(株)とゆー会社のよーです。国立のスタッフはみんな中国人みたい。国分寺にあるのお店は「餃子楼」だったかな。 で、780円の「青ネギ山盛りラーメン」はもーネギだらけ。 麺も見えないし、汁も見えない。見えるのはネギだけ。 万能ネギの刻んだやつが山盛りです。お汁にネギが浸かってるんじゃなくて、ネギだけで山。 そのネギ山だけ見ると、料理されるのを待ってるまな板の上のネギ風。 ネギをかきわけると、チラッと太いもやしが見えました。お汁はまだ見えません。 もやしをかきわけると、オオー、やっと、どこか魅惑的な細麺が静かに横たわってます。畳んだよーにかしこまってる細麺。とーとー見つけたね、ウフ。 お汁は醤油こってりで美味しい。もちろん日本風の醤油スープじゃありません。ブタのダシが効いてるよーな、乾燥ナッツのかけらが入ってるよーな。まあ、これがチナメシつーか香港風なんざんしょーか。 で、お汁の量も手頃なんで、全部飲みます。 ピーナッツの炒飯とかもあるんで、ダイコン餅なんかとパクパク食べたい気分。 横田基地第2ゲートまで出張して食べに行きたくなりました。 いろんなものを食べたくなるんで、なるべく大勢で行って、普通の中華料理店にないよーなもんばかり仰山食べてくれなはれ。BGMはもー絶対にB'zの「HOME」です。キャハハ
■嵐を呼ぶぜエ〜っと・・・ 99/3/30 以前、東京は銀座の数寄屋橋名物の右翼のオジサンが「石原クンはズルイ!」とか演説してるのを見ました。タカ派なのに自民党にいたからかなあ。 当時、石原慎太郎さんって国会議員で、清嵐会なんつー血判押し仲良しグループなんか作って、公共投資地方バラ撒き土木万歳カッペが大将オイラはエライ、ってな政治に挑戦してました。 リーダーだったタカ派のタカちゃん中川議員が自殺とゆー怪しい死に方をしてから青嵐会は勢いを失っていきましたが。 都知事選挙での「横田基地を返還せよ」とゆー石原さんの主張や意気込みはたいしたもん。 アメリカで「日本の半導体をソ連へ売ってやればソ連軍はもっと強くなるんだぞ」とかスピーチしちゃったのなんか、もう、湘南太陽族真っ青のファイトぶりでしたね。芥川賞とってんだから、こんくらいのことやんなきゃ、とゆーのは自分はヘーワな羊の戯れ言でしょか。 でも、ホントに横田基地って日本の民間航空も使うべきだと思います。 現在はアメリカ軍の他にアメリカの民間機が使ってるわけで、日本の民間機が使たってどーってことナイでしょ、ねん。 ところで本題。 横田基地第2ゲート前の「韮饅頭(ニラマンジュウ)」は香港のタクシーの運ちゃんが食べる中華料理とゆーコンセプトでイケてます。ニンニクやナッツがタップリ、オイスターソースどぼどぼの迫力。よくアメリカ兵や軍属の人もモグモグ、ぐびぐびしてます。 「韮饅頭」の本店は六本木に移転しちゃいましたが、やっぱ、フェンスの向こうにB52が眺めるとこで食べなきゃね! 意味ないかあ。 ゲートの近くには日本で初めてのパスタのレストランなんかもあってグッーです。 ああ、しばらく行ってないなあ。グッー 「韮饅頭」グループのお店は八王子を皮切りに国分寺や国立にもできたんで、ちょっと楽しい三多摩地区。 明日は国立のお店へ行ってみよーかなあ。 ドッサリと校正の原稿や企画書かかえて濃い味の炒飯でキメてみたいと思います。 おわり
■都知事はカッペと戦うか!?・・・ 99/3/25 都知事選だあ!!! 近未来都市TOKYOを舞台に繰り広げられる、東京幻想とカッペの陰謀をめぐる戦い! 東京幻想に眩惑されないのは誰だ? バブル経済が東京の犠牲の上に成り立っているのを見抜いたのは誰だ? 国家権力を傘に気の小さい分だけ空威張りする売国奴非国民カッペ政治家に闘いを挑めるのは誰だ? ロンギヌスになれるのは誰だア!!!
■封建制を知りたければ江戸へ by マルクス・・・ 99/3/20 中世のヨーロッパの封建社会の事情を知りたいと思ったら、 ヨーロッパの歴史の本をみるより、 いまの日本に行ったほうがよい とゆーのは、あの『資本論』のなかの有名な言葉だとか。 まあ、ポストモダン系じゃ、1959年に日本を訪れたコジェーヴによる“スノビズムが戦争や革命や労働の規律を超えている日本”への評価が江戸時代への考察をベースにしたものだっつーのは知られたもんかもしれませんが。柄谷・浅田両氏が考察する江戸への評価つーもんは、歴史的変遷は飛ばしてるんで解りニクイとこもあるんだけど、共産党の代表の不破氏が説明するとこんなにカンタンなんですねえ。 ニューアカっつーもんは、エラソーなアカデミズムをPOPにしてくれて、そんで、専門用語とか知ってても理解力増強に役に立たない(役に立った例を見たことがないんだけど)外国語なんかカンケーなく、ユニークでラディカルな視点を与えてくれると思ってたら見事にアカデミンなオタクを生んだだけー、だったのかもしれないけど。コツコツとやってきた人たちの解りやすいプレゼンテーションは、お宝だなあ、なんて思います。 日本の「スノビスム」を「ダンディスム」と言いたい、とはギョームの言い分らしいけど、ドーナツ的宇宙や羊のイデオロギーでは超高度資本主義へのスタンスはダンディズムですよ、ハイ。 メエメエ
■HAL9000?・・・ 99/3/18 HAL9000とゆーPASSWORDのアプリがあります。かはは とても便利なヤツなんですけど。最近は大企業さんもオシャレ?ですねえ。
■98の終わり・・・ 99/3/16 「旧98コンピュータ」なんて記述されちゃうこともあるのが、あの98。 そー、9801でブレイクし、ほぼ完全なる互換性を維持しつつ9821でWindows対応のスペックへバージョンアップ。「速さは、力」のコピーの当時はマニアしか知らなかったGATEWAY2000なんつーマシンにも肉薄する性能をも誇った日本語アーキテクチャーマシン。国民機なんつー呼称はフォルクスワーゲンを思い起させるほどの説得力も迫力もありました。なんつたってシェアは70%を超えたこともあるくらいだったですねえ。 ところで「旧98」つーのは間違いです。今もちゃんと製造されてるし、もちろん秋葉原ではNEC関東営業と深い因果のお店で、毎日9821の最新鋭機を並べて売ってますよん。時々眺めてますが。まあ、今後も眺めるだけだけどサ。 で、昨日15日から今月末まで、NECのディーラーでは最大の大塚商会がバーゲンやってます。毎回DMが来るんですが、今回の案内ではとーとー、ついに、9821関係の商品が一つも掲載されてないチラシとなりましたあ。商品はMacとDOS/V機関連だけ。 おお、ついに98君はほぼ完全に終っちまったよーですね。 98マシンをマザーボード?を差替えてDOS/V化するキットまで売り出されたしなあ。 DOS/V関係じゃDOS7.2バージョンでマルチタスクまで実現してるよーですが、98にゃ関係ないし。まあ、98DOSの豊富な資産があるんでDOS環境で高速なレスポンスのライティング環境は構築してるけど。ここんとこ、データベースが大きくなってきてDOS環境だとフォローできないのでWindows 95へ移行しつつ、あのDOSでの高速レスポンスが忘れられずELF103なんつーファイラーを使ったりしてます。時々、Mac風のシェルとか使って遊んだり。 野口教授や押井氏はいつまで98を使うんざんしょか。 ここの作業場じゃ当分使う予定。 Windows 95からPCを使うようになった人はMacを意識しても98を意識することはないですね。逆に98の隆盛から今日まで見てると、なんとなくMacの象徴してたものがわかるよーな気がしますね。 98党は、細々とでも生き長らえるんだろーか?
