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*** ニュースとして、美容と健康に関して気になる最近の話題を取り上げ、解説します。***
(できる限り、科学的な視点、論理的な視点から解説を試みてみます。)
『今年の年賀状のテーマを「希望の発芽」としました。庭に幸福をよんでくれる7人の小人たちが、 元気に芽生えてきた生命を見守ってくれているという状況を写真にしました。私が、このサイトを 開いて3年半も経ちましたが、その間ずいぶんとビューティサイエンスの仲間が増えて来ました。 いや、これからも増え続けるでしょう。そして、私が今感じていることは、私たちが、きっと今年 何らかの活動を行うような予感がするのです。そして、その状態を、私は「希望の活動の発芽」と 名付けてみたのです。昨年の「美肌手帖」の出版は、その前触れだったと思っているのです。』
『そこで、今年はオフ会だけではなく、何かテーマを定めた勉強会も行ってみようとも思って います。幸いなことに、ビューティサイエンスの庭を通じてできた仲間には、様々な優れた才能を 持つ友人もたくさんといます。NPO(非営利活動)として、何らかの役に立てば良いと考えて いるのです。その時は、参加を呼びかけますので、是非、遠慮なく集まってきて欲しいと願って います。』
『もう一つ考えていることは、私が長年ビューティサイエンス活動の中で研究しているテーマに ついて、今年は何らかの決着を付けようとしていることです。決着とは、雑誌とか発表会とか 学会での研究活動の報告です。おぼろげにイメージしていることは、秋に開催される顔学会にて 「エイジングシミュレーション」についての技法の検討と、ビューティサイエンスへの応用で、 つまりスキンケアやメイクアップ、又、美容医療に対しての応用をも視野に入れて考えています。 これも、研究は、何らかの公的な発表の場において発表し、多くのディスカッションを得て 更なる完成と、活用の場の広がりがあってこそ生きるものと考えているからです。是非、その時は お知らせしますので、発表を期待してお待ちください。』
『ということで、今年の抱負を述べさせていただきましたが、今年も、「ビューティサイエンスの庭」に 集まってきて、ご意見をください。よろしくお願いいたします。』
『化粧品を始めとする美容関連の情報は毎日のごとくたくさん流れています。女性誌、TVの美容特集、 化粧品のパンフレット、そしてセミナーや化粧品の販売時に伝えられる数々の情報。それらの情報は よく考えてみると矛盾することもしばしばあります。そしてどの情報が正しいのか、何を信じて良いのか 混乱してしまうことも多いのです。私のところにも、このような相談メールが増えてきました。そこで、 今回は情報の信頼性についてもう一度考えてみます。』
『そもそも一番混乱を招くのは専門家の情報が多いようです。化粧品研究者、皮膚科の医師、メイク
アップアーティスト、エステティシャン、等々。これら多くの人々は一応、美容科学に関する専門的な
教育を受け、自らも研究をして様々な知識を持っていると見て良いのでしょう。だから美容の専門知識を
もっている専門家と呼ばれ、或いは自称しているものと考えられます。しかし、ここに大きな落とし穴が
あると思います。それは、体験や知識、或いは考え方についてお互いにディスカッションがされていない
場合が多いことです。自分だけの知識、或いは会社内、組織内の知識に留まっていて、ある意味で
「井の中の蛙」状態になっている人には良く出会います。特に、自らは実験や仮説検証をしないで、
何らかの専門家から学んだままの知識、本から得た知識に留まっている人です。そのような知識に
留まっていると、「何々である」と習ったら、「何々である」と確信して、あとは一切それとは異なる情報に
耳を傾けない状態になっている場合があるのです。』
『では、どうしたら信頼できる情報を持っていると確かめられるのでしょうか? 今のところ、その人が
どのような検証をされ、実験や体験をされたのか、聞き出してみることでしょう。その話の筋道が一応
とれていれば良いでしょう。それと、全てに自信をもって一方的に話し、説得にかかる専門家には、少し
距離をおいて見た方が良いでしょう。科学的考察力のある人は謙虚な態度の持ち主が多いものです。
一見、頼りなさそうに見えますが、まだ、現代の美容科学でも判らないことは多いのです。知っている
ことは知っているけど、知らないこともキチンと言える専門家は、信頼性のある情報発信をしていると
見て良いのではないでしょうか。私も、その中の一人であるように、今でも努力をしているわけです。』
