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ブラジル (Brazil) の音楽について

2004年4〜8月頃のブラジル (Brazil) の音楽に関する一連の発言の抜粋です。 古い発言ほど上になっています。 リンク先のURLの維持更新は行っていませんので、 リンク先が失われている場合もありますが、ご了承ください。 コメントは談話室へお願いします。

- 若林, 東京, Thu Apr 29 23:44:57 2004

一ヶ月ほど前になりますが、ブラジルはサンパウロ (Sao Paulo, Brazil) のレコードショップから 小包が届きました (フォトログ)。 いつもお世話になってるいきつけのレコードショップ El Sur でも、 より専門的にブラジル物を扱っている中南米音楽でも取り寄せられなかったものがいくつかできてきたので、 もやは自力でやるしかないか、と一念発起。 新品・中古共に扱っているショップを探してオーダーをかけてみたのでした。 そんな感じで手に入れたCDを軽く紹介。

Die Klarinetmaschine (YBrazil?, YB?CD003, 1999, CD) (レビュー) が気に入っていた Nouvelle (Nouvelle Cuisine) の Luca Raele が参加する clarinet ensemble Sujeito A Guincho のデビュー作 Sejuito A Guincho (Eldorado, 946065, 1995, CD) をやっとゲットしました。くー。このアルバムのときは 4tet なのですね。 選曲からしてハジけてる Die Klarinetmaschine と比べると地味な気がしますが、 clarinet の柔かい音が作りだすハーモニーにも適度な緊張感があって気持ちよいです。 Tom Jobim や Keith Jarrett の曲もやってます。

5tet での Die Klarinetmaschine (YBrazil?, YB?CD003, 1999, CD) のときの Sujeito A Guincho のメンバーである Luis Afonso "Montanha" が やはり clarinet 奏者 Henri Bok と組んでの2重奏 Duo Clarones, Duo Clarones (YBrazil?, YB?CD012, 2001, CD) というのも買ってみましたが。嫌いではないですが、地味です……。 YBrazil? というと、どうも Brazilian club music のレーベルと紹介されがちですが、 この手の "New Music" 的なリリースもあるんですよー。日本に入ってくる気配は無いですが。 この手のリリースはもう一枚あります。 Duo Quanta, Duo Quanta (YBrazil?, YB?CD018, 2002, CD) は、Paolo Dantas-Barreto (violincello) と Fritz Dobbert (piano) の duo。 ポルトガル語のライナーノーツということで、どういう背景があってどういう曲を演奏しているのかよくわからないのですが……。 ブラジルの作曲家を取り上げて演奏しているようです。 20世紀モノといっても非調性モノではなく、やっぱり、choro っぽいんでしょうか。 このジャンルはあまり詳しくないので、当てずっぽで言ってますが……。

YBrazil? だけでなく Pau BrasilNucleo Contemporaneo といったサンパウロの独立系レーベルやその界隈のシーンを、 この談話室では細々ながら一応フォローしてきているわけですが (過去ログ 1, 2, 3)。 サンパウロ界隈だけでなく2000年前後からブラジルの独立系レーベルはかなり面白くなってきているように思います ("Small labels have a go", All Brazilian Music, 2000)。 2001年には独立系レーベルの協会もできていますし ("Independent labels start association", All Brazilian Music, 2001)。 2002年くらいから All Brazilian Music のニュースの更新が止まってしまい最近の動向は追えていないのですが。去年末に 「ルーラの時代のミュージシャンたち」 という記事が『ル・モンド・ディプロマティーク日本版』2003年12月に載りましたね。 ブラジルの独立系レーベルを巡る状況が政治経済的な社会背景と共に紹介されていて、とても興味深いです。 「ブラジルでは、オフィシャルな音楽市場の95%以上が、大手メディアに乗ったメジャー系レーベルで占められている」って、 自分が独立系レーベル物を中心に追いかけていたので「5%しか無かったのかー」と意外でした。 なんか、1990年代後半にフランス (France) で言われた「ミッテラン時代のフランスの音楽」 (実際に Various Artists, Les Annees Mitterrand (Mercury, 528 256-2, 1995, CD) というアンソロジーもリリースされた) っていうのを連想させられるところもあって、こういう論調自体がフランスらしいかも。 ま、保守政権になってからもそれなりに展開があるわけで (だから こういう特集を組んだりしました)、 革新政権だからオルタナティブな音楽シーンが栄えるとかそういうのは、あまり関係ないと思います。 ブラジルで今のような独立系レーベルが活性化し始めたのは2000年前後で、 ルーラ政権発足 (2003年) より前ですし、 独立系レーベルの隆盛と労働党政権の登場は因果関係があるというよりも、 ブラジルの社会的な雰囲気の変化を写しだした2面なんでしょうね。 Tom Ze の新作 Imprensa Cantada (Trama, 2003) の直截的な政治的コメンタリ (参考) の 社会的背景もここらへんどにあるのかもしれません。 しかし、「ルーラの時代のミュージシャンたち」の中で