■リアルは、たまに回らない?・・・ 99/3/15 ガイキチってゆーのは、論理(理性)しかもっていないコト。論理ですべてを判断しよーとするコト、です。 論理には論理的な限界があります。 で、ガイキチは、この限界に突き当たるとキレたりバクハツしたりします。 だいいち日頃から、この限界に突き当たるんじゃないかとゆー不安にビビリ、恒常的なキンチョー状態にあります。 たとえば、誰でも、セイシュンて、そんな感じー。でしょ。 やがて必ず突き当たる論理的な限界。 この究極が、論理は論理的に自己決定できないとゆー決定不能性。 あのゲーデルの定理に代表されるアレですね。アレ。 たとえばベイトソンは、この状態こそが分裂症のトリガーになると主張してますね。 まあ、それは自己のアイデンティティのために自己ばかり見てる人の特徴かもしれません。独り善がりな人ね、キット。もちろん、自己を確立していく過程の途中である成長期やセイシュンはそれでいいんです。そこで鍛えられるわけだしい。 そいで、大人になる。 そー、つまり決定不能性にビクともしない存在になるワケです。 つまり、
■愛機?・・・ 99/3/12 押井守氏の愛機はXT13! PC雑誌か何かに写真入りで出てましたね、2ショットで。 アニメーターの命なんざんしょか。ハクがついてます。シブイ! で、ココの作業場のメインマシンもXT13です。 これを書いてるマシンはASですが。(笑) オタクな話しだなあ。 作業場のXT13は最近400MHZでブンまわしてます。速いです、やっぱ。 AMD-K6/2・400MHZをつけたんだけど、I・Oデータのアクセラなんで安定性もバツグン。ASの方はメルコ製で、コレもいいです。 もちろんXT13は128Mだよん。 で、押井さんはXT13で何を制作してんでしょか? 奥田鉄人さんはロットリングとか? メエヘヘ〜
■サヨナラ前歯・・・ 99/3/10 前歯がない。で、 「どーしたんですか? それ」 とか言われる。 「自分で折ったんです…」 つーのはウソ。 だけど、寝ていて歯ぎしりして、ガリッと折れたのは確か。 本人が言ってるんだから間違いはないです。 ガリガリッ、ウッカッカッカッ、カッカッ… ガリンッ! 口の中に何かが転がって、さすがに目が覚めました。 まあ、歯ぎしりで発作的に目が覚めたよーなモンですが。 舌でモノをつついてみると、何だか固いモノ。珊瑚のよーな… 起き上がって手のひらにモノを出してみると、小指の爪くらいの白いモノがコロリッ。 シャモジみたいに湾曲してて外側はツルツル。内側は擦り減ったよーになってて一部が黒っぽい象牙みたいな感じ。 ありゃ、こりゃ、歯だなあ。 舌で探ると前歯の左側がポッカリ。 うおー、コレは、ボクの歯です〜。 で、またグーグー寝ました。 いつのことだったか。 おわり
■世界サイテーへのトレンド・・・ 99/3/8 半年以上遅れちゃってるスケジュールに、並行してお役所系仕事なんかを受註。 お金ジャブジャブてな感じもなきにしもあらずな公的機関は行革だそーでしゅが何かマイペースで呑気そー。 新聞じゃ日産自動車にダイムラーかルノーが33.4%も資本参加するとゆー記事がでてますよ。これって日産が外資系になるってゆーことだよねえ? ルノーと合体すると世界第2位の自動車会社になるとかなんとか。 そのうちお役所も、どっか外国と合体すんのかも、とかボンヤリ考えちゃいました。日米ガイドラインで自衛隊はアメリカ軍と合体だしいー。 でもねえ、世界の経済生産の17%を占める日本の円がコケにされてる理由は、そんなとこにもあるのかも。だって世界に流通してる円建て債って1%を割ったんだよねえ。経済が世界生産の17%を占めてて、その通貨が1%も扱われてないってどーしてかなあ?世界最大の債権国が、世界サイテーへのトレンドを転がりだしてるよーざんすねえ。 誰のせいだあ? カッペかあ?