『この数年間、会社の教育の一環で「スキンケアスペシャリスト教育」を続けてきました。今までに 3期生まで卒業していますが、今年は今までの卒業生に集まってもらって研究会を開きました。 テーマは肌測定に関してです。2日間に渡りお互いに仮説を立てながら水分や油分などの肌特性を 測定し、推論を進める研究をしました。最後は各グループでの研究成果を発表して終わりました。 短い時間で集中的に研究しあい、お互いの成果を持ち帰ったわけですが、ここで感じたことは、同じ 事象を捉えていてもいろんな考え方やアイデアが生まれたことです。いやー、本当に改めて思い しりました。写真をみて、きっと真剣さと楽しさが伝わるのではないでしょうか。』
『今回、この話を持ち出したのは、将来私がやってみようと思っていることと関連があるからなの
です。というのは、美容科学のフリーな研究や教育をする何らかのコトを行いたいとの思いが次第に
強まってきていのです。フリーというのは営利を目的とするのではなく、自由に参加し、研究成果を
活かせるあらゆる機関、組織、個人に利用してもらうためのコトなのです。私もいづれは定年退職が
来るでしょう。その後に今まで培ってきた知識、体験、アイデアと、それに頼もしい美容仲間とのリンクに
よって行えるのではないかという思いです。』
『時間が許す限りセミナーなどを通じて多くの方々と接点を増やし、また、インターネットでも私の
意見を読んでいただくことによって将来の糸口をたくさん作っておきたいと思っています。もし、その
ようなセミナーの案内を目にしたら、ためらわず参加していただき、質問や意見をドシドシ言って
ください。意見はメールでもかまいませんので、遠慮なくどうぞ。今のところ、出張や極端に仕事が
入ってこない限り24時間以内にお返事を出していますので。』
『最近気になる言葉に「肌断食」があります。ちょうど「日経ヘルス 12月号 44p」にその特集が 組まれていました。見出しは「週末 肌断食で肌ぷるっ!」と、3日間で肌をリセットとあり ます。私が問題だと思うのはこの記事の前提です。しっかり肌を手入れしているのに、肌の 乾燥やツッパリ、皮脂分泌過剰で化粧崩れが起こっている時に行うと良いと書いてあります。 でもこの記事では、しっかりとお手入れしていると思っていても、肌にあっているかどうかは検証 されていないことが問題なのです。』
『お手入れや化粧品が肌に合っていない時に肌の調子が悪い、或いは乾燥などのトラブルを
起こしていることはありえます。特に角質を取り過ぎのケアは往々にしてこのようなことが
あるのは皮膚科医のみならず、多くの方々が知っています。その時のケアは、合っていない
お手入れを控えることは常識なのです。先の雑誌に載っている企画記事を読んでみると、どうやら
このようなケースではないかと思います。特に肌トラブルの患者を主に診察している皮膚科医の
コメントはそのようなケースを取り上げていると思えます。』
『この記事を読むと、肌に合っているお手入れや化粧品を使っている方でも、時には「肌を
断食して休ませる」ほうが良いように錯覚してしまいます。化粧品が肌に負担をかけていると
思わせてしまうかのような錯覚です。化粧品は本来は肌を清潔にして健やかに保つものです。
決して負担などかけることはあってはならないことです。もちろん、肌に合っているという条件と
化粧品が有効性と安全性を考慮して作られていることが必要ですが、今市販されている
多くの化粧品はそのように作られています。ここで言いたいことは、ただ単に、お手入れや
化粧品が合わないとき、それで肌トラブルを生じた時に、このようなお手入れを控えることを
「肌断食」という誤解を生みやすいセンセーショナルな言葉には気をつけたいということです。
健康な肌の人がお手入れを休んで、かえって肌を乾燥させる危険性もありえるのです。』
『私は一般的な公開セミナーで話すことが好きです。というのも、正しい美容の情報をダイレクトに 伝えられ、しかも反応もダイレクトに返ってくるので、そのような機会をとても大切にしています。 その感触は、いつもセミナーの最後に行っている質問コーナーです。ここで出る質問の内容が 自分の話した内容をどれだけ理解してもらえたか、関心を持ってもらえたのかバロメーターに しています。仕事に支障の無いようなスケジュールであれば積極的に出ています。』
『ということで、今回は静岡市にある「新静岡センター」というショッピングビルのお客様を対象と
したセミナーに出演しました。テーマは、いつまでも美しい肌でいるためのノウハウを伝授する
という、スキンケアの基本についてでした。「ビューティサイエンスの庭」で主張し続けている
内容を、現代の旬な情報を交えて話しました。人数的には一人一人の顔の表情を見ながら
話せる約20名でした。美味しい料理とワインが自慢の暖かい雰囲気のレストランが会場で、
椅子のレイアウトも取り囲むような設定で開きました。』