彼は詩人のアルナルド・アントゥネスと歌手のマリーザ・モンチとともに、アルバム「トリバリスタス」を制作した。この「アンチ・ムーブメント」なアルバムは、1年前からブラジルにセンセーションを巻き起こし、希望に満ちたニューウェーブの代表例になっている。労働党政権の登場によって生まれた希望だ。

って言及されているわけですが。この Arnaldo Antunes / Carlinhos Brown / Marisa Monte Tribalistas (Phonomotor / EMI Brasil, 542148-2, 2002, CCCD; レビュー) が、独立系レーベルからではなくメジャーから、 それもCCCDでリリースされているというのが、皮肉というかなんというか……。 ブラジルは海賊盤が市場の半分以上を占めるほど出回いる (参考) こともあってか、 メジャーのリリースするブラジル盤はどんどんCCCDになっています (独立系レーベルでCCCDのリリースは出合ったことはありません)。 「ルーラの時代のミュージシャンたち」を読んでいると、 Tribalistas もいっそのこと独立系レーベルに活動の場を移してCDでのリリースにすることはできなかったのかと思わずにはいられません。

- 若林, 東京, Thu May 6 0:02:01 2004

ちゃんとしたレビューを書く気がしないので、先日のブラジル (Brazil) の音楽の話の続きを。

ブラジルはサンパウロ (Sao Paulo) を拠点に活動する女性歌手 Monica Salmaso の新作 IaIa (Biscoito Fino, BF559, 2004, CD) が出ています。 過去2作 Trampolim(Pau Brasil, PB012, 1998, CD) と Voadeira (Pau Brasil / Eldorado, 278103, 1999, CD) (関連発言) は、 サンパウロの独立系レーベル Pau Brasil からのリリースでしたが、 新作は、リオデジャネイロ (Rio de Janeiro) のレーベル Biscoito Fino から。 といっても、今まで通り、Pau Brasil の bass 奏者 Rodolfo Stroeter の制作で、 Pau BrasilNucleo Contemporaneo といった ECM 的なレーベルを拠点に活動している jazz / choro 系のミュージシャンをバックに、 YBrazil? のスタジオで録音されている、 という、いかにもサンパウロな制作になってます。 Toninho Ferragutti の accordion (関連発言) や clarinet 五重奏団 Sujeito A Guincho (関連発言) をバックに歌ってたりして とても気持ちよく聴かれます。が、決め手に欠けるというか一癖足りないというか……。

ちなみに、Monica Salmaso の新作をリリースした Biscoito Fino は、2000年前後に Francis and Olivia Hime (piano 奏者と歌手の夫妻) が設立した リオデジャネイロの独立系レーベルです。 やはり Rodolfo Stroeter 制作の最近の Joyce のアルバムのブラジルでのリリースをしてたりします。 リオデジャネイロの独立系レーベルといえば、最近の Hermeto Pascoal のアルバムをリリースしている Rob Digital もなかなか面白そうなレーベルです。 いまいちフォローし切れていませんが……。 サンパウロのレーベルの方がセンスがヨーロッパのレーベルに近いという印象もあって とっつきやすいんですよね。 ま、サンパウロの独立系レーベル同様、リオの独立系レーベルにも頑張って欲しいと思っていますが。