■ダメ連よりラディカル?・・・ 99/3/8 地べたにコタツを用意して、まったりビンボーを演出して楽しんでた某私立大の学生なんか、その拠点を撤去されたら泣き出しちゃったとか。ちなみに貧乏くささを守る会、です。(笑) 「甘えさせてくれエ」 「オレ達を怒ってくれエ」 だって。 ラディカルですねえ。 カッペの対極にあるのは確か。素直でしゅ。 メエメエ〜
■TOKYO、カッペでホーカイ・・・ 99/3/7 東京じゃ都知事選挙で、候補者がイッパイで、なんだかかんだか、てな感じ。 面白いのはほとんどの候補者とゆーか特に保守系の候補者、自民党員とか自民党出身とか、元自民党とか、そーゆー保守系の人ほど国の権限の制限と東京の権限の強化つまり地方自治体の権限強化を主張してることですね。 どーしてか? つーと… 彼らが自民党で見てしまったものは“カッペが牛耳る利益配分”つーことでしょー。 でも、ま、自分に直接関係ないからいいかあ、とか思ってたらバブル崩壊。んで、全然景気は回復しなくって、ますますヤバ〜イ感じ。うんこりゃしょっと、チョット勉強すべエとホントにちょっと勉強したらわかっちまったのが税収と予算配分の異常さ。 ウゲエ、大都市圏は税金とられるだけで、公共投資の名目他予算は90%以上地方へいっちまう。でも、お偉いさんは地方出身者ばかりだからお偉いさんに逆らうのはよしてジット我慢しよー。と思ったのだが、そー言ってられないほど経済はホーカイし、学校も家庭も職場もホーカイ、ホーカイてな手軽な感じでカジュアルに木っ端微塵路線一直線なのですな、現在。ヒーローは宮台真司さんオンリーな状態? いいぞ、いいぞ、東京コッパミジン。 バブル人気だったのを認めた管直人氏なんか政策もバブル以上な感じで、「財源は国債を発行すればいい」とかほとんどガイキチ系並でもあって、ボクはホントに驚いたのでした。 それに比べ舛添さんや柿沢さんの政策はいいですね。もちろん大前研一さんも。 東京問題とゆー世界最大都市の問題こそが日本の問題であって、不況も東京問題の悪化が大きなファクターであることを見抜いている彼ら。 地方分権の促進が重要なんですが、もっと重要なのは、地方が自分の財源で独立すること。地方分権で権限は独立、でも財源は大都市圏の税収から、とゆー独り善がりで甘ったれたカッペ根性をビシッと直さないとダメですね。 コレってカルチャーでもモロにそーなんですね。 口達者なカッペになると、ワザワザ東京まで出て来て、やっとこさ23区内に住み、いきなり「都市的感性の打破」なんつースローガン掲げて、なんかやってるつもりになっちまうってな感じ。ただ浮いてんのに。オマケにこの同類項カッペちゃんは23区外は東京じゃないとか思ってるしい。都立大って何処にあんだか知らないのかなあ? それとも多摩地区で木々の緑を見ると東京コンプレックスが疼くんでしょーか? マテリアルにモノゴトを見る能力もなく、ポストモダンには感覚的に反発し、東京ビョーの自分を直視できない真性カッペちゃん。キット、
■TK批評でもフツーはサイコー!?・・・ 99/2/24 いちばんはじめにTK批評でインスパイアされたのはアメリカのサイト『半分アメリカ人』のWolfさんのエッセイ「坂本龍一と小室哲哉」です。E-mailをもらって観に行ったら、エッセイからしてプロのライターより面白くてGOOD! 多くの分野でプロが真っ当な見解や批評をできないどころか、歪んだものの見方が多いよーな気さえしちゃうのが現実。特に文学や芸術関係はヒサン。まあビョーキの人たちのアジールだと思えば許せるけどさあ。 そんな中で面白いのは、いつもこーゆー日常に根ざしたフツーの人の意見や判断だけかも。 革命だって“革命書”からじゃなくて“パンよこせ”から起こるんだもんね。
■TK批評でわかるビョーキ系!?・・・ 99/2/23 何かを否定しなきゃ、別の何かを主張できないのは批評でもなんでもないし、それどころかたいてい言いがかりみたいなもの。で、ホントは何かを否定することでしか自己主張できなかったり、単にビッグなTKやヒットしたミュージシャンに個人的な反発を感じてるだけだったりします。成功者に反発を感じちゃうよーな矮小なカワイソーな自分を直視できないんですね。それこそカワイソー。 そんなワケでTKへの反発が大きかったのも今や昔かどーかはともかく。「成功者に反発を感じちゃう・・・」系によるいろいろな批評やナンクセは各方面で現在進行形でもあります。たとえば宮台真司さんを巡るレスポンスにしろ。 究極は東京に関するカッペレスポンス!!! 日本でいちばんデカくて深〜い幻想です、コレ。東京ビョーですね。反TK派の類の人はTKでのイベント(にかこつけた自己主張)が終ったら今度はどっかで次の反発の対象でも探してるでしょー。そして、そんなことを繰り返してんでしょー。だってコドモのままでしょーから、そーゆー人って。(何、大人になるな、だって?!) TKの歌詞には何も感じない、だからTKの表現力はレベルが低いんだ、なんてゆー人は「何も感じない」とゆー自分の鈍さには気がついてないとか、鈍い自分を怖くて直視できないとゆーコワッパ系かビョーキ系の可能性あり。 あの本を読んで知ってる人は知っているハンパじゃないTKの言語感覚のスゴサ。TKの楽曲とゆーメディアに対するスタンスは、余計なものを削ぎ落していけば「言葉」しか残らないとゆーもので、コピーライターよりナイーブなくらい言葉を大切にしてるのがTK。コピーライターが言うんだから間違いないもんね。(笑) それを「TKの歌詞には何も感じない」とゆーのはよっぽど鈍いんだろーし、ましてや「だからTKの表現力はレベルが低い」(サブカルオタク系に多い)とか「TKは音楽性が低い」(関西を代表するFM802)とゆー主張でもって批判した気になってるパフォーマンス(僕ちゃんを認めて認めて症候群的パフォーマンス)は笑えます。ホントに東京コンプレックスと表裏一体なんだね、この手のビョーキは。 さらに面白いのは、そーいった甘ちゃん系インテリジェンスのほとんどが、文化や芸術を論じたり、そっち方面のプロだったり業者だったりするとゆー事実ですね。 このビョーキ系の究極には「危険な思想家」を自称しなきゃ注目されない自称思想家や、自分が涙を流した感動だけで太平洋戦争を正当化したりするイジョー系マンガイデオローグなどがいます。ホントにマンガちっくう、なんだから、現実って。 いつも真っ当な主張はフツーの人から。たとえば、ここ数年間で感心したTK批評はほんのチョットしかなかったです。ファンでもなければ音楽関係でもないフツーのリスナーの声。それらは数少ないちゃんとしたTK批評で、TKの(メッセージの)巧みさが指摘されてます。だいいち、ちゃんと肯定されてるトコがGOOD! フツーの消費者が消費税とかに敏感で、大きく経済を左右するよーに。 フツーの人が受けとめるモノゴトや文化に対する審判は透明です。 カラヤンを評価しよーとしない、何かに拘ったつもりの批評家には、大衆の強さそのものであるピアソラなんか理解できないでしょー。 アレ、レッ? まてよ、すると消費者の決定権を認めなくて、ポストモダンに反発する東浩紀さんて、もしかするとエリート志向? ポリティカルな戦略志向ならOKだけど。いいセンスしてんのになあ。
