2007年の大道芸やサーカスに関する発言の抜粋です。 古い発言ほど上になっています。 また、ここに抜粋したものの他、以下の 写真集や レビューがあります。
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祝日の月曜は風もだいぶおさまって自転車散策日和。 土日に乗れずに運動不足気味だし、と、昼すぎに家を出て、ふらっと渋谷まで。 『ヘブンアーティスト in 渋谷』 を観てきました。2004年から毎年、成人の日に開催されていますね (ちなみに、第1回のときの様子)。 しかし、野毛や三茶のようなメジャーな大道芸フェスと違い、 大道芸が主目的の客がほとんどいないので、観るのは楽なものです。 ま、確かに、気合い入れてわざわざ観に行くほどのラインナップではないのですが。 というか、企画に毎年恒例のフェスとして定着させていこうという気がいまいち感じられないのが、アレです。 ま、渋谷なら片道20分程度ですし、メインが自転車散策でそのついで、という気分で。 と、散策気分過ぎて、デジタルカメラを持ち忘れたので、 写真は携帯電話のカメラで撮りました。
まず観たのは、在日中国雑技芸術団。 去年のみなとみらい21大道芸で観た アクロバット & ローラースケートの女性2人組 (写真) が出ていました。 ステージを用意せず、車道のアスファルトの上でローラースケートの技をやろうとしたのですが、 路面の状態が悪くて断念。これで観客も醒めてしまい、多くの客が去ってしまいました。 その後もアクロバットを演技しましたが、ちょっと可哀想でした。 隣の客が「ローラースケートはまだ技に慣れていないみたいだね……」と言っていて、 みなとみらい21で見せた超絶スピンを見せてあげたいものだ、と思ってしまいましたよ。
続いて Cirque Baroque。 Christian Taguet おらず、男女2人の空中芸をメインとしたミニサーカスでした。 女性空中ダンサーは2005年の三茶 (写真) で観てますが、 今回はパペットショーは無しで、ロープの空中芸のみ。 ベルトの空中芸とバランス芸をやった男性は Xavier と名のっていましたが、 初めて観たように思います。 技・演技は安定していたのですが、 B.G.M.の再生機の調子が悪く、ベルトの演技中に音飛びしはじめ、後半は音楽なしで演りました。 それでも、客もほとんど去りませんでした。素晴らしい。
こんな感じで、トラブルもあって良い状態では観られませんでした。残念。 ま、大道芸の面白さはトラブルも込みではあるんですが、 どちらの演目もトラブルを取り込めるようなものでは無かったですし……。
憲法記念日の3日は自転車散策には汗ばむくらいの日和。 昼過ぎに家を出て自転車散策がてら六本木ヒルズへ。 もちろん、最初の目的は、 恒例のワールドストリートパフォーマンス。
2001年に 大道芸ワールドカップ in 静岡 初登場 (2001年と 2002年の写真)、 2003年には六本木ヒルズでも Faunèmes を上演した (写真集) l'Éléphant Vert が、日本未公開作を2作持って六本木ヒルズに再登場した。3日に2作とも観てきた: レビュー/写真集。
もちろん、l'Éléphant Vert 以外も観ました。 神山 一朗 の『クラフトマン』はいつもの通りでしたが、 つなぎの背中のプリントに、ちゃんと六本木ヒルズのロゴが入っていたのが可笑しかったです。 山本 光洋 は自分が観た回に限って『チャーリー山本』が観られず。 うーむ、これは、劇場へ観に行けということでしょうか……。 山本 光洋 + 神山 一朗 + un-pa 『ぎゃるそんZoo』 では、 普段の銀男 roving では観られない un-pa のユーモラスな面が観れたのが良かったです。
と、大道芸三昧の午後を過ごした後は、 六本木ヒルズ内を66プラザからアリーナへ移動して、 ブラジル北東部ペルナンブーコ州レシフェ (Recife, Pernambuco, Brasil) の男性歌手 Silvério Pessoa のライブへ。 l'Elephant Vert の人たちも観に来ていました。 C'est du propre! に出ていた小柄な男性俳優と女性俳優のカップルが、 客席後方で芝居っ気たっぷりに踊りまくっていて、とても面白かったです。 始めのうちは観ているだけでしたが、 じっと聴くというより踊った方が楽しい音楽でしたし、 途中から自分も、周囲の客数人と交じって、彼らと一緒に インチキなラテンやレゲエ、サンバのステップで踊りまくってしまいました。 おかげでとても楽しいライブが楽しめました。 汗だくで、最後には息がきれてしまいましたが (老)。