山形国際ドキュメンタリー映画祭(日本) http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/(日本語・英語) |
![]() ドキュメンタリー映画の大きな特徴は「事実」であるかぎり様々なテーマに自由に取り組むことができることですが、 映画監督個人の人間性が、作家としての能力や技術以上に映画の出来に影響するところも一般の商業映画にはあまりない特徴といえるでしょう。 記録映画の力をひしひしと感じられる作品が目白押しです。 99年のデータでは、コンペティションの他にレトロスペクティブ、世界各地域別の特集、 ワークショップなど10以上のプログラムが組まれ、7日間でなんと(!)188作品が上映されました。 レーコの映画祭レポート: 99年10月の映画祭に行ってきました。関西人の私は那須塩原より北東に行ったことがなく、 山形行きの深夜バスに乗った時は海外旅行に行くような気持ちになり、妙にはしゃいでしまったことを覚えています (いつものことか・・・)。 上記のデータどおり大変な数のドキュメンタリー映画が 8会場 で上映されており、一緒に行った友人2人とは「(たくさんの映画を知るために)なるべく一緒にならない」 ようにスケジュールを組んで 山形の街を駆け巡りました。 99年の映画祭期間中はず〜っと晴天で、昼間から映画を見るには忍びないことが多々あり、 そんな時は映画よりも観光重視でお手ごろな 山形牛定食を求めて歩き回ったり、芭蕉の句で有名な 山寺、将棋の駒の産地として知られる天童などに足をのばしたりしました。 個人的なお気に入り:「アンダーグラウンド・オーケストラ」(オランダ/エディ・ホニグマン監督) 大泣き映画:「風とゆききし」(日本/柳澤壽男監督) 大ウケ映画(2本):「美麗少年」「狩りに出る2人」(台湾/陳俊志監督・陳硯儀監督) |
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