■TK現象終息の分析記事?・・・ 99/2/10 小室サウンドに陰り メッセージソング復活 とゆータイトルの大きめな記事が新聞にでてました。何日前だったか。 音楽ソフトの低迷を分析する囲み記事で、97年にミリオンセラーを4作だしたTKが98年は1作もミリオンセラーを出せないことからはじまって、大物アーティストのベスト盤が9作もミリオンセラーになったことなどを指摘しながら分析を繰り広げてます。 最初に気になったのはこの記事のサブタイトル。 「メッセージソング復活」なんですが、逆に“TKにはメッセージがない”というニュアンスなんでしょーか、コレ。 そして宇多田ヒカルのファン層を分析しつつ、彼女をデビューさせた東芝EMI関係者の指摘として以下のよーなコメントをつけてます。 SPEEDやモーニング娘、鈴木あみなど有力プロデューサーに創られた アイドルではなく、音楽性そのものでファン層を開拓している… 「音楽性そのもの」? なんだか“芸術性そのもの”とかなんとか言って、 表現に恣意的な価値を押しつける時と同じくらい、 イカガワシイ感じがしてしまったのは、 芸術は食べ物じゃないからとゆー理由で価値を認めないよーなボク特有の感性のなせるワザ、 でしょーかあ。(笑) まあ、SPEEDのプロデューサー伊秩氏の特徴であるオーソドックスなコード内トーンからテンションへ移動しようとするライン、モーニング娘の黒っぽさを含む巧みに歌謡曲の旨味を取り入れた曲、華原(向け)風の曲にトレンドであるNYあたりの黒っぽさをも隠し味に加味した鈴木あみ…。そこから読み取れるのは、さすがア「有力プロデューサー」は絞りこんだターゲットにセグメントし過ぎるほどの曲づくりをするなあ、とゆーコトですねえ。ボクにとっては。 宇多田ヒカルはボクも好きです。 で、宇多田のヒットが示してるのは「音楽性そのもの」の何なんでしょー? “作り込み過ぎをするな”とゆーことなのかもしれない。でも、「音楽性そのもの」とゆー問題とは全然違うんじゃないのかなあ。 ここで「音楽性そのもの」とか音楽性があるかないかを問うかのようなニュアンスで宇多田系と非宇多田系の違いを説明しよーと分析するのは、逆に分析者の分析能力がどの程度かわかっちゃうよーな問題でしかないよーな気がします。いつも気になるのはそのコトなんです。 見ようによっては鈴木あみのコアにあるものはいちばん宇多田ヒカルに近いものなんですが、そんなこたあ、プロほどシカトするかもね。 ■意外にウマイ、ラ王の油そば?・・・ 99/2/3 数日前に買ったコンビニで「ラ王焼そば」を買う。 味は「油しょうゆ味」で「チャーシューだれの濃厚なうまみ」とのこと。 ストレートな表現はコピーの原点。究極はデータ表記ですねえ。 そーか、チャーシューだれで濃厚な味わいなんだなあ。 油しょうゆ味つーのがちとわかんないけど…。 で、食べました。 あああー、これは、最近断っている、あの味。禁断の… 油そばの味じゃないかあー それもけっこうウマイぞ。 でも表記の仕方だけ見ると油しょうゆ味の焼そばと読めるんですが、そうなのかな? ■都知事選挙! サラリーマン的幻想はブッ飛ぶか?・・・ 99/2/3 天気が悪くて、作物の収穫が減ったら大変。 雨が少なければ、雨乞いをしたり、はたまた洪水に見舞われないように、水の神様に祈ったり。 五穀豊穣はみんなのシアワセ。 トーゼン、お祭りのほとんどが収穫や生活のためですね。 神様に捧げるモノがない、なんつー状況は、まあ、ないわけです。 ビンボーでも捧げモノくらいはあるんですね。 それにどんな状況でもそーいった捧げモノや、お祭りをキープしたのも人間の大きな知恵。文化だね、コレ。 神様には自分たちにとって貴重なモノを捧げます。 なぜなら、神によって貴重なモノを得たいわけだから。 なんだか等価交換や交換価値の発生みたいですね。きっとそーなんでしょー。 実際にビンボーだったりして、貴重なモノがそれこそ貴重で手放したら大変、てな状況だったらどーするか? そりゃ、貴重なモノの代りに貴重なモノを象徴するよーなモノを捧げます。 人の命の代りに人形とか、収穫物の代りにその種をチョッピリとか。 そして究極はそれらを記号的に象徴するコトバを捧げること。 これなら誰にも何にもマテリアルな負担になりません。 究極の価値は言葉に集約されちゃうんでしょー。 これが人間が生んだシステムですね。 システムの中のシステムです。キット。 ここで大切なのは捧げモノの有無じゃなくて、祈ったり祭ったりすること。 マテリアルな状況による制約じゃなくて、その状況を克服しようとする気持ちが人々にあるかどうか。 だって、そーゆー気持ちがなかったら、いつまでも状況は変わらないもんね。 そして、それを誰にでも解るように告知するのが祈る行為だったりお祭りだったりします。天気悪くて作物全滅だけどガンバロー、とか、今度はきっといいことあるの祈ってるぜ、てな感じ。 こーいった気持ちをみんなに伝えて状況の打開を目指すのは共同体なら当たり前。 お祭りがなくても状況の変革を試みるのは革命家や前衛で、大衆は自分には負担にならないけど参加はできる、とゆーお祭りだからOKなんですね。 だから、お祭りは誰でも参加できるし、お祭りの中じゃ日頃の上下関係やらウルサイことは無しなんです。 バブル崩壊から日本の不況は続いてますが、それを克服しようとするお祭りはありません。資本主義商品じゃ幾つかのCDの大ヒットや何本かのアニメの大成功やら、たまごっちなんかの急激な人気など以外には、お祭り的盛り上がりはないですねえ。 336年の歴史を閉じた日本橋の東急百貨店・白木屋のバーゲンが日頃の7倍も売れたのなんか、資本主義的なお祭りの生成だと思うんだけど。売れたものは通常のバーゲンでは売れない定番アイテムだし、この白木屋閉店セールは不況下に消費者が知らずして盛り上げたお祭りだと思います。 祭政一致はともかく、政治はこのお祭りを上手にコントロールする責任があると思うんだけど、その可能性をブチ壊した政治家がいました。 不況だからこそ必要だったお祭りをオジャンにしたのは青島都知事。 このお祭りである世界都市博の経済波及効果は5兆円とも試算されてました。その準備だけでも多くの中小企業に発注されていたし、これを10年程前から少しづつ準備していたのは東京の商工会議所などで、東京の街づくりの運動などともリンクしながらのもの。世界都市博は東京の街づくりの棟上げみたいな意味があって東京の多くの事業主が期待してたもんです。 東京の商工会議所は消費税にも反対し、街づくりも歩道の拡張をはじめ歩行者優先政策で日本橋界隈などの再開発を推進。当初の段階で取材した時も、大企業に関係のない大きなプロジェクトとして新鮮なもんでした。 そして大きな問題はココです。 世界都市博を推進した当時の鈴木知事はバリバリの内務官僚出身。企画を重んじるエリート官僚は大企業になんか遠慮しません。鈴木知事は多摩ニュータウンに計画された大企業の財閥系病院を許可しなかったほどの人。