●私の銀座・映画館の思い出(東京)text by ダイスケさん

【テアトル東京】

私がはじめて行った映画館は、日本橋の「テアトル東京」でした。1975年で、私は6歳か7歳。上映していたのは「恐竜の島」。映画のラストシーンを未だに覚えています。よほど衝撃だったのでしょう。
テアトル東京」と聞いて、おっ? と思ったかたもいらっしゃるでしょう。東京で初めてシネスコープのスクリーンを導入した映画館で、今のセゾン劇場の場所にありました。地下には「テアトル銀座」という名画座を併設しており、ここでは定期的にディズニー映画がかかりました。私はここで母親に連れられ『メリー・ポピンズ』を見ました。お調子者のバートと、よぼよぼの銀行の頭取が同じ俳優が演じていると説明され、にわかに信じがたかったことを憶えています。

【日本劇場】

次に記憶に残っている映画館は数寄屋橋の「日劇」で、演目は『スターウォーズ』でした。今の銀座マリオンです。1977年当時は、朝日新聞本社ビルに日劇が入っていて石造りの時代がかった建物だったのです。
そうです。スターウォーズのあの革新的な映像は、古めかしい劇場の、ビロードの幕に隠されたスクリーンに上映されていたのです。
『恐竜の島』から『スターウォーズ』までわずか2年。『恐竜の島』のSFXスタッフは『サンダーバード』と同じですから、だいたい想像つくでしょう。いかに『スターウォーズ』が衝撃だったか!
ちなみに、私の手元にある当時の映画パンフにはしっかりと「日本劇場」と書いてあります。私にとってスターウォーズは、「帝国の逆襲」の前に「日劇で興奮」だったのです。

【日比谷劇場】

この映画館は今の「日比谷シャンテ」のところにありました。
ココも古めかしいロビーがあってビロードの床のような劇場だったのです。
ちなみに私はここで『レイダース』を観ています。ヒロインのアリオンがミイラの洞窟に落ちて、ミイラの口から蛇が出てくるシーンを、小学生だった私は「ひえー!」と呟きながら観ました。
この映画館は、オトナな感じがしてとても好きでした。日比谷のシャンテと宝塚劇場の間を抜けて帝国ホテルに抜けるところは、古めかしい石造りの劇場が並んでいて風情のある場所だったんです。昔の“T-アヴェニュー”ですなあ。この映画館が「シャンテ」などというショッピングモールになるって聞いたときは残念でした。

【松竹セントラル】

ここは、東銀座の駅のところ。今もあるけど、リッパな松竹本社ビルになっちゃってる。当時は本当にボロボロの倒れそうなビルでした。
同級生の知り合いがボイラー室にいて、よく裏から入れてもらいました。ここで映画をみて、6階の松竹ボウルでボウリングをして、三原橋の怪しい地下喫茶店に移動して夜までだらだら、というのが中学時代の行動パターンでした。
想い出の映画は『戦場のメリークリスマス』。平日午前に制服で見て、出てきたところをテレビのレポーターに「映画のご感想を!」って取材された。愛想よく応対したら、ばっちり放送されて、学校をサボったのがバレバレ。サッカー部の顧問に呼び出されてこっぴどく叱られました。懐かしくも情けない想い出です。でも、映画は感動して懲りずに何度も観た。ボイラー室から入ってね。

【シネ・ラ・セット】

有楽町駅の裏にある、小さな映画館です。昔の名前は忘れちゃった。有楽名画座とかそんな感じだったかな。
100人程度の古くてぼろい客席。部屋全体が歪んでいます。座席の間の通路も、まるで新幹線の通路のように左に寄っている。ロビーは階段の「踊り場」みたいな場所で、トイレに行くのにも、もぎりのお兄ちゃんの前を通らねばなりません。
しかし、これらの不利を吹き飛ばす企画力でコンスタントに足を運ばされてしまいます。
最初にここに来たのが周防正行監督特集のとき。彼のデビュー作『変態家族・兄貴の嫁さん』をここで見ています。日本のマニアものをやったかと思うと『アメリ』『ブラス!』など突然ヒット作を上映します。先日、映画館の前を通りかかったら『ビリーワイルダー特集』という看板が目に入り、思わず入ってしまいました。
ここは、そういう油断ならない映画館です。

