日記 1999 10/13〜11/1011月10日(水)村上春樹訳『心臓を貫かれて』マイケル・ギルモア(文春文庫)非常に哀しい物語である。 この本の簡単な説明としては 「自ら銃殺刑を望んだ殺人犯の実弟が、家族の秘密をたどりつつ、 魂の再生を求めた問題作」 ということである。 実話である。 死刑撤廃という世論が大きくなった時代に 自ら死刑を望んだゲイリー・ギルモアは、 死刑執行の前々日に、この作品の著者である弟のマイケルに 「オレは胡瓜みたいにクールだよ」 と言っている。 死刑執行を望むというセンセーシナルな内容と ゲイリー自身がハンサムで頭が良く、才能があったこともあり、 ゲイリーの顔写真がニューズウィークの表紙を飾る程、この事件は話題になった。 この本は、両親と4人の男兄弟が繰り広げる約40年の哀しい記録である。 三男のゲイレンは、この事件の前に暴力事件のため病気で死亡。 1977年に次男ゲイリーが自ら死刑になり、 最後に、家族の秘密が暴かれることで終わっている。 マイケルが本にしたのは1993年のことだ。 この事件後、長兄フランクは母のベッシーを看取ったのち、 弟マイケルの前から姿を消した。 その後、フランクは再会したマイケルにこう語る。 「・・・・俺は思った。 『俺たちのうちの一人は・・・たった一人だけだが・・・ なんとかうまく抜け出せたんだ。成功したんだ。 そっとしておいてやらなくちゃならない。 幸福なままにしておいてやらなくちゃならない。 それがせめてもの俺にできることだ。 そのまま行かせてやろう。 あいつが家族の絆に縛られていなくちゃならない理由は 何もないんだもの』ってな」 この家族には愛情が溢れているが、何もかもうまくいかない。 それが、この言葉に集約されている。 私は、このフランクに最も心惹かれた。 話題があまりに暗いので、私は読み切る自信がなく、 上巻だけを買ってみた。 最初は「なんだろう、なんて話だろう」と思いつつ 読み進むごとにスピードが早くなっていき、 あっと云う間に読み切った。 しかし、未だにこの物語を消化できないでいる。 きっとこの物語があまりに多くのものを語っているからだと思う。 また、時間を置いてからもう一度読んでみようか、と思っている。 今のところ、まとまった感想は書けない。 「あの本に似ている」と書けない本である。 ちなみに村上春樹氏の奥さんがこの本を読んで、 春樹氏に翻訳を薦めたというエピソードを後記に書いている。 この本はお薦めではないが、何かの救いにはなるかもしれない。 とにかく特筆すべき本であることは間違いない。 Powered by
マックG4は輸出制限があるらしい−高校生のメールマガジン−原子力関係のメールマガジンがないかと 「まぐまぐ」を探したところ2つあった。ひとつはよくわからないが、もう一つは高校生のものだった。 頭の良さそうな高校生である。 以下のページにある http://www.mind.sakuraweb.com/h.htm 科学全般について扱っており 原子力についてはプルサーマルのことについて書いてある。 なかではスーパーコンピュータについての記述が面白かった。 少し抜粋させてもらうと 最近のスーパーコンピュータは1秒間に6兆回(6テラ)計算するそうだ。 (計算というのは浮動小数点演算(FLOPS)のことである) マックのG4が2ギガFLOPS?だから1秒間に20億回の計算をする。 そのため米国は軍事目的に使用するような国には、G4を輸出制限をする、 ということだ。 詳細はこちらのページ http://www.mind.sakuraweb.com/1015no1.htm ガングロの高校生もいれば、勉強する高校生もいる。 少し安心した。 でもガングロで勉強する高校生もいるかもしれないので、 世の中ままならない。要注意である。 とりあえず、この高校生のメールマガジン 『我々は頭でものを考える』に登録した。 ついでに単位の勉強をしておくと以下のとおり。 こちらのページに詳しい。 http://www.tohwa-u.ac.jp/~shio/Lecture/ClmPC/ClmPC002-J.html キロ 10の3乗 千 メガ 10の6乗 百万 ギガ 10の9乗 十億 テラ 10の12乗 兆 ミリ 10の−3乗 千分の1 マイクロ 10の−6乗 百万分の1 ナノ 10の−9乗 十億分の1 ピコ 10の−12乗 1兆分の1 市販のハードディスクは10GB以上が普通になっているので、 100億の信号が入っていることになる。 