世界都市博にも大企業への配慮はなし。バックとなるのは東京ローカルの民間企業組織や団体、商工会議所です。 世界都市博という盛大なお祭りでバブル崩壊後の沈滞気分を打ち破り、実際の大きな経済波及効果を計画し、江戸時代以降世界最大の都市であり続ける東京の新たな進展のスタートとなるはずだったお祭りは、青島候補とそれに投票したオマヌケな意志によって消えちゃいました。 バブル崩壊後なかなか回復しない景気の中で、自分の生活は安全圏にあるのに、やがて来るかもしれない自分へのダメージに怯える気の弱い無党派と呼ばれる多数派は、多くの中小企業や東京ローカルの企業が現実の経済回復を期待したお祭りを潰しちゃいました。それは、自分は安泰としながら退屈な日常や将来への不安から、自力で頑張ってるユダヤ人や自由に振る舞うジプシーなどを激しく憎んだどっかの多数派さんたちと同じよーにも見えますねえ。自力じゃ何もできない大企業サラリーマンだったら、そんな人もいるのかもしれませんが。そーならないよーに祈ってますけどね。 ふー、よかった、青島不出馬。 でも、すでに、カッペが実権を握る国家レベルの自民党は、東京ローカルの自民党とズレてます。もともと政党に期待なんかないけど、それじゃ済まされない問題も多いし。なにより国家レベルの無駄を貪って地域振興なんかやってる地方政治家が東京を支配するなんつー状況には黙ってないでしょねえ。東京人は。 ■ホットケーキとパンケーキ・・・ 99/1/26 うーひひひ 今年初のホットケーキとパンケーキづくりに成功! ホットケーキは厚さ3cmでカボチャの種入り。 パンケーキは厚さ1cmでプレーン。あ、アーモンドを入れたな、ちょっと。 ホットケーキの方は卵も入ってます。 ホットケーキを作ってきて謎だったのは、あのかき混ぜるほど出来上がりがネチっとしちゃうこと。知合いの女の子に聞いたら「だからあんまりかき混ぜないの!」とか言うんですが、それじゃ、ふっくらしませんです。ふっくらしないのなんかケーキじゃないもんね。お料理番組見てたら「冷しておくんです」とのこと。冷しておくとグル化結合だかなんだか(忘れた)するのを防げてネチっとしないとのこと。ネチっとするのはグル化結合のせいだったのか。そー言えばゴハンも炊いたあと時間が経つとだんだんカタクなるのはグル化結合だったよーな気がする。グル化結合は常温で進行するんで炊いたゴハンはパタパタ扇いで冷したのは昔からの知恵なんですね。温故知新、訓詁学はでもキライってな感じ、っと。 で、朝食はめでたくホットケーキとパンケーキ。 頑丈な鉄のフライパンで焼いた目玉焼がレギュラー。 中は半熟で外は軽く焦げるまで焼けるの火加減のマジックですね。 食後はろんぱあミッフィーちゃんを連れて散歩に行ってこよーっと。 ■不況?回復するわけないじゃんかあ・・・ 99/1/25 当トレンドアナリストによる円高80円つー予測も円安180円つーのも予測通りだったのでなんとなくつまらないんですが、不況はつまらないじゃすまないですねえ。(^^;) 自業自得とはゆえ企業の懸命のリストラで、ちゃんと計画どおりにクリアしたところは今年から業績が上向くのは当たり前。 で、世界サイテーのジャーナリズムやメディアはこの景気が上向いてきた一部の企業とか業務とか業界だけを取り上げて「景気が上向いたあー」と連呼するでしょー。 それを聞いて、ホントはビンボーな自分も景気がよくなった気になって消費に走るのはバブル期までのおマヌケさんだけ。つまり小室直樹センセイ的ウェバー解釈で解析できかつ対応できるのは、ソコまでっつーことですね。 まあ、木を見て森を見ず…なんて言ったってもーしょーがないのは80年代からの状況だし。“時代の気分”で理解できたりクリアできたりするのもバブル期まで。 “時代の感性”と言った時の浅田彰的解釈はそんなとこにはないです。ニューアカとゆーレッテルなんかどーでもいいけど。 本来“時代の感性”と言った時に示唆されるのは中村雄二郎の『共通感覚論』で引用されてたよーな意味でのマルクスの概念。それは環境=TPOのマテリアルな属性に対応してテクノロジカルな生物の営為を可能にする<input/output>器官としての身体のこと。もちろん心体も含みまーす。 えーとお、不況だっけ。 そー、不況。で、景気はよくなってきたぞっ、てな情報が駆けめぐって、それを真に受けて「よくなったな」なんて思うヤツはいないよ、もう、ってゆーこと。 リストラをクリアした企業が再起しても、リストラされた雇用は復帰しないもんね。 構造変換でクリアされたノイズをどーやって回収するのか? 身軽になった構造のことしか考えないアホにはわかんない問題でしゅ。 そもそもだから問題なんだし、この問題がクリアされる可能性もないから…。 やっぱ、喜劇なのかなあ…。 戦後保守=自民党が豊かな時代を作ってくれたら、保守OK!ってな主張はちょっとオバカ過ぎ。正統と保守の区別に拘ったりするホントは逃げのインテリにはなお理解不能だろーしい。 そもそも「自民党が豊かな時代を作ってくれた」とゆー戯言そのものが間違い。 戦後の経済成長の土台になったのは戦前の統制経済と、戦争による生産設備の破壊と、戦後の傾斜生産による集中だもんね。自民党じゃないよ。企画立案したのはレーニン派。中心人物はロシア革命の年にモスクワ大学を卒業して日本へ帰国してますね。レーニン派は戦後は農地解放とかもやってるなあ。 戦前の統制経済を支えたのは次の3法 銀行融資を通じて経済活動を統制した銀行法。 安い給料でも都会に住めるようにして企業勤務を可能にした借地借家人法。 安い給料でも食べていけるようにした食糧管理法。 もちろん統制経済への移行(それにともなう自由の消失=ファシズム)に反発する事件は続出して、どれも歴史的な事件として記録されてるワケですよね。 お米(天皇の象徴)を作る稲作をないがしろにして、東北の農村を飢えさせ、働き手を企業のサラリーマンや軍隊にとられてしまった怒りが爆発したのが226事件。大正時代に多くの株主を生んだ自由市場経済を銀行と政府による統制経済へ移行させ、経済的自由とともに社会的自由を奪っていったことへの共産党や左翼、アナーキズムといった抵抗。 で、戦争でメチャクチャにやられた戦後の日本は新しいフィールドみたいなもの。生産設備は爆撃で破壊されてるので、新しく導入されるのは世界の先端技術ばかり。そこへアメリカの意向で世界銀行から莫大な融資があって、それを重化学工業に集中。全土を爆撃されたドイツも同じように復興したんですね。 しかも日本じゃ戦前の統制経済の3法はそのまま。去年までそのまんまだもんね。 修正されても骨格は変わらずだし。 そんで、その法律を自由自在に運用するのはエリート官僚。 トレンドを決めるのは産業構造調整会議とか、さ。 自民党じゃないよ、保守でもないし。 問題はエリート官僚に大衆的な感覚がないこと。 まあ、感性が大衆からズレてるってことでしょー。 サブカルなんかの趣味の違いも同じで、イデオロギーの違いより本質的なんだよね、こっちの方が。身体的っつーか。皮膚感覚的に違うわけ。