Salmaso に触れた以前の発言というのは Zizi Possi からの流れだったわけですが。その時に聴きたいと言っていた Valsa Brasileira (Velas, 11-V020, 1993, CD) を、先日のサンパウロからの通販で無事入手。 Velas は Ivan Lins のレーベルですが、制作は Possi 自身で、 Benjamim Taubkin (piano,keyboards)、Guello (percussion)、Jether Garotti Jr (piano,keyboards) と clarinet が奏でるシンプルな音をバックに歌ってます。 録音も良いので、ミニマルな音作りも生きています。 しかし、全面的に clarinet がフィーチャーされているのにミュージシャンのクレジットが無いので、 誰が吹いてるのかますます気になります。 Nailor "Proveta" Azevedo じゃないかと思うんですが、どーでしょう? 前後のアルバム Sobre Todas As Coisas (Eldorado, ELDCD7074, 1991, CD) と Mais Simples (Marcury / PolyGram (Brazil), 532 711-2, 1996, CD) とに共通する雰囲気のある秀作だと思います。が、この3作を続けて聴くと、 やっぱり、最初に聴いた Sobre Todas As Coisas が一番好きかしらん。

しかし、最後の Mais Simple で PolyGram に出戻ったものの、 メジャー PolyGram を飛び出して ミュージシャンの自由がきく独立系レーベル (Eldorado、Velas) から出直したからこそ この Zizi Possi の三部作は生まれたとも言われているところもあったりします。 やっぱり、独立系レーベルって重要だよなぁ、と、つくづく思います。

- 若林, 東京, Wed Jul 28 23:53:36 2004

一ヶ月近く経って前の発言が消えかけていますが、 7月頭の中南米音楽のセールで買った ブラジル (Brazil) の音楽のCDについて少しずつ書き溜めていたものを。

Ná Ozzetti, (Núcleo Contemporâneo, 110189, 1994, CD) は、1970〜80年代に São Paulo で活動した Grupo Rumo のメンバーだった女性歌手のソロ名義の第二作です。 兄 (弟?) の violão (guitar の一種) 奏者 Dante Ozzetti の制作・編曲で、 ex-Grupe Rumo の Luiz Tatit や、 Grupo Rumo と同じく1980年前後のサンパウロ (São Paulo) の ライブハウス/レーベル Lira Paulistana 界隈で活動していた Itamar Assumpção との共作曲を中心に演っています。リリースしているレーベルからわかるように、 Núcleo ContemporâneoPau Brasil といったレーベルの界隈で よくみかけるミュージシャンがバックアップしてます。 Ozzetti の歌声も凛というには少し丸さがある感じで、いい感じです。 しかし、1990年代前半という微妙な時期に制作されたせいか、 最初の数曲は reggae や funk のリズムのキレがイマイチ。percussion 奏者が João Parahyba なのに、どうしたものかという感じです。 しかし、中盤以降良くなります。 Hermeto Pascoal の演奏が特に凄いというわけでもないですが、彼が参加した3曲とか良いです。 といっても、George Bizet, "Carmen" での Pascoal のソロはかっこいいです。 間を巧く使ったアレンジも不穏な感じでベストトラックだと思います。 最近は大物 MBP 歌手の豪奢なストリング編曲・制作もアレな Jacques Morelembaum も、 このアルバムでは歪んだ cello の響きで切り込んでくる感じが良いです。