【ヤマハ・ホール】

映画館かというと異論もあるでしょうか、私にとっては映画館です。
中学生のとき「ぴあ」で『ガンジー』の試写券が当たって来たのが最初。映画も面白かったけど、なぜだか激しく下痢をしてしまい、ヘッピリ腰で夜中の銀座を歩いていたことを強烈に憶えています。
その後、何度も試写会で来ています。ここは古きよき劇場の形を残していて好きなんですね。石造りの階段も、古めかしい椅子も、売店があるウェイティング・バーも、銀座らしいな、と思うのです。海外のミュージカルだと幕間にお酒を飲んだりするでしょ。あのスペースがあるんです。窓の外に夜の銀座を俯瞰できます。今なら資生堂ホールが目の前ですね。映画の間に、酒を出してくれてもいいのにな。

あと、この前、日本橋明治屋近くの路地裏の試写スペースで『海辺の家』を見た。
マニアックでかっこいい場所だったなあ。

・・・さて、もちろん、銀座以外でも映画はみております。
大学生になると、カッチョつけて「渋谷ユーロスペース」で芸術作品を見たり。マイナー系ぴあフェス作品は「中野武蔵野館」で見てる。わかりもしないくせにコ難しい顔をしたい年頃だったんですねえ。ただ、下町っ子の私にとって、渋谷・新宿から西側に出るのに心理的な壁を感じるのは事実。「あっち」で映画を見に行くときは、ちょっと構えちゃうんですね。銀座みたいに普段着にサンダルで出かける、という気分になれないんです。改めて銀座は私のホームグラウンドなのでしょう。
あと、地方。
宮崎、松江、釧路、松山、などでも映画を観てます。若い頃テント担いであっちこっち行くのが好きだったので、時間があまると映画館に入りました。地方の映画館のマイナーな雰囲気が嫌いではありません。外国でも、マニラ、ロンドン、アデレードなどで見てます。映画はどこでも面白いし、リラックスできるし、なにより安い!
忘れられない思い出は15歳のとき。
夏休み、アメリカ東海岸のド田舎の高校の寮に1ヶ月いたんです。
このとき、週末の夜に食堂に生徒が集まって『スティング』を見ました。その寮の夜の匂いと、網戸の外の虫の声を、いまでも覚えています。ちょうど『サイダー・ハウス・ルール』のワンシーンみたいな感じだった。軽快なラグタイム・ピアノのテーマ曲を聞きながら、アメリカだなーって思った。
あれ以来、ポール・ニューマンが大好きです。『ハスラー2』はトム・クルーズじゃなくポール・ニューマン。『ロード・トゥ・パーティション』もトム・ハンクスではなくてポール・ニューマンを観るのだああ!
ちなみに知り合いがロデオドライブで見たという実物のポール・ニューマンは気が狂うほど格好よかったそうです。

私は思うのですが、映画というのはやっぱり、街も、劇場も、雰囲気も、そのときの人生の状況も、すべてコミなんですね。
最近、楽しかったのはこんなやりかたです。
友だちが、海沿いにオンボロの小屋を持っているのだけど、この家の壁一面にシーツを張って、パーティ映写機(3万円)とDVDプレーヤー(2万円)を持ち込んで即席映画館を作りました。
酒と音楽と映画。窓の外からは海の音。
いい時代になりましたねえ。
上映したるは『ブルース・ブラザース』。
酔っ払ってみんなで踊りまくって楽しかったなあ。
ま、いずれにせよ、いつまでも、肩肘張らずに、ビールとポップコーンで映画を楽しみたいものです!
映画はやはり、究極の娯楽ですからね。
こまけーこと言うなよ、楽しもうぜ、これが私にとっての映画なのです!
では、思うままに書きましたが、このへんで、お後がよろしいようで。
ダイスケくんでした! ぽよよん。