言い訳は通用しない世界でありレベルなんですねえ、これ。 ■ソバはアブラ、コーハクはテツヤ、アけたらカゼ・・・ 99/1/13 美味しい年越しソバを食べよーと、サブイ風がヒューヒューのなか、待合せの駅で1時間。場所を間違ってスレ違い。結局一人サビしく油らーめんを食べ、くり返すサイテーの生活にせめてもの求道を見い出すべくウツロな師走でしたん。 徹夜の作業で紅白歌合戦も見られず、寝不足で体調は崩壊。 ビンボーヒマなし、無駄な時間もないので、例によって忘年会からパーティまで断わって徹夜作業をくり返す数週間。救いはVドープのおかげでヒドイ風邪にならずに済んだこと。風邪ひいたかなと思ったけど筋肉痛がチョットあっただけで熱がでたりノドや鼻を痛めることもなかったです。 近所まで来た知人と息抜きにピザ店へ。 厚い生地に具が見えないほどイッパイのチーズがのってる18インチを食べました。 アンチョビでもサラミでもチーズがたくさんかぶさってて見えないとこが特徴とゆーか。日本人がピザを食べはじめた頃の感動をそのままカタチにしたよーなピザです。昔?スパゲティとゆーとミートソースとナポリタンしかなかった頃みたいに。 で、そのピザ屋さんにはもう一つエピソードがあります。 そこは、あのTMNの木根氏や宇都宮氏の溜り場だったとこですね。小室氏を加えたミーティングはそこからさらに先の国道20号沿いのすかいらーく。このピザ屋さんは他にも音楽関係や美大関係の人が溜まってました、よく。 ■ユーロ、ガリア戦記以来の夢・・・ 99/1/5 今年から新しい通貨「ユーロ」が登場して話題になってます。 テレビでも毎日どころか毎時ニュースに登場、新聞もユーロ特集ページがたくさんあったりします。 で、ユーロってなーに? と思ったことはありませんか? 何で外国の通貨にこんなに騒ぐのか? まあ11ヶ国が共通の通貨を使うってゆーのは珍しいよーですが、ドルなんてもっといろんなとこで使えるわけだしい…。 名実ともにユーロの中心地になるのがベルリン。ここを舞台にしたコギャルとエンコーは『クリスチーヌ・F』(ベルリンのコギャル問題映画)てなドキュメント映画でかつて話題になりました。話題としちゃ日本との対比なんかもされてたかも。 まあ、社会現象てなもんはどんどん変化するし、どんどん新しいデキゴトも起ります。 でも、その原因になっている社会のシステムとか政治や経済の問題はあまり取り上げられなかったりします。つーか、社会システムや政治経済といろんな社会現象をちゃんと関連づけられる説明がないのと、そーゆー話題にはヒイちゃう人が多いとゆーことでしょーかあ。 クリスチーヌはともかく、ユーロはベルリンそのものの存在意義や、東京へのモストインパクトとしてシカトできない問題ですね。宮崎哲哉さんみたいに「選挙は棄権」とか言ってる、ホントはヒイてるインテリには想像もつかないコトでしょー。 なめちゃあいけないんだよ、現実ってさあ。 リアルってそーゆーこと。 サブカルにも芸術にも、リアルってないもんね。あるのは幻想。 ホントにそこにあるのはマテリアルなTPOとテクノロジーによるアプローチ。 それをどーゆー具合に感覚が受容するかは、人類の感覚の歴史的な蓄積によるもん。それら幻想を大衆の手の届くものにしてくれるのは資本主義だけ。 または、あらゆるものが大衆化するのが資本主義つーか。 都市化、資本主義化、普遍化、POP化… みんな同じじゃんね。 ゲルマン人とガリア人の衝突にローマ人の侵攻。 シーザーのガリア戦記の頃からヨーロッパとゆー意識は芽生えたとか。 衝突をくり返す歴史の現実から生まれたリアルな解決策がユーロ。 欧米のテクニカルタームなんかいじって喜んでるインテリには、リアルな解決策ユーロがどんな意義や深さがあるのか、ソーゾーもできないのかもしれないなあ、と。 ■20分の1・・・ 99/1/3 ふー、ピークの年賀状が約300通。 今回でそれを約20分の1まで減らしました。 ここまで何年かかったことやら。 ケリをつけるために今回は一切出さず、E-mailがある人にはE-mailで対応。 もともと単なる社交辞令の年賀状というものは出してなくて、 仕事の宣伝ハガキやプロパガンダカード?風のデザインものを長い間出してました。 ロシア構成主義風の荒荒しいデザインのものを出した時、 女性ライターに「キタナイ」と言われたことがあって意外だったんですが、 相手にとって単なる儀礼でしかないものにも善し悪しの判断を下されるんじゃメンドーだなあ、とゆー思いがあり、そーゆー人からはプロパガンダカードは取り止めることにしました。逆に有名イラストレーターにほめられたりデザイナーに喜ばれたりしたのがプラスだったコトですね。 どっちにしろ今回は無駄な儀礼にサヨナラ。 これは同時に儀礼的な関係そのものにも無縁でいることを目指してる一環なんですが、一つのケリのよーな気がします。
■意外にウマイ、ラ王の油そば?・・・ 99/2/3 数日前に買ったコンビニで「ラ王焼そば」を買う。 味は「油しょうゆ味」で「チャーシューだれの濃厚なうまみ」とのこと。 ストレートな表現はコピーの原点。究極はデータ表記ですねえ。 そーか、チャーシューだれで濃厚な味わいなんだなあ。 油しょうゆ味つーのがちとわかんないけど…。 で、食べました。 あああー、これは、最近断っている、あの味。禁断の… 油そばの味じゃないかあー それもけっこうウマイぞ。 でも表記の仕方だけ見ると油しょうゆ味の焼そばと読めるんですが、そうなのかな?
■都知事選挙! サラリーマン的幻想はブッ飛ぶか?・・・ 99/2/3 天気が悪くて、作物の収穫が減ったら大変。 雨が少なければ、雨乞いをしたり、はたまた洪水に見舞われないように、水の神様に祈ったり。 五穀豊穣はみんなのシアワセ。 トーゼン、お祭りのほとんどが収穫や生活のためですね。 神様に捧げるモノがない、なんつー状況は、まあ、ないわけです。 ビンボーでも捧げモノくらいはあるんですね。 それにどんな状況でもそーいった捧げモノや、お祭りをキープしたのも人間の大きな知恵。文化だね、コレ。 神様には自分たちにとって貴重なモノを捧げます。 なぜなら、神によって貴重なモノを得たいわけだから。 なんだか等価交換や交換価値の発生みたいですね。きっとそーなんでしょー。 実際にビンボーだったりして、貴重なモノがそれこそ貴重で手放したら大変、てな状況だったらどーするか? そりゃ、貴重なモノの代りに貴重なモノを象徴するよーなモノを捧げます。 人の命の代りに人形とか、収穫物の代りにその種をチョッピリとか。 そして究極はそれらを記号的に象徴するコトバを捧げること。 これなら誰にも何にもマテリアルな負担になりません。 究極の価値は言葉に集約されちゃうんでしょー。 これが人間が生んだシステムですね。 システムの中のシステムです。キット。 ここで大切なのは捧げモノの有無じゃなくて、祈ったり祭ったりすること。 マテリアルな状況による制約じゃなくて、その状況を克服しようとする気持ちが人々にあるかどうか。 だって、そーゆー気持ちがなかったら、いつまでも状況は変わらないもんね。 