さて、Itamar Assumpção や Grupo Rumo と共に Lira Paulistana から出てきたミュージシャンの一人に Arrigo Barnabé がいます。彼の制作で彼の曲を弦楽五重奏団を背景に女性歌手が歌うという、 Tuca Fernandes & Quinteto Delas, Luar -- Canções de Arrigo Barnabé (YBrazil, YBCD019, 2004, CD) というのも、一緒に買いました。 時々調性から外れる感じが怪しげとはいえ、普通にメロディアスです。 もう少し癖が欲しいかしらん。 この界隈はあまりちゃんとフォローできていないのですが、 Arrigo Barnabé, Gigante Negão (Núcleo Contemporâneo, NC004, 1998, CD) というのを、以前に入手済みです。こちらでも、Tuca Fernandes が歌ってますが、 Barnabé 自身も演奏してるし、Itamar Assumpção も参加してます。 管楽器もフィーチャーしていて、ギクシャクした jazz rock 風味の音です。 いろんな質の声が聴こえるところが、ちょっと演劇的な印象を与えます。 凄くいいというわけじゃないですが、Luar よりは好みかしらん。

ちなみに、1979年にオープンした Lira Paulistana を拠点に Arrigo Barnabé, Itamar Assumpção, Grupo Rumo といったバンドが形成したムーブメントは、 Vanguarda Paulistana (サンパウロ前衛派) と呼ばれています。 ちなみに、2000年には Lira Paulistana 21周年のイベントが行なわれたようです ("Evento comemora 21 anos do Lira Paulistana", CliqueMusic, 2000/8/7)。 21周年とは、また半端な……。 その翌年には、リオデジャネイロ (Rio de Janeiro) で Vanguarda Paulistana の ショーケース的なコンサートシリーズも開催されていたようです ("Vanguarda paulista ataca no Rio", CliqueMusic, 2001/10/1)。 この頃、ブラジルでは "Vanguarda Paulistana" の再評価がなされていたようです。 しかし、Arnaldo Antunes は "Vanguarda Paulistana" の次の世代だと思うので、 リオのラインナップに Antunes が入るのは、判らないわけではないですが違和感があります。

Vanguarda Paulistana は1980年前後に Lira Paulistana を拠点に出てきた rock / pop 寄りのバンドに限って使われるようで、 例えば Grupo Um (関連発言) は Lira Paulistana からリリースされていましたが Vanguarda Paulistana に含められることはないように思います。 だた、Vanguarda Paulistana を含むより広い視野で見た系譜もあるようで、 ブラジル音楽情報サイト CliqueMusic では Vanguarda (前衛派) としてまとめて紹介されています。 この記事では、Tropicalismo や Vanguarda Paulistana といった pop / rock 的なものも、 Hermeto Pascoal や Egberto Gismonti といった jazz 的なものも一緒に語られています。 ただ、ポルトガル語ということもあって固有名詞しか追えておらず、その間がどう繋がっているのかはよくわかっていません。 ちなみに、この記事は Vanguarda Paulistana で終っています。 その後を続けるとしたら、 Arnaldo Antunes や Nouvelle (ex-Nouvelle Cousine) といったあたりが続いて、 さらに Sampa Nova にまとめられているような club music シーンが続き、 その一方で、Pau Brasil 〜 Núcleo Contemporâneo 界隈の jazz / choro 的なインストゥルメンタルな音楽のシーンも並行してあって、 YBrazil レーベルがその間を繋いでいる、という感じになるのでしょうか。

『ブラジル:ボディ・ノスタルジア ― 9人の作家による現代美術展』 (Brazil: Body Nostalgia) @ 東京国立近代美術館 に関連して7/3に開催された講演会 中原 仁 「トロピカリア:音楽・美術・映画・演劇のミックス・アート、その歴史と現在」 (関連発言) では、 このブラジルにおける Vanguarda の系譜を追って紹介してくれるのではないか、 と期待していたところがちょっとありました。 実際はもっとメジャー寄りの話で終ったわけですが、それはそれでアリとは思います。 しかし、この講演会を聴いて「やはりこういうのは自力でフォローせねば」と思いました。 去年 Hermeto Pascoal の強化ができて、次に強化すべきは手薄な Vanguarda Paulistana 界隈かな、と思っていました。 上に挙げたセールで買った2枚の選択は、そういう気分の反映だったりします。 しかし、この界隈の音楽について系譜立てて紹介したいいテキストって、 英語でも日本語でも見当たりません。 やはり、ポルトガル語のテキストを読まなくちゃだめでしょうか。 ポルトガル語=英語辞書は持っていますし、まずは、 Vanguarda の記事をちゃんと読むことからかしらん。