これを16で割ると日本語1文字なので、 6億文字ぐらい入ります。 これを400で割ると150万だから 原稿用紙400字として原稿用紙150万枚である。 一生かかっても書けない。 ちなみに1999年6月現在では 日立のコンピュータが世界第4位の速さらしい。 http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/hpc/jpn/news_j.html 11月6日(土)風邪をひいて長い間お休みしてしまいました。みなさんもお気をつけください。 表参道散歩 イッセー尾形の展覧会『肉体とりくつ』そういう訳で久しぶりに表参道へ散歩に行った。 あのヤフーが入っているという新しいビル”パラシオタワー”も見た。 なんか妙に威厳のある?ビルである。 表参道には似合わない。明治生命のビルらしいが? イッセー尾形の展覧会『肉体とりくつ』を見る。 一人芝居をするイッセー尾形である。 妙に面白い、独特で貴重な芸人のイッセー尾形である。 会場にはA4の紙に素描した絵が100枚ぐらい飾ってあった。 それをTシャツに3000円?でプリントしてくれるサービスもある。 絵は1点1万円とのこと。なんとも言えない値段である。 絵は面白い。 『アートじゃないかもしれませんが、みなさんぜひ見に来てください』 と本人もコメントしている。 いい絵と普通の絵が混在しており、すこし戸惑う。 「ああ、これがプロじゃないところかな?」と思い、少し納得する。 というか、あの一人芝居用のスケッチだから当たり前か。 もう一言、説明すれば、 絞り込んだという感じはないが、 こちらを本業とするならば、本業となる技である。 イッセー尾形、本当に貴重な才人である。 この展覧会は以下のナディッフで11月23日まで開催中。 http://www.bekkoame.ne.jp/ro/mag777/morphe/_gallery/NADIFF.html ナディッフはマクドナルドの角を南に入って、 ロイヤルホストのはす向かいぐらいの場所にあるデザイン系の書店である。 以下、大竹伸郎は大竹伸朗の間違いです。申し訳ありません(11/11/99) 大竹伸郎を調べる ナディッフで明和電気の絵はがき1枚と 大竹伸郎の本『既にそこにあるもの』(新潮社)を買う。 大竹伸郎は私が日本で一番好きな画家である。 絵をウエブ上で探したがないようだ。 調べていたら大竹伸郎のアシスタントのバイトをした人のページに行き着いた。 http://www.dep.sme.co.jp/uzi/ 面白い写真?である。 もうひとつおまけに、このページと若干趣味が似ている以下のページを発見。 http://cgi.osk.3web.ne.jp/~fubuki71/ 10月19日(火)スガシカオとブリグリを聴くスガシカオ『Sweet』を聴くいいアルバムである。 以前、”スガシカオ”をレンタルしようと思って ”カジヒデキ”を借りてしまったことがある。 二人の名前は似ていないが、カタカナで文字数が同じ、 ということで間違えてしまった。 それぐらいの知識しかなかったのである。 しょうがなく聴いたカジヒデキは・・・・。 スガシカオ『Sweet』はいいアルバムである。 『あまい果実』はいい歌だ。 イントロのギターがベン・ハーパーぽいので あとでベン・ハーパーを聴いてしまった。 (ベン・ハーパーもいいです) いつもテレビを見ている家族のことを歌った 『正義の味方』は秀逸な歌詞である。 おもしろい。 スガシカオの歌詞は具体的でいい。 わかりやすい。大事なことだ。 ファンクとポップスをうまく組み合わせている。 久しぶりにチョッパーベースっぽい音を聴いた。 嬉しい。チョッパーが好きである。 最後の曲はサニーデイ・サービスを思い出した。 器用な人である。おじさん受けする人かもしれない。 歌詞、曲作りともに素晴らしい才能である。 年をとるごとに良くなってのではないだろうか? もっと練ってもらって、スガシカオ独自の音が聴きたい。 自分のプロデュースではなくて、 ファンクの大御所にプロデュースしてもらうといいかもしれない。 もう少し、ぶっとんだファンクが聞けるかも? 日本人にはファンクは難しい。モノマネになってしまう。 