そして、それを誰にでも解るように告知するのが祈る行為だったりお祭りだったりします。天気悪くて作物全滅だけどガンバロー、とか、今度はきっといいことあるの祈ってるぜ、てな感じ。 こーいった気持ちをみんなに伝えて状況の打開を目指すのは共同体なら当たり前。 お祭りがなくても状況の変革を試みるのは革命家や前衛で、大衆は自分には負担にならないけど参加はできる、とゆーお祭りだからOKなんですね。 だから、お祭りは誰でも参加できるし、お祭りの中じゃ日頃の上下関係やらウルサイことは無しなんです。 バブル崩壊から日本の不況は続いてますが、それを克服しようとするお祭りはありません。資本主義商品じゃ幾つかのCDの大ヒットや何本かのアニメの大成功やら、たまごっちなんかの急激な人気など以外には、お祭り的盛り上がりはないですねえ。 336年の歴史を閉じた日本橋の東急百貨店・白木屋のバーゲンが日頃の7倍も売れたのなんか、資本主義的なお祭りの生成だと思うんだけど。売れたものは通常のバーゲンでは売れない定番アイテムだし、この白木屋閉店セールは不況下に消費者が知らずして盛り上げたお祭りだと思います。 祭政一致はともかく、政治はこのお祭りを上手にコントロールする責任があると思うんだけど、その可能性をブチ壊した政治家がいました。 不況だからこそ必要だったお祭りをオジャンにしたのは青島都知事。 このお祭りである世界都市博の経済波及効果は5兆円とも試算されてました。その準備だけでも多くの中小企業に発注されていたし、これを10年程前から少しづつ準備していたのは東京の商工会議所などで、東京の街づくりの運動などともリンクしながらのもの。世界都市博は東京の街づくりの棟上げみたいな意味があって東京の多くの事業主が期待してたもんです。 東京の商工会議所は消費税にも反対し、街づくりも歩道の拡張をはじめ歩行者優先政策で日本橋界隈などの再開発を推進。当初の段階で取材した時も、大企業に関係のない大きなプロジェクトとして新鮮なもんでした。 そして大きな問題はココです。 世界都市博を推進した当時の鈴木知事はバリバリの内務官僚出身。企画を重んじるエリート官僚は大企業になんか遠慮しません。鈴木知事は多摩ニュータウンに計画された大企業の財閥系病院を許可しなかったほどの人。世界都市博にも大企業への配慮はなし。バックとなるのは東京ローカルの民間企業組織や団体、商工会議所です。 世界都市博という盛大なお祭りでバブル崩壊後の沈滞気分を打ち破り、実際の大きな経済波及効果を計画し、江戸時代以降世界最大の都市であり続ける東京の新たな進展のスタートとなるはずだったお祭りは、青島候補とそれに投票したオマヌケな意志によって消えちゃいました。 バブル崩壊後なかなか回復しない景気の中で、自分の生活は安全圏にあるのに、やがて来るかもしれない自分へのダメージに怯える気の弱い無党派と呼ばれる多数派は、多くの中小企業や東京ローカルの企業が現実の経済回復を期待したお祭りを潰しちゃいました。それは、自分は安泰としながら退屈な日常や将来への不安から、自力で頑張ってるユダヤ人や自由に振る舞うジプシーなどを激しく憎んだどっかの多数派さんたちと同じよーにも見えますねえ。自力じゃ何もできない大企業サラリーマンだったら、そんな人もいるのかもしれませんが。そーならないよーに祈ってますけどね。 ふー、よかった、青島不出馬。 でも、すでに、カッペが実権を握る国家レベルの自民党は、東京ローカルの自民党とズレてます。もともと政党に期待なんかないけど、それじゃ済まされない問題も多いし。なにより国家レベルの無駄を貪って地域振興なんかやってる地方政治家が東京を支配するなんつー状況には黙ってないでしょねえ。東京人は。
■ホットケーキとパンケーキ・・・ 99/1/26 うーひひひ 今年初のホットケーキとパンケーキづくりに成功! ホットケーキは厚さ3cmでカボチャの種入り。 パンケーキは厚さ1cmでプレーン。あ、アーモンドを入れたな、ちょっと。 ホットケーキの方は卵も入ってます。 ホットケーキを作ってきて謎だったのは、あのかき混ぜるほど出来上がりがネチっとしちゃうこと。知合いの女の子に聞いたら「だからあんまりかき混ぜないの!」とか言うんですが、それじゃ、ふっくらしませんです。ふっくらしないのなんかケーキじゃないもんね。お料理番組見てたら「冷しておくんです」とのこと。冷しておくとグル化結合だかなんだか(忘れた)するのを防げてネチっとしないとのこと。ネチっとするのはグル化結合のせいだったのか。そー言えばゴハンも炊いたあと時間が経つとだんだんカタクなるのはグル化結合だったよーな気がする。グル化結合は常温で進行するんで炊いたゴハンはパタパタ扇いで冷したのは昔からの知恵なんですね。温故知新、訓詁学はでもキライってな感じ、っと。 で、朝食はめでたくホットケーキとパンケーキ。 頑丈な鉄のフライパンで焼いた目玉焼がレギュラー。 中は半熟で外は軽く焦げるまで焼けるの火加減のマジックですね。 食後はろんぱあミッフィーちゃんを連れて散歩に行ってこよーっと。
■不況?回復するわけないじゃんかあ・・・ 99/1/25 当トレンドアナリストによる円高80円つー予測も円安180円つーのも予測通りだったのでなんとなくつまらないんですが、不況はつまらないじゃすまないですねえ。(^^;) 自業自得とはゆえ企業の懸命のリストラで、ちゃんと計画どおりにクリアしたところは今年から業績が上向くのは当たり前。 で、世界サイテーのジャーナリズムやメディアはこの景気が上向いてきた一部の企業とか業務とか業界だけを取り上げて「景気が上向いたあー」と連呼するでしょー。 それを聞いて、ホントはビンボーな自分も景気がよくなった気になって消費に走るのはバブル期までのおマヌケさんだけ。つまり小室直樹センセイ的ウェバー解釈で解析できかつ対応できるのは、ソコまでっつーことですね。 まあ、木を見て森を見ず…なんて言ったってもーしょーがないのは80年代からの状況だし。“時代の気分”で理解できたりクリアできたりするのもバブル期まで。 “時代の感性”と言った時の浅田彰的解釈はそんなとこにはないです。ニューアカとゆーレッテルなんかどーでもいいけど。 本来“時代の感性”と言った時に示唆されるのは中村雄二郎の『共通感覚論』で引用されてたよーな意味でのマルクスの概念。それは環境=TPOのマテリアルな属性に対応してテクノロジカルな生物の営為を可能にする<input/output>器官としての身体のこと。もちろん心体も含みまーす。 えーとお、不況だっけ。 そー、不況。で、景気はよくなってきたぞっ、てな情報が駆けめぐって、それを真に受けて「よくなったな」なんて思うヤツはいないよ、もう、ってゆーこと。 リストラをクリアした企業が再起しても、リストラされた雇用は復帰しないもんね。 構造変換でクリアされたノイズをどーやって回収するのか? 身軽になった構造のことしか考えないアホにはわかんない問題でしゅ。 そもそもだから問題なんだし、この問題がクリアされる可能性もないから…。 やっぱ、喜劇なのかなあ…。 戦後保守=自民党が豊かな時代を作ってくれたら、保守OK!