- 若林, 東京, Thu Aug 5 0:09:30 2004

4月にブラジルのサンパウロ (São Paulo, Brasil) から個人輸入したわけですが (関連発言)、 続いて、リオデジャネイロ (Rio de Janeiro) から買ってみました。 って、特に良さげなショップを見つけたわけじゃないのですが。 独立系レーベルの Rob Digital が、 傘下のレーベル Radio MEC なども含めCD一枚 USD9.75 で直販しているので、注文してみたのでした。 4枚で送料も USD4.60 ととても安く、 送料込みで約USD11ということは1200〜1300円くらいといったところでしょうか。 これなら試し買いしてもいい値段です。 ちなみに、注文してから届くまで3週間程でした。

まずは、この談話室読者の大野さんから去年お借りして聴いていたものではあるんですが、 Hermeto Pascoal の最近の2作。 Hermeto Pascoal, Eu E Eles (Radio MEC, RM002, 1999, CD) は一人多重録音物で実はあまりピンとこなかったのですが。こうして聴き直しても、 ブラジル音楽っぽい明るさと奇妙さが併存した jazz rock / fusion な展開は 彼らしいと思いますが、どうもこじんまりしてしまってるように感じられます。続く、 Hermeto Pascoal e Grupo, Mundo Verde Esperança (Radio MEC, RM014, 2003, CD) は、 1980年前後の方が良いようには思いますがそれでもバンドの演奏にも勢いがあるし、 ほとんどの曲で女性スキャットをフォーチャーして気持いいです。 相変わらずとも言える音ではありますが、 bass の Itiberê Zwarg は相変わらずとはいえ、 piano/keyboards の Jovino Neto が参加してなかったり、と、 グループも着実に新陳代謝が進んでいるのでしょうか。

あと、元 Aquarela Carioca の、というか、 Zizi Possi の名盤 Sobre Todas As Coisas (Eldorado, 1991) や Mais Simples (Marcury, 1996) でバックをつとめた cello 奏者 Lui Coimbra の初リーダー作 Ouro E Sol (Rob Digital, RD062, 2004, CD) を。 基本インストゥルメンタルと思いきや、全曲歌っています。 cello だけでなく violão (guitar の一種) や rabeca (fiddle の一種) も弾いています。 さらに、曲も、カバーもあるけど、自作/他作の詞に自作曲を付けたものが中心という、 とっても SSW 的な内容です。もちろん、一人弾き歌いではなく、 Marcos Suzano や Naná Vasconcelos も参加してます。 これはこれでなかなか悪くは無い出来なのですが、 彼の cello 演奏を堪能できるようなアルバムが聴きたかったです。

Vanguarda Paulistana 強化ってほどでもないのですが、 Arrigo Barnabé, Ed Mort (Rob Digital, RD003, 1997, CD) というのも買ってみました。 映画 (TV番組?) Alain Fresnot, Ed Mort のサウンドトラックということか、 普通に synth pop みたいな挿入歌とかも入っていたり。 どういう映画/TV番組かわかれば楽しめるのかもしれないですが、 ライナーノーツを解読できていないので……。

しかし、図らずも、先週に続いてブラジルの音楽について いろいろ書くことになってしまいました。 ひょっとして、ブラジル音楽がマイブームになってしまっているのかしらん? って、実際のところは、ブラジル方面にまで手を広げていろいろ聴いていく余裕は あまり無いんですけど。