『題は「美容科学が教えてくれる正しいスキンケア」で、最初に「化粧品は薬ではなく、化粧品
なのです」と切り出してから、その人の肌に合う化粧品に出会えることの大事さについて話始め
ました。今回のセミナーに当たってレジメを作ってみたのですが、構成は自分でも納得いく
内容と展開になっていたと思います。そう、実はセミナーなどで話すことは、自分の考えをまとめる
良きチャンスとなっていると最近気が付きました。そして、その考えの構想を次のセミナーや
雑誌などの取材で使ったり、考え直したりしているのです。もし、私のセミナーを聞くことが
ありましたら、遠慮しないで質問をよろしくお願いいたしますね。』
『日経新聞10月13日の表紙ページのコラムに「新感覚シニア現る:加齢を華麗に」を読んで、少し 気になりました。このコラムを書いた人は本当に50歳以上の人々に愛情をもっているのだろうかと。 何か、単なるビジネスターゲットとしてしか観ていないように感じたのです。というよりそのような人々から 話をきちんと聞いたのだろうかと思ったしだい。書いてある文章は、現在のシニア市場について冷静に 動向を分析してあるのだが、何かマーケティング企業の受け売りのような感じました。』
『私は紛れもなく54歳のシニア市場ターゲットの一人。団塊世代の一人です。当事者の一人として思う
ことは、40歳を越えたあたりから「老ける(ふける)」とは何だろうと思い、それに対して何とか反発、いや
それを気にしないでより活動的に生きるにはどうしようと思い、行動してきました。おそらく、その基本的な
姿勢は、実年齢を生物学的には理解しながら、でも、行動は「より若く」行おうと努力したことでした。
努力と言うよりも、自分のしたいこと、好奇心の進むままに行動してみようと。そのように考えていたら
同じ考えの方がたくさんいることに気が付きました。その多くの方々が年齢を隠すことなく、しかも
年齢を気にすることなく、今ある自分の価値観をしっかり持っていたのです。結果として、ほとんどの方が
実年齢よりも若く見えることだったのです。』
『「老人」って、何歳からでしょう? 答えに困りませんか? おそらく実年齢では定義できくなってしまった
言葉ではないでしょうか。マーケティングにおいてターゲットを考えるとき、よく年齢層だとか世代を引き合いに
だします。情報が現在のように豊富な時代は、おそらく世代や年齢による差は無くなってきているのでは
ないかと考えます。むしろその環境下でどう反応していくかが重要で、本当はその反応のしかたでターゲットを
切ってみると良いのかも知れません。今までにない価値観や行動パターンを持つ新感覚のシニア層は確実に
増えているでしょう。私は言いたい、「もっと華麗に、今日を生きよう!」 』
『9月19日、今回は赤坂のスタジオで最終回の「美容科学的ラヂオ」収録が行われました。 ゲストは元ピチカートファイブで、現在はソロで活躍されている野宮真貴さんでした。ゲストに お呼びした理由は、絶えず新しい感覚でおしゃれを取り入れて美しい魅力が進化し続けて いる方だからでした。直接お会いして何らかのヒントを聞き出したいと思ったのでした。さて、 結果は10月16日にアップ されますので、そこでお聞き下さい。』
『期間限定で始めた「美容科学的ラヂオ」も豪華なゲストをお呼びして一段落つきました。
当初考えていた音声情報でライブ感のある美容情報の発信が、美容のヒントを得るのに
役だったかどうかアクセスデータと意見とを分析して見る予定です。私の方に寄せられた
意見としては、いつも雑誌という文字だったのが、生(収録されていますが)の声を聞いた
ことにより、文字情報に感情や表情が感じられるようになったという声が一番新鮮でした。
また、ゲストにお呼びした方々についても同様に声から親近感が増したり、意外な側面を
感じたりという事でした。』
『さて次なる企画ですが、私としては「ビューティ・リンク」で「美人の3大条件」と「美容の
キーワード」をゲストの方にお聞きしてきました。実は、これは「美人の科学」とか「美人への
法則」といった内容をまとめる意図で始めたのです。年末までには書き始めたいと思って
準備を進めています。ということで現在、あらゆる機会を利用して「美人の3大条件」と
「美容のキーワード」のアンケートなどをとり、データを集めています。そして分析した
後に書き始める予定です。もし、この内容を出版物にとか、連載にということがありましたら
早めに私に連絡をいただけたらと思っています。また、ラヂオを雑誌の内容と連携して
みるような企画がありましたら、やはり続けてみたいので連絡をお願いいたします。』