ダイスケさま、原稿いただき、ありがとうございました!「普段着にサンダルで出かける銀座」なんて書けるあたり、ほんとに江戸っ子ですねえ。映画館の思い出がこれほど生き生きしていると、私もつられて初めて母に連れていってもらった神戸の映画館のこと、思い出してしまいました。私も思い出の映画館、追加したくなりました。
旅先の映画は、私もけっこう好きですよ!深夜バスを利用したひとり旅のときなんかは、時間つぶしに大活躍でした。で、こうやって観た映画って、なぜか普通に観たときより印象に残るんですよねー。不思議です。浜辺の即席映画館、うらやましい〜!いつか私も自宅ミニシアター実現しますよ!

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●三鷹オスカーその他 (東京)text by わみきさま

その1
ところは吉祥寺の近鉄デパートに近い映画館。私は格調高い ヨーロッパ映画を観るつもりだったけど、3館の入り口が一緒だから 間違ったらしいんだ、これが。なんと、『死霊の盆踊り』が始まったんだよね。 ま、思い切り笑えたから決して後悔はしてないけど。

その2
ところは今はなき三鷹オスカー。よくあんな汚い映画館にあしげく 通ったもんだ。もぎりのおばさんが『殺しのドレス』の女装した マイケル・ケインにそっくりだった。

その3
ところは吉祥寺の近鉄デパートに近い映画館。今日はカルトだ、『シャイニン グ』。 これほど場内がひとつとなり笑いの渦と化したことはなかった...。 ありがとう、ジャック・ニコルソン!君のことは忘れない。ラブ・ユー・フォーエ バー!

その4
普段忙しくて話すこともできなかった父がときどき映画に連れて行ってくれた。 ロッキー、キャリー、エイリアン、ゴッドファーザー...。当時話題になった 映画ばかりだったが、何よりも父の側にいられるのが嬉しかった。 その父ももういない。昔観た映画や通った映画館を思い出すたびに 過ぎてしまった月日が無性に恋しくなる。


わみきさまさま、原稿ご提供ありがとうございます。女装マイケル・ケイン似 のおばちゃん、私も見たかった。でも、私が『シャイニング』を見に行った時はみんな凍りついてたんですけど・・・。『時計じかけのオレンジ』と併映で、当時10代だった私は後で熱出しちゃった。(2000年11月 レーコ)

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●スペース・ベンゲット(京都・大宮)text by ぴーろん

ベンゲットというグループが中心となり、大学生のボランティアの手によって運営されていたシネマテーク。

年代、ジャンル、国籍を問わず、意欲的な番線を組み続けた。1F、2F にあったテナントの北海道料理屋「石狩」も現在は撤退し、建物自体が閉鎖されている。それは映画 "館" というより、小さな映画小屋だった。座席は取り壊された喫茶店やスナックから調達したもので、ソファのような居心地の良いものもあれば、15分座っているだけでお尻の痛くなるものもあった。

当時、京都の大学生だった私は、ゼミでエイゼンシュテインの映画について発表することになっていたが、いわゆる映画の教科書に載っているような作品は、恥ずかしながらほとんど見たことがなかった。そんな俄か映画研究生のために、ベンゲットは常に恰好の特集を組んでくれていたのである。

京都は、東京に比べると田舎であるが、上映される映画の質では東京に引けを取らなかったと今でも確信している。それにはベンゲットのお蔭もある。教養のための映画と娯楽のための映画を区別することなく、リュミエールの『列車の到着』から塚本晋也の『鉄男』まで、いろいろな価値観でおもしろい映画を提供し続けた、京都で唯一の映画館(小屋)、今は無きベンゲットに感謝!

