森美術館, 2006/10/14-2007/01/08
高解像度高速度カメラによるスローモーション映像を使った
静止画・絵画とビデオの狭間の表現を堪能できた。
六本木ヒルズ66プラザ, 2006/05/04
9mの高さのフレキシブル・ポールの上の50cm四方程度の足場でのバランス芸は、
比較的淡々と展開していたが、
圧倒的な高さで充分に引きつけられた。
第五位
タムラ サトル 『14の白熱灯のための接点』 (美術展)
ギャラリーQ, 2006/07/24-2005/08/05
ブロワがゴーゴー、接点火花がバチバチ、白熱灯がピカピカ。
問答無用にそれだけな所も潔かった。
第六位
Olafur Eliasson, Your Light Shadow (美術展)
原美術館, 2005/11/17-2006/03/05
光の反射や屈折を駆使し、
仕掛けはシンプルながら変化に富んだ光の造形がとても楽しめた。
第七位
伊東 豊雄 『建築|新しいリアル』 (建築展)
東京オペラシティアートギャラリー, 2006/10/07-12/24
単純な反復パターンになることを避けつつ
構造を生成できるシンプルなロジックを考え、
それを実現する工法を工夫して、という
問題意識やプロセスが興味深かった。
東京アートミュージアム, 2006/04/07-07/30
山という「自然」を対象に採りながら、
製鉄所の構造が岩山に、そこから吹き上がる蒸気が雲になったような、
自然・人工物という観点とは直交した美学を感じた。
第九位
テアトル・ガラシ × ク・ナウカ・シアターカンパニー 『ムネモシュネの贈り物』 (演劇)
ザ・スズナリ, 2006/06/13
ミニマルな舞台美術や音楽や照明・映像を使い方などは普通に洗練されていたが、
それより、動物的というか鳥を思わせる欧米的なものと違う動きが面白かった。
メゾンエルメス 8階フォーラム, 2006/06/02-2006/08/31
いきなり見知らぬその女性のプライベートルームに
一人間違って踏み込んでしまったかのような、
なんともいえないバツの悪さを感じてしまった。
番外特選
『越後妻有アート・トリエンナーレ 2006』 (アートイベント)
十日町市, 津南町, 2006/7/23-9/10
金曜夜発日曜夜着で5時間程しか睡眠を採らない強行軍だったが、
同好の友人たちと一緒に観る楽しみを堪能できた。