『8月29日の早稲田スタジオで5回目の収録を終えました。今回のゲストはモデル、 美容コメンテーターとして両輪の活躍をされている中嶋マコトさんです。じつは、収録の 数日前に、ある女性誌の美容対談で取材を受けたばかりでしたので、その延長戦とも いう感じで始まりました。話の内容はネットに登場してからのお楽しみに。中嶋マコトさんは 前々回のゲスト、SAKURAさんと隔週交代で美容エッセー「きれいのバックステージ」をネットで公開中です。』
『さて、今回の限定企画のネットラジオ、ビューティ・リンクコーナーに登場して頂いた
ゲストの方々、それぞれに美人の3大条件と、最近の美容のキーワードを聞いてきました。
美容業界でそれぞれの専門性を活かして活躍されている方々ですが、答えも様々
でした。そう、一括りにはならないものでした。考えてみれば美容一つとっても、様々な
方法があり、結果も一それぞれ出方が一様ではありません。だからその人にとって
一番ピッタリの美容方法を探すことが、ある意味、美容人生の最大のテーマになって
いるのでしょう。』
『そう言う中、やはり信頼がおけて、情報量も豊富なステーションがあると便利なのは当然
です。しかも、ありとあらゆる情報発信方法で。音声による情報発信は感情を込めた情報を
得意とするのではないかと最近感じています。TVなどの映像を伴う情報は、かなり映像の
影響で先入観が生まれる懸念があります。ある面、言葉の逆の意味を感じさせる、いわば
錯覚も起きやすいように思います。特に、最近の報道番組や美容特集番組にその印象を
強く持つのは私だけではないのではないでしょうか。もちろん、大切なことは情報が正確に
歪み無く伝わっていれば問題ないのですけど。同じ様なことが音声情報についても言える
のでしょう。そのへんに気をつけながら収録をしています。』
『私は昼休みになると、ほぼ毎日と言って良いほどHMVというCDショップでピックアップされているCDを 聴きに行きます。かつては新曲を知るのがFM放送やテレビの番組でしたが、いまやCDショップです。 というのも、私はジャケット買いを良くするからです。誰が言ったか覚えてはいませんが、ジャケットが良いと 中の音楽も当たりが多いという法則を信じているからです。いや、そのような体験をずーっとして、割と当たって いるから、今でもそうしているという方が当たっているでしょう。ということで、今回は野宮真貴さんの「miss maki nomiya sings」を手にしました。野宮さんの音楽はピチカート・ファイブ時代から好きで、よく聴いていました。 リズムの乗りが、仕事や読書を快適に進めてくれていました。で、今回はピンクフラミンゴが映り込んでいる サングラス、ポップに感じる顔のアップがジャケットのCDを手にして思わず買いました。』
『視聴せずに買ったのですが、早速聴いてみて、思わず「きれいになれる音楽」というキーワードが浮かんだのです。
以前にもある雑誌の企画でストレス解消、よく眠れ、すっきり朝の目覚めを助けてくれる音楽特集があって、取材を
されたこともありました。それらの発想が一気に浮かんで来たので、今回の「美容の話」のテーマに取り上げてみようと
思ったのです。仮説ですが、その人にとって快適で気分の精算が出来て、新たな気分に転換することが出来る音楽が
「きれいになれる音楽」ではないだろうかと思います。野宮さんのCDで言えば、特に「Nicola」と「ハード・ラック・ウー
マン」がそのような気分になった曲でした。ヘビーメタルやハードロックが好きな私にとって、ハードロックバンド
「KISS」の名バラッド「ハード・ラック・ウーマン」に大いなる安らぎを感じました。』
『ということで、あくまでもその人にとってという条件が付きますが、「きれいになれる音楽」を探してみるのも良いのでは
ないでしょうか。提案ですが、お手入れの時に、そのような音楽を聴きながらすると、化粧品もきっと効果的になって
くれるのではないかと期待するのです。ちなみに最近よく聴いているCDの中でお奨めしたいのは、ビギン「ビギンの一五
一会58 ドライブ」、サラ・ブライトマン「ハレム」、GONTITI(ゴンチチ)のベスト盤「GONTITI RECOMMENDS」あたりでしょうか。
もちろん、これ以外にたくさんあると思います。ぜひ、貴方にぴったりの「きれいになれる音楽」探しをお奨めいたします。』
『7月22日の午後7時30分にネットラヂオの収録(8月21日更新分)を早稲田のスタジオで いつも通り行いました。第4回目のゲストは美容皮膚科医として大活躍中の青山ヒフ科クリニックの 院長をしていらっしゃる亀山孝一郎先生です。いつも新しい美容の医療を積極的に研究し自ら テストモデルをしながら安全性を確認して導入をされています。また、患者さんにはとにかく 安心して納得いく治療を心がけておられ、カウンセリングに熱の入ることで定評です。 というわけで、今回の収録は「熱気」が充満です。打ち合わせにしても今まで溜まっていた ディスカッションに熱中してしまい、ディレクターも少し心配していたかのように見えました。 そう、亀山先生の最新情報は青山ヒフ科 クリニックのHPで確認できますので、是非一読してみてください。』