なんかカチカチしちゃうんだな。これが。 ブリリアント・グリーン『TERRA2001』 気になるバンドだった。好感を持っている。 聴いてみると、つかみどころのないバンドである。 悪くない。が、凄く良くはない。 ちょっとギターのビートが弱いかな? きっと洋楽の”趣味のいいところ”が好きな人たちなのだろう。 3曲目の『Brownie the cat』なんか Everything But The Girlの曲調に似ている。 だったら、”洋楽の趣味のいいところ”を聴けばいいかな? と少し思った。 聴いていると少しもどかしくなる。 へんなバンドである。 もう一息ガンバッテほしい。 続ければ何かみつかるような気がする。 10月18日(月)日本対タイ、F1、インテル対ベネチア昨日の日曜日はテレビスポーツ観戦に費やしてしまった。感想を書いてみよう。 日本対タイ 3:1 遠藤選手にゴメンナサイ 中田がいなくても大丈夫でした。 この試合で気になったのは遠藤選手である。 最初の得点は遠藤のコーナキックを平瀬がヘッディングで決めた。 これでほぼ試合が決まったといっていい。 すばらしいコーナーキックとヘディングである。 稲本と組んでボランチを守る遠藤選手。 実に地味な選手である。 正確なパスと強力なミドルシュートが彼の真骨頂である。 なかでもパスのスピードと的確性は光るものがある。 しかし、あまり話題にならない。 なかなかハンサムな選手が多いなか、遠藤選手はそうではない。 (遠藤選手、ゴメンナサイ) でも、きっとそのせいだと思う。 巨人の上原選手も3つのタイトルを獲ったのに あまり話題にならない。 実は私も、なんとなく油断していた。 顔を見ているとサッカーがうまいように見えない。 (遠藤選手、ゴメンナサイ) 本人のためにももう少し評価されるべきである。 本当に遠藤選手、ゴメンナサイ。応援しています。 全体には、もう少し多彩で正確な攻撃が必要だろう。 このチームはまだまだ伸びそうである。 五輪本戦が楽しみになってきた。 F1 見る価値があるのか? F1を見終わって、シューマッハよかったなあ、と思ったら 「1位、2位のフェラーリ、レギュレーション違反で失格」 ( こちらのページが詳しいので参考にしてください) それはないんじゃないの? 今まで見たのは何だったの? 走る前に点検しとけよ、って言いたい。 不愉快である。騙された感じがする。 F1には疑問がいくつかある。 勝つといくら貰えるのか? どのくらいの金が動いているのか? マクラーレンってなんなの? どこのシャーシ作ってるの? フェラーリって、そんなに儲かってるの? F1ってスポーツなのか? といった素人の疑問であるが、ぜひ、番組で解説してほしい ベネチア対インテル 1:0 ツルッパゲを考える コメントしづらい試合である。 まだ勝ったことのないベネチアが まだ負けたことのないインテルに勝った。 サッカーのブラックホールといっていい。 インテルの監督は名将リッピだが、 まだチームが完成しているとは言えない。 そこのところをベネチアにつかれてしまったのだろう。 とするとベネチアのツルッパゲの監督がいいのかもしれない。 ツルッパゲといえばこの試合のコッリーニ主審である。 確か30代である。 イタリアナンバー1の審判だ。 この試合も実にスピーディーに展開させていた。 実にいい。 名波もツルッパゲにするぐらい容姿を変えてもいいと思うな。 コッリーニ主審の中には宇宙人が入っているような気もするが、 私はコッリーニファンである。 ツルッパゲには、何か、力を感じる。 ツルッパゲにすること自体、心の中の何かをそぎ落とす、 ということを示しているに違いない。 ハゲたから、そうしたとしても、 ツルッパゲには、ツルッパゲにするという強い意志が感じられる。 ツルッパゲに共通する意識が、何かあるのだ。 10月17日(日)”植物の気持ち” インターネット実験は可能か?先日、相当前に録画したビデオを見ていたら(何の番組かは失念 確か万物創世期?) 植物の不思議な生態のことを解説していた。 「植物に心がある」という話である。 嘘発見器をつけて植物が発生する微量電気を計測するのである。 これは相当前から言われていることで、 実際、説得力のある実験結果もある。 この番組でも、いくつか紹介していた。 いつも世話している人が危険な目にあったその時間に 植物は心配して反応するというのである。 