(参照 : http://www.aa.alles.or.jp/%7Egeist/theater.html,「映画館を訪ねて」)


ぴーろんさん、原稿ご提供、ありがとうございます。私、ベンゲットは知らなかった。他の京都の友人にさっそく尋ねたところ、「飲み屋の中から行くねん」と言ってました。そ、それにしてもエイゼンシュテインの映画の発表なんて・・・「戦艦ポチョムキン」買っただけでまだ見てない私は、どうしたらいいんでしょう。とほほ。(2000年11月 レーコ)

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●大毎地下劇場・毎日文化ホール〜そして三越劇場 (大阪・北区)

2000年現在、20代の後半以上で、映画好きな関西人なら、知らない人はいない有名なリバイバル館。
毎日新聞社の社屋の地下にあったのが大毎地下劇場、11〜12階部分にあったのが毎日文化ホール。低料金で2本の映画が見られる貴重な映画館でした。社屋の移転に伴い閉鎖され、今は影も形もなくなってしまいましたが・・・。

当時、2本立てが800円の大毎地下劇場のことを「大毎(ダイマイ)」、その上をゆく2本立て400円の毎日文化ホールのことを「(大毎の)上の方」と呼び、サンドイッチと飲み物を片手にこの2館をよくはしごしました。個人的には「上の方」のラインナップが好きだったな。スクリーンがよく見える2階席(12階)が好きで、11階から入館すると必ず階段を駆け上がって席取りしてました。座席はかなり古くて、よくあんな座り心地の悪い椅子の上で何時間も映画を見れたもんだな〜と今になって思います。若かったのね。

そして、この2館がある場所からちょうど1駅分離れた三越百貨店の8階にあったのが三越劇場。赤い絨毯にきらめくシャンデリア、デコレーションケーキのみたいな模様の壁で囲まれたロココ調ロビーは、下品の一歩手前のような気がしてしようがなかったけど、そこは老舗の三越。「三越だからいいの」と納得させられてしまうのでした。ラインナップは今の東京ならル・シネマ系かなあ。いつも落ち着いた雰囲気が漂ってたお気に入りの映画館だったのに 阪神大震災で潰れてしまいました。

これら3館が教えてくれた世界中の作品はいったいいくつになるんだろう。ぴーろんさんじゃないけれど、東はロシアのタルコフスキーから西はスウェーデンのベルイマンまで、大陸を横断し映画の世界をズバーッと広げてくれた、まさに先生のような存在でした。今、跡形もなくなってしまったことがとても悲しい。
「まぼろし映画館」(http://www.tky.3web.ne.jp/~bkbn/)でありし日の映画館を見ることができます(2000年11月 レーコ)。

個人的なはまり映画

毎日文化ホール:「ラ・パロマ」「フェイド・トゥー・ブラック」
三越劇場:「ファニーとアレクサンデル」

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●三大井武蔵野館その他4館(東京)text by キム・パプコ

昔は渋谷に住んでたので、都内のどこでも「観たい!」と思って30分後には映画館の前にいました。
今は渋谷の家もなくなり、当時通っていた映画館もめっきり姿を消してしまいました。でも、そのときどきに観た映画はしっかりこの胸に焼きついています。そんな私の忘れられない映画館をボチボチご紹介します。

<あいうえお順>

大井武蔵野館(閉館)

大井町にあった、温もりを感じる二番館。最後に見に行ったのは、周防正行監督のロマン・ポルノ『兄貴の嫁さん』だった。ロードショーで『シコふんじゃった』を観た翌日で、早速私の足は周防作品を追っかけていたのだ。その晩、飲みに誘ってくれた男の子たちに「今日は、大井町でどうしても見なきゃいけない映画があって…」と断ったら、早速ぴあをチェックされ、白い目を向けながらも「オッサンに気をつけて!」と見送ってくれた優しさとともに思い出される。しかし、このとき館内は意外にもモンド系・渋谷系・アート系な若き男女でイッパイでしたね。余談ながら、小津魂あふれる『兄貴の嫁さん』は、皆さん一度は観てくださいね。(お暇な場合に限る)