『さて今回の亀山先生の最新情報ですが、ビタミンCとエンドルフィンの関係でした。エンドルフィン
とは脳内で分泌されるホルモンで一名「体内モルヒネ」とも呼ばれている物質です。ある条件のもとで
分泌され、苦痛を取り除き、快適にしてくれるホルモンです。亀山先生と放送中に、このエンドルフィンを
「幸せホルモン」と名付けてしまいましたけど、この物質が今回の美容のキーワードでした。詳しくは
放送を聴いて下さい。』
『ネットラヂオの特徴は、とにかく放送が何時でも聴ける便利さです。そして、放送の内容も重要なの
ですが、聴取された方々からの意見・感想では、雑誌なので記事やコメントを読んでいるので、声が
聴けたことにより、いっそう親しみが湧くようになったとの事です。そういえば美容のコメントを出している
多くの方はTVにそれほど登場していませんので、声や仕草は判りません。でも、声だけでも聴けるのは
それだけでも意味があるのかも知れません。この点に気付いたのがここ最近のことです。』
『今回のスタジオの様子は、亀山先生の熱気が伝わればという写真構成にしました。何故かギターが
置いてありますが、このスタジオはもともと音楽の収録に使われているところです。今回の放送は8月21日
(第三木曜日)に更新されますのでよろしく。』
『7月13日(日曜日)午後7時58分日本テレビ「特命リサーチ200X−U」という番組が放送され ました。タイトルに「女性の肌の悩み解決! シミをなくす画期的な方法を紹介」とありましたので 録画をして見ました。レーザーやケミカルピーリング以外の方法が紹介されるのではないかと 予測してみましたら、正に画期的(?!)な方法が紹介され、この手の番組にありがちな内容 だったので「またか!」と思ってしまいました。今回は、この手の番組の問題点を具体的に 指摘しましょう。』
『一番の問題点はタイトルに偽りありの場合が多いことです。「シミをなくす
画期的な方法を紹介!」とあるのに、番組では「シミを減らした」
結果しかなかったことです。医療機関でレーザー処置をしてもらえば、「シミをなくす」ことは
あるのです。明らかにこれは誇大な番組タイトルです。娯楽性のあるTVだからとは言え、このような
ギャップは問題だと思います。』
『二番目の問題点は「簡単な方法でシミが消せる」という方法についてです。医療機関でのシミを消す
治療は決して簡単とは言えないでしょう。レーザー治療においても、シミの状態を診察して場合に
よっては消えないシミも、かえって悪化してしまうシミもあるということですから。番組では3つの方法が
紹介され、それを同時に行うことを進めていました。「小麦胚芽を毎日50g摂る」、「温冷刺激を与える」
、「(梅干しの種に含まれる)アミグダリンを塗る」という方法です。これらが本当に簡単な方法かについ
ては、あえてとやかく言いませんが、最後のアミグダリンを塗る事については大いに問題があると
思うのです。』
『まず、アミグダリンという成分は有毒なシアンを発生させる可能性がある天然物質だということです。この
ことについて番組は全く触れていません。実際は、この番組で紹介されていたエキス(手作り化粧水?)で
危険があるほどアミグダリンは含まれることは無いでしょうが、アミグダリンを塗ることをテロップで
紹介しているのは番組制作者の無知さを問うべきでしょう。まあ、番組で紹介された作り方、梅干しの
種を5、6個日本酒に漬けて1週間でアミグダリンを有効な量含むエキスを作れるとは思えませんが、
その方法を進めた健康科学研究所の博士は、このことが報道されることをどのように思われている
のか、その無責任さに科学者として恥ずべきことを感じました。これ以外にも、たくさんの問題点を
発見しましたが、まずは代表的な部分について指摘をしました。』
『とはいえ、TV番組の多くはどうも結論が先に出ていて、それを裏付けたり、そう見えるように内容を
作り上げている節があります。私のところにも時々そのような以来が直接電話で来ることがあります。
もちろん、内容で無理がある場合が多く、また、収録後のチェックも来ない場合が多いのでほとんどを
お断りしています。そう、この手の番組に出演されている医師や研究者は内容についての構成や
出来上がりに対して、責任がとれるようにチェックが出来ないことが問題の本質かも知れません。
ちなみに私の友人である、池野皮膚科クリニックの池野先生も、この番組では効果の検証の部分で
登場されていますが、このような内容となって放映されたことについては憤慨されていました。