植物のテレパシーなのだろうか? 綺麗な音楽を聞かせて育てるとよく育つ、 というのもよく聞く話だ。 トマトが季節はずれでも甘みが増す。 などいろいろな事実がある。 また、近くで残酷なことをした人に 植物は拒否反応?を示すそうだ。 植物には記憶がある、 ということだが、どうも本当らしい。 植物には脳はないが、植物を覆う静電気的なものが その機能を代替してるらしい? そこでふと、私は考えました。 インターネットでいつも撮影している植物と そうでない植物では、何か変わりがあるのだろうか? いつも誰か不特定多数に見られていると 植物は認識するのだろうか? そのとき見ている人数と植物の反応を調べると 何かわかるような気がする。 もし、見ている人数と植物の反応が比例したりすると 大発見のような気がする。 またはインターネットで見られている植物がよく育つ、 ということもあるかもしれない。 どうなんだろう????? 10月16日(土)宇宙の天気予報 2000年は当たり年?!2000年は太陽のご機嫌が悪いらしい。太陽の機嫌が悪いと、地球に届く電磁波、放射線が多くなる。 太陽の活動が活発である、といったほうが正確だ。 そのため、人工衛星が壊れることもある。 中田選手の試合が見られなくなることもあるということだ。 被害甚大である。 太陽の機嫌を研究している人はたくさんいる。 最近では、太陽の端にちょっとした輪ができるときに 太陽嵐がやってくるとわかったそうだ(詳細は?)。 そのときには、南極基地などの通信は途絶するらしい。 ただし、キレイなオーロラが見られる。 太陽は11年ごとに機嫌が悪くなる(活発になる)。 そのときに景気が良くなるという話もある。 コンドラチェフの波である。 我々は太陽に大きな影響を受けているのだ。 2000年はいろいろな事が起きそうである。 ロシアの宇宙パイロットは自分の中を放射線?、電磁波? が通るのを感じたそうだ。 どういう感じだったかはわからないが、そうらしい。 これは臨界事故で発生した放射線と似たもので、 強いものは地球さえ突き通すらしい。 (地球を突き通すのは、どうもニュートリノで、害はないと思われる? ただ、ガンマー線などは危険である) 防ぎようがない。 将来の宇宙旅行にとって、放射線は大きな問題である。 生死に関わる問題だ。 そのため、宇宙天気予報が必要になる。 「太陽からのガンマ線が強くなってます。 近くをお通りの方はご注意を!!」 ってな感じでしょうか? 10月15日(金)テレビの王道『テレビチャンピオン大食い選手権』『テレビチャンピオン大食い選手権』を見終わった途端、G氏から電話があった。 「テレビチャンピオン見た?」と私が聞いたら 「元奥さんに、さっき電話したら 『大食い選手権を見てるから また』 って、2秒で電話を切られた」 とG氏は話し出した。 続いて 「わかりますよ、仕事辛くなると、ああいう番組を見たくなるんです」 その通りである。図星である。 とにかく視聴率が高いのは間違いない。 『大食い選手権』には妙に惹きつけるものがある。 300個のたこ焼き、50本以上の串カツ、10杯のフグカツ丼 を1日で食べてしまう人たちを見るのは面白い。 そして、また、気持ち悪い。 「こんな番組見てもしょうがないなあ」 と思いながら、誰が優勝するか気になる。 女王・赤坂さんが勝つのか気になるのだ。 今回は5グラム差で皇帝・岸さんに負けてしまったが・・・・。 うちの奥さんは、このシリーズの甘味選手権に出場した人に会ったことがある。 そのとき、その人は「以前、拒食症だったのが、こうなっちゃったのよね」 と語ったという。 そうすると我々は病気の人々を見て楽しんでいることになるのだろうか? 確かにあれだけ食い尽くすのは異常だ。ある種の病気である。 考えてみると、 テレビというのは、そういうものかもしれない。 過剰でないものはテレビでは扱われないのだ。 我々はある種の病気を楽しんでいることなる。 『大食い選手権』、これはテレビの王道なのか? 「こんな番組見てもしょうがなかったなあ」 と一抹の後悔をするのも王道の印である。 そして、また懲りずに見てしまうのがテレビなのである。 10月14日(木)世界中の雷を聞いている人がいる?!●アメリカの山奥で世界中の雷を探知している人がいるという。地球の裏の雷も電離層?を通して、伝わってくるという。 