ってな主張はちょっとオバカ過ぎ。正統と保守の区別に拘ったりするホントは逃げのインテリにはなお理解不能だろーしい。 そもそも「自民党が豊かな時代を作ってくれた」とゆー戯言そのものが間違い。 戦後の経済成長の土台になったのは戦前の統制経済と、戦争による生産設備の破壊と、戦後の傾斜生産による集中だもんね。自民党じゃないよ。企画立案したのはレーニン派。中心人物はロシア革命の年にモスクワ大学を卒業して日本へ帰国してますね。レーニン派は戦後は農地解放とかもやってるなあ。 戦前の統制経済を支えたのは次の3法 銀行融資を通じて経済活動を統制した銀行法。 安い給料でも都会に住めるようにして企業勤務を可能にした借地借家人法。 安い給料でも食べていけるようにした食糧管理法。 もちろん統制経済への移行(それにともなう自由の消失=ファシズム)に反発する事件は続出して、どれも歴史的な事件として記録されてるワケですよね。 お米(天皇の象徴)を作る稲作をないがしろにして、東北の農村を飢えさせ、働き手を企業のサラリーマンや軍隊にとられてしまった怒りが爆発したのが226事件。大正時代に多くの株主を生んだ自由市場経済を銀行と政府による統制経済へ移行させ、経済的自由とともに社会的自由を奪っていったことへの共産党や左翼、アナーキズムといった抵抗。 で、戦争でメチャクチャにやられた戦後の日本は新しいフィールドみたいなもの。生産設備は爆撃で破壊されてるので、新しく導入されるのは世界の先端技術ばかり。そこへアメリカの意向で世界銀行から莫大な融資があって、それを重化学工業に集中。全土を爆撃されたドイツも同じように復興したんですね。 しかも日本じゃ戦前の統制経済の3法はそのまま。去年までそのまんまだもんね。 修正されても骨格は変わらずだし。 そんで、その法律を自由自在に運用するのはエリート官僚。 トレンドを決めるのは産業構造調整会議とか、さ。 自民党じゃないよ、保守でもないし。 問題はエリート官僚に大衆的な感覚がないこと。 まあ、感性が大衆からズレてるってことでしょー。 サブカルなんかの趣味の違いも同じで、イデオロギーの違いより本質的なんだよね、こっちの方が。身体的っつーか。皮膚感覚的に違うわけ。言い訳は通用しない世界でありレベルなんですねえ、これ。
■ソバはアブラ、コーハクはテツヤ、アけたらカゼ・・・ 99/1/13 美味しい年越しソバを食べよーと、サブイ風がヒューヒューのなか、待合せの駅で1時間。場所を間違ってスレ違い。結局一人サビしく油らーめんを食べ、くり返すサイテーの生活にせめてもの求道を見い出すべくウツロな師走でしたん。 徹夜の作業で紅白歌合戦も見られず、寝不足で体調は崩壊。 ビンボーヒマなし、無駄な時間もないので、例によって忘年会からパーティまで断わって徹夜作業をくり返す数週間。救いはVドープのおかげでヒドイ風邪にならずに済んだこと。風邪ひいたかなと思ったけど筋肉痛がチョットあっただけで熱がでたりノドや鼻を痛めることもなかったです。 近所まで来た知人と息抜きにピザ店へ。 厚い生地に具が見えないほどイッパイのチーズがのってる18インチを食べました。 アンチョビでもサラミでもチーズがたくさんかぶさってて見えないとこが特徴とゆーか。日本人がピザを食べはじめた頃の感動をそのままカタチにしたよーなピザです。昔?スパゲティとゆーとミートソースとナポリタンしかなかった頃みたいに。 で、そのピザ屋さんにはもう一つエピソードがあります。 そこは、あのTMNの木根氏や宇都宮氏の溜り場だったとこですね。小室氏を加えたミーティングはそこからさらに先の国道20号沿いのすかいらーく。このピザ屋さんは他にも音楽関係や美大関係の人が溜まってました、よく。
■ユーロ、ガリア戦記以来の夢・・・ 99/1/5 今年から新しい通貨「ユーロ」が登場して話題になってます。 テレビでも毎日どころか毎時ニュースに登場、新聞もユーロ特集ページがたくさんあったりします。 で、ユーロってなーに? と思ったことはありませんか? 何で外国の通貨にこんなに騒ぐのか? まあ11ヶ国が共通の通貨を使うってゆーのは珍しいよーですが、ドルなんてもっといろんなとこで使えるわけだしい…。 名実ともにユーロの中心地になるのがベルリン。ここを舞台にしたコギャルとエンコーは『クリスチーヌ・F』(ベルリンのコギャル問題映画)てなドキュメント映画でかつて話題になりました。話題としちゃ日本との対比なんかもされてたかも。 まあ、社会現象てなもんはどんどん変化するし、どんどん新しいデキゴトも起ります。 でも、その原因になっている社会のシステムとか政治や経済の問題はあまり取り上げられなかったりします。つーか、社会システムや政治経済といろんな社会現象をちゃんと関連づけられる説明がないのと、そーゆー話題にはヒイちゃう人が多いとゆーことでしょーかあ。 クリスチーヌはともかく、ユーロはベルリンそのものの存在意義や、東京へのモストインパクトとしてシカトできない問題ですね。宮崎哲哉さんみたいに「選挙は棄権」とか言ってる、ホントはヒイてるインテリには想像もつかないコトでしょー。 なめちゃあいけないんだよ、現実ってさあ。 リアルってそーゆーこと。 サブカルにも芸術にも、リアルってないもんね。あるのは幻想。 ホントにそこにあるのはマテリアルなTPOとテクノロジーによるアプローチ。 それをどーゆー具合に感覚が受容するかは、人類の感覚の歴史的な蓄積によるもん。それら幻想を大衆の手の届くものにしてくれるのは資本主義だけ。 または、あらゆるものが大衆化するのが資本主義つーか。 都市化、資本主義化、普遍化、POP化… みんな同じじゃんね。 ゲルマン人とガリア人の衝突にローマ人の侵攻。 シーザーのガリア戦記の頃からヨーロッパとゆー意識は芽生えたとか。 衝突をくり返す歴史の現実から生まれたリアルな解決策がユーロ。 欧米のテクニカルタームなんかいじって喜んでるインテリには、リアルな解決策ユーロがどんな意義や深さがあるのか、ソーゾーもできないのかもしれないなあ、と。
■20分の1・・・ 99/1/3 ふー、ピークの年賀状が約300通。 今回でそれを約20分の1まで減らしました。 ここまで何年かかったことやら。 ケリをつけるために今回は一切出さず、E-mailがある人にはE-mailで対応。 もともと単なる社交辞令の年賀状というものは出してなくて、 仕事の宣伝ハガキやプロパガンダカード?風のデザインものを長い間出してました。 ロシア構成主義風の荒荒しいデザインのものを出した時、 女性ライターに「キタナイ」と言われたことがあって意外だったんですが、 相手にとって単なる儀礼でしかないものにも善し悪しの判断を下されるんじゃメンドーだなあ、とゆー思いがあり、そーゆー人からはプロパガンダカードは取り止めることにしました。逆に有名イラストレーターにほめられたりデザイナーに喜ばれたりしたのがプラスだったコトですね。 どっちにしろ今回は無駄な儀礼にサヨナラ。 これは同時に儀礼的な関係そのものにも無縁でいることを目指してる一環なんですが、一つのケリのよーな気がします。