いずれにしても番組を見る側にも報道される情報の正確さ、信頼性をある程度は判断できる能力や、
少なくともまるまる信じ込むことがないような見識が必要なことは間違いなさそうです。』
『6月24日の午後7時にネットラヂオの収録(7月17日更新分)を早稲田のスタジオで行いました。 第3回目となるゲストトーキングはモデルとコスメジャーナリストの両方で活躍のSAKURAさん でした。お会いするのは初めてなので、どのような話が出るのか期待と不安でドキドキしながら スタジオ入りしました。私は所用が重なり遅刻、しかもスタジオも前には行っている収録組が遅れて しまい、結果として長らくお待たせすることになってしまいました。それで恐縮していたのですが、 明るく笑顔で答えて頂き、写真のように和やかに収録を行えました。そう、SAKURAさんの笑顔は 場の雰囲気をパッと明るくしてしまう効果抜群なのでした。ちなみにSAKURAさんが現在主催 されている「SAKURA通信」のサイトを ご紹介しておきますね。』
『ビューティリンクということで渡辺佳子さん、山本浩未さん、そして今回のSAKURAさんと美容界で
活躍している方々にお話を聞いているのですが、このように続いていくと何か美に関する筋(スジ)が
見えてきました。これは6人のゲストによるトークが終わった段階で、ひとまとめしてみようと思って
います。きっと、美容に関して役立つキーワードやヒントが明らかになるものと期待できます。』
『さて、今回のラジオは@cosumeサイトに入口を設けましたので聴取率も最初から高く、しかも
更新の度に上昇しているようです。また、過去の放送分もファイルとして残していますので、それを
聴かれる方も多いようです。インターネットは情報を文章、画像、音声、映像と有りとあらゆる状態で
発信できます。何と言っても過去のファイルが見聞き出来ることが大きいのです。その可能性を
更に今後も続けて行きたいと思いますので、応援のほうよろしくお願いいたします。応援とは、
まだこのラジオを聴いたことがない方にご紹介をしていただければと思っています。なにとぞ
よろしくお願いいたします。』
『ということで、今回のスタジオの様子は、番組のパーソナリティとして私とゲストの方からたくさんの
キーワードを引き出している、トシちゃんこと井貴とし子さんとゲストのSAKURAさんを重点的に
撮ってみました。収録の雰囲気が伝われば幸いです。この放送は7月17日(第三木曜日)に更新
されますのでよろしく。』
『この6月で「ビューティサイエンスの庭」も満6歳を迎えることになりました。いつも訪れていただいて 本当にありがたく思っています。おかげさまで、ネットを通じて交流できる範囲がますます広がり 続けています。今年になっては「岡部美代治の美容科学的ラヂオ」というインターネットラジオの番組も 立ち上げることが出来ました。さてさて、次はどのような活動に広がっていくのか楽しみになって います。』
『それからもうひとつ、庭に訪れてエッセーやノンフィクション作品を書いていただける多くの友人が
増えていることも嬉しいできごとです。その度に、庭の拡張工事をしています。何か、最初は四畳半の
広さ程度だった庭が4倍くらいの広さになった感じです。(庭の広さを部屋の広さで表すのは変な感じ
ですが) その分、ユニークな区画として特徴のはっきりした魅力的な一角が出来上がりつつあります。』
『このように拡張しつつある「ビューティサイエンスの庭」ですが、ここで一度スッキリとリフォームする時期と
思っています。バックナンバーも整理して圧縮されたファイルにするとか、素朴な疑問も、もう一度見直して
整理したり、内容も現状に合ったものに書き直すなどして。そして、このサイトがきっかけとなって生まれた
「美肌手帖」も順調に読者が増えていることや、手帖のようにいつも見開いてはお手入れや美容のための
様々なことをされていることを聞いています。もし、リフォームに当たってご意見がありましたら、遠慮なく
お寄せ下さい。リフォームは夏休み当たりを考えていますので、8月中旬かなと予定しています。』
『そう、大事なことを忘れていました。3周年の時は記念のオフ会を開きました。今回は毎日の仕事などに
追われて、なかなか企画が現実的になりません。しかし、また東京に限られて申し訳ありませんが、
8月下旬頃に気楽に集まれるようなパーティでも開こうかなと思っています。場所は幾つか候補があり、
平日の夜か、土曜日の夜に。この件に関しましてもご意見をお聞かせ下さい。なんといっても、いつも
訪れていただいている皆様もおかげですので。』