電気も届かない山奥で雷を調べている人がいると思うと楽しい。 世の中にはいろいろな人がいるものだ。 雷を避けるテクニックもいろいろあるようだ。 レーザー光線を空に照射して雷を誘導したり、 高空に避雷針をあげる方法もあるという。 ヤフーで雷を検索したら、 フランクリンジャパンのページを発見した。 雷情報をビジネスにしている会社である。 全国雷観測ネットワークがあるそうだ。 アメリカでは航空、軍事産業に利用されているそうである。 儲かっているかはわからない。聞いてみたいものだ。 臨界事故 続報小川弘之 製造部計画グループ長のコメント(朝日新聞10/14)被爆した副長(54)が9月29日朝 「サンプルは30日朝か午前中には出せる」と小川氏に報告 9月30日午前10時頃 担当者が副長に問い合わせたところ 「午後1番になる」 と日程が遅れるという答えが帰ってきた。 その連絡を分析の担当者に伝えているうちに、 事故を知らせるアラームが鳴った。 JCO前社社長は天下り役人だった(週刊文春10/21号) 平成7年から平成11年6月まで社長だった高木俊毅氏は通産省OB。 茨城県原子力審議会委員を務める常磐大学教授の佐藤守弘氏は 「せめて天下り官僚は、危機管理の際に、 国と企業のツナギの役目を果たすべきなのに、 それすらできなかった」とコメント。 高木氏は、その後の天下り先である金属鉱業事業団理事長を最近、辞任。 本人の都合ということだそうだ。 日本の原子力の迷宮 猪瀬直樹(週刊文春10/21号) 「原子力関係はとにかく隠す、なぜ隠すのかわからない」 猪瀬氏は昨年9月に原子力政策円卓会議に出席したが、 そのときは動燃事故のシステムの問題を指摘したが、 そういった意見がどこへフィードバックされたのかわからないという。 情報公開、やはりこれがキーワードかもしれない。 10月13日(水)人にLSIチップが埋め込まれるのは10年先?!ケーブルテレビのディスカバリーチャンネルを見ていたら、脳に埋め込むチップの話をしていた。 現在、脳の機能のほんの一部をコピーするLSIチップ制作が進んでいる。 脳の反応を模倣した数式を開発中であるという。 これは脳の機能障害を補完するために進められている研究で、 2年後には動物実験が始められる段階になっている。 チップを脳と接続するのが一番の難点のようで、 これを解決してから動物実験に入る。 この調子でいくと、人間の脳にチップをいれるのは10年先ぐらい?! というから驚く。 脳にチップを埋め込むなんて、何百年か先のSF的な話かと思ったら、 そうでもないらしい。 注射針もなくなる 同じく、上記の番組で注射のかわりに皮膚から浸透させる方法を紹介していた。 皮膚に低周波を当てると皮膚の中にすき間(気泡)ができて、 液体の薬剤を注入できるようになる、ということらしい。 糖尿病患者への応用を考えているという。 血液中の糖度を測り、適当なインシュリンを自動的に入れるという 時計のような器具を作る計画があるらしい。 恐ろしい勢いでテクノロジーは進化している。 SFに登場した機器は、ほとんど開発可能なのかもしれない。 携帯電話も”鉄腕アトム”の時代には夢みたいなものだったものなあ。 映画『マトリックス』の撮影にはスチールカメラ120台 たけしの万物創世期を見ていたら、 この前見た『マトリックス』の銃弾をよけるシーンには 120台のスチールカメラを使っていたそうだ。 キアヌの周囲にずらりと並べた120台のスチールカメラが 次々とシャッターを切ることによって、あの映像が可能だったという。 1年がかりだという。 我が家では、銃弾をよけるポーズが流行っているが、 そんな凄いテクニックとは知らなかった。 銃弾をよけるポーズをしながら、まわりから写真を撮ってみるか? JCO臨界事故 続報政府は住民大脱出を計画していた(週刊読売10/24号)10月1日午前3時、冷却水抜きが不調で臨界が止まらず、 政府は自衛隊による住民避難作戦を考えていた。 科学技術庁 微量ヨウ素検出(朝日新聞10/13) JOC敷地周辺の野菜の葉についていたヨウ素131は 食べてもいい基準1キロあたり2000ベクレルの1/90 住友金属鉱山社長が日本鉱業協会会長を辞任(朝日新聞10/13) 同協会で記者会見した青柳氏は 「(JCOの事故処理などの)社業に専念する」とコメント。 事故責任、事故に対するコメントはなし。 |