大塚名画座(閉館)

大塚駅前から都電の線路を越えると、小さな雑居ビルの上にあったプチ・サイズの映画館。客席の小ささでは銀座並木座にも軽く勝てそうだった。スクリーン中央部の席だと、どこに座っても前の人の頭でスクリーンの下半分が見えなくなるのは必須だったので、私の定番席は右の壁寄りにあった二人席。なにせ小さな劇場だったので、右方向から歪んだ画面を眺めてるって気分は避けられないのですが、常連ともなると気にもなりませんでした。今でも、ジャック・ニコルソンがまだヤンチャな兄ちゃんだった『ファイブ・イージー・ピーセス』なんて映画は、この劇場とともに思い出されます。

新宿ローヤル(閉館)

新宿東口の丸井の裏手、地下への階段を降りていくとあった、"男の汗と砂の匂い"がした(モチロン比喩的に)とにかく男クッサーイ映画館。観客の80%は男性で、しかもいつも満席に近い。けして、お色気路線の映画などはかけず、ひたすら硬派のアクション物ばかり。ペキンパー二本立て『ワイルド・バンチ』&『戦争のはらわた』とか、W.オーツ特集『デリンジャー』&『ガルシアの首』とかね。そんなラインナップのせいか、常にクールなムードが劇場に漂っていた。う〜ん、MANDAM。(わかるかなー?)男性濃度が高い割りに、女の子一人で行ってもジロジロ見られるようなことはなく、妙に居心地よかったのでした。

八重洲スター座(閉館)

東京駅八重洲口を出たら八重洲大通りに出て左手、今は高速バス発着所になっている場所にかつてあった名画座。細い階段を降りて行くと、踊り場に切符売り場があり(この辺りから既に暗い)、そこをさらに地下2階ぐらいまで下りていくと劇場があった。なぜか、客席内にトイレの入り口があったせいで上映中にトイレに行く人も結構いて、便利なようで迷惑な作りだった。文字通りアンダーグラウンドな雰囲気もあったが、ここでは隔週で”ピンク映画”もかかっていたので、ちょっと入るのに勇気が要った。そのせいか、うっかり武智鉄二監督のヘンテコな映画(佐藤慶が色んな意味でガンバッテタ『白日夢』とか)を見たなどという記憶ばかりが残っている。もちろん良質の映画、たとえばヴィスコンティ二本立て『イノセント』と『ルードヴィヒ神々の黄昏』なんて高尚(?)なものもかかってたんだけど。しかし、このときは寝ました。不覚。

早稲田松竹<現存>

高田馬場から早稲田へ行く途中にある、老舗の二本立て館。私の映画館通いが始まったのはココから。けしてキレイとは言えない映画館だったのに、とにかく何度もまた来たい気にさせられた。無垢な心にアメリカン・ニュー・シネマの洗礼を受けたせいか。日曜の朝イチの回には、必ず開館前に並んでいたっけ。ココへ来ると今でも初心に戻る気がする。『スケアクロウ』なんか観て、アル・パチーノが道に佇む冒頭から涙ボーダしてたイタイケな頃も思い出させる。一時は、「たけしの元気が出るテレビ」のロケで"半魚人"が現われ、早稲田の学生を驚愕させた(?)こともある。長いこと老舗らしさ漂う外観でしたが、いつの間にか改装され、今では単館ロードショーをやっててもいいくらい、センスのよさげな劇場に。映画上映前に必ず映される、テリー・ギリアム制作かと見まごう「映画鑑賞中の注意」もお茶目。


渋谷生まれの渋谷育ち、掲示板でもお馴染みのキム・パプコさんの登場です。9月のHP立ち上げ時からしつこくお願いしていた甲斐あって、一気に5館分の原稿を寄せてくれました。こうして読むと、行ったことのない映画館の姿が浮かんでくるような気がするから不思議です。またお願いしますね!(2000年12月レーコ)

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