『5月15日(木曜日)、ついに始まりました「岡部美代治の美容科学的ラヂオ」。構想、約4ヶ月。昨年来 「カーラ・カリーナ」という女性サイト主催の「ビューティ・クリニック」というネットラジオに出演していたので すが、その時の作成者が番組の内容をもっと明確にしたほうが良いという思いから新しい番組を立ち上げ ようと計画をしたのです。私も中立的立場で出演していたのですが、番組の中で私の話と関係ない商品の 話が出てくると、番組を聞いていた人はどのように感じるのだろうかと、いつも気になっていました。そこで、 私の考えを全面に出して、スポンサーも商品的に偏りの出ない中立的な立場の会社を選びました。肝心の コンテンツは「美容の疑問に答えるコーナー」、「美容専門家といえるゲストとのトーク」、「メイクワンポイント アドバイス」の3点に絞り、準備を進めました。』
『幸い、スポンサーには旧来の友人が主催している日本最大のクチコミサイト@cosmeさんと、同じくネット
仲間でメイクアップアーティスト名取瞳さんの会社「Prism*Prism」に協力していただくことになりました。
コンテンツも最終的には美容のヒントが満載されている楽しい本が作れるように、構成をしっかり作ることで
進めました。その為番組の構成も、当サイトで「詩音の思い」や「Terayama」を書いていただいている浅倉
詩音さんにお願いして、ほぼ番組制作者の構成も決まり準備は着々と進みました。』
『とりあえず毎月一度の更新として、6ヶ月テストランをしてみようと決定し、その為にお迎えするゲストの
方々をリストアップし、ゲストコーナーの内容も同時に検討しました。スポンサーは付きましたが番組制作
はギリギリの予算なので、ゲストに支払うギャラは交通費程度。それでも、私達の主旨に賛同していただける
方に声をかけ、ほぼ6回分の番組が制作できるほどの協力者が集まり、制作が始まりました。ご存じのように
一回目のゲストは美容ジャーナリストであり、コスメ研究家の渡辺佳子さん。二回目のゲストはメイクアップ
アーティストの山本浩未さんです。番組制作のスタジオは早稲田の「スターサイクル」。収録風景は写真の
通りで、緊張と和やかさが入り交じった中で行われています。』
『放送が始まってから、いろんな意見や応援メッセージが届いていますが、是非参考にしてこれからも作成
していきますのでよろしくお願いいたします。この制作を通じて、インターネットで音声による美容アドバイスの
可能性を追求していくつもりですし、何とか、6回以降も番組が進められたら良いとの思いです。ということで、
なにとぞ応援をよろしくお願いいたします。そう、最後に、この番組を精力的に企画し運営をしていただいている
方を紹介しましょう。(株)エー・アイ・アイの渡辺さんです。』
『この度、大阪の梅田阪急店で開催されました「母と娘の美容講習」というイベントに行って来ました。母の日にちなんだ イベントですが、化粧品に対する正しい認識をもってもらい、正しく使うという目的でした。私の話は、まず最初に化粧品の 肌に対する働きで、最近よく言っているのですが、「化粧品は薬ではない。化粧品は化粧品である」ということです。そして、 化粧品が本来の機能を100%発揮するには、使い方を正しく理解して使っていただくことを話しました。もちろん、常識の 範囲内で自由に使っても問題はありません。しかし、化粧品を開発するときは、使われ方まで考えて使用性や効用まで こだわって作っていますので、能書や箱に書いてある使用方法が一番化粧品の効果を引き出すことを話しました。』
『そして、次が、正しく使うためのお手入れ実習です。私の話は30分で、とりあえずお手入れにはいるまでの心構えと
いう内容でしたので、これからが重要な確認の時間となりました。私も、その場で、どのように正しい使い方が化粧品の
効用をうまく引き出してくれるのか、そして、参加していただいているお客様の様子を伺わせていただきました。特に、
最近はコットンの使用についての話題が取材などで出ますので、そのあたりの実際を確認しました。コットンの持ち方、
顔になじませるときのコツなど、きめ細かく説明が行われ、そばにいるアドバイザーに手助けしてもらいながらの実習
でした。その後のお肌の状態を手で触りながら肌効果を確認していきます。スキンケアが一通り終わりますと、皆さんの
顔に明るいツヤが出ており、同時に笑顔がパッと開きました。肌効果だけではなく、表情効果まで現れたのです。』
『おそらく、あらゆるところで開かれているお手入れ会でも、同様なシーンが見られるのでしょう。準備などが大変でしょうが、
やはり、「お手入れ会、恐るべし」という効果がありました。実は、お客様接点での化粧品効用の実態を肌身で感じる
為に、この数年、このようなお手入れレッスンを取り入れたセミナーに時間が許される範囲で参加していたのですが、
やはり化粧品の正しい認識と使い方をもって頂くことの重要性を強く感じていました。化粧品や美容に関する情報は、
雑誌やTV番組でも溢れるほどあるのですが、やはり、アドバイザーからのタイミングの良い指導付きに勝るものは
ありません。ということを、強く感じた次第です。』
『化粧品のこと、或いは使い方を含めて様々な関連情報については、良く知っている人に遠慮なく聞くことが一番です。
その為に、人と人とのコミュニケーションが大事であり、化粧品専門店や百貨店でのカウンターが場として重要です。
お客様と接客販売者とメーカーとの関係は、もっと情報がスムーズに流れ、商品やそれにまつわるソフト情報として
還元される余地はまだまだたくさんあると実感しています。』
『今から5年前、1998年6月に「フレグランスジャーナル」で「連載 Let's play the internet (1、インターネットの可能性)」を 書き始めたことが、いよいよ本格的に実施されることになりました。インターネットは情報発信をあらゆるメディアの要素の 形で発信できる応用性の高い媒体であり、雑誌、新聞、TV、ラジオ等を取り込んだり、或いは相互利用する形で発展する はずであると主張していました。その最初のスタートが「ビューティサイエンスの庭」というこのホームページだったのですが、 その行く先には、何とか音声情報をと思っていたのです。1年前にはじめた「カーラ・カリーナ」の「ビューティ・クリニック」は そのテストラン的な形で始まり、たくさんの経験を得ることが出来ました。そして、私の主催する番組を多くの友人の協力に よって立ち上げることが出来たのです。4月22日(火曜日)の19時に早稲田のスタジオに全員が集結し、収録を無事に、 楽しく終えることが出来ました。』
『ラジオのタイトルは「岡部美代治の美容科学的ラヂオ」に決定しました。「ラヂオ」の響きは、現代にあって、何か手作り、
アナログの暖かさを感じます。そう言えば私はまだ観ていないのですが、「ラヂオの時間」という映画がありましたね。さて、
スタジオに集結したのは、発起人の渡辺さん、構成の浅倉さん、技術の竹本さんと山本さん、スポンサーである@cosmeの
山田さんと金さん、「prism prism」の名取さん、そしてパーソナリティをつとめていただく井貴さん(通称としちゃん)で、
私を含め9人のスタッフです。そして第一回目のゲストに美容ジャーナリストの渡辺佳子さんを迎えての記念すべき
スタートでした。渡辺佳子さんはHP「渡辺佳子の
テクマクマヤコン」という美容とファッション、健康の情報サイトを主催されています。』
『番組構成は「美容のヒント(Q&A)」、「ビューティ・リンク」と「メイク・ワンポイント・レッスン」の3つの構成となります。
構成上の特長は、この番組から美容に関する一冊の本を作るつもりで内容を位置づけました。特に「ビューティ・リンク」
では、この番組ではならの美容のこだわりをゲストの方々に話していただくつもりです。共通テーマとしては「美人の
3条件」と「美容のキーワード」を設けてみました。これらの情報がたまってくると、きっと何らかの美容の要点が見えて
くるに違いありません。渡辺佳子さんからも素晴らしい情報を発信していただきました。』
『インターネットの課題は、どうやってたくさんの情報の中から見つけるかですが、やはり、ポータルサイト、つまり
入り口が大事なのです。そこで、日本で一番たくさんの方が訪れている美容クチコミサイト@cosmeに番組の入り口を
つくります。また、いつでも番組を聴けるように、データーベースも作る予定です。特に美容のヒントは必要な時にこそ
聞きたいのではないでしょうか。また、@cosmeでは文字情報としてもQ&Aを書いていますが、ラジオはパーソナリティの
方が聞き手に回っているので、情報の聞き易さ、理解しやすさが増すのではないかと期待しています。収録が終わって
只今、編集作業に入っていますが、5月の第三木曜日にオープンします。お聴きなっての感想を是非お聞かせください。』
『昨年の4月から放送していた「カーラ・カリーナ」のネットラジオが3月までで放送終了となりました。 この放送で得たことは貴重であり、有意義なことでした。美容情報の発信方法や、美容仲間との人脈の 構築とか、来るブロードバンド世界に対する取り組み方とか、大いに役立つと確信しました。 そこで、その番組制作に係わっていたディレクターにより、こんどは私の番組として企画を新たに 作っていただくことになりました。企画構成メンバーも、今度は私の美容仲間を中心に組み立て、 スポンサーから構成まで7〜9名の有志が揃いました。スポンサーは@cosmeさんで、山田さん、 水村さん、金さんの3人と、本サイトでページを持っていただいているdragon瞳さんの会社 「prism prism」の名取さん、そして「詩音の思い」の浅倉さんを中心に企画を進めています。』
『放送開始予定は5月の第3木曜日を目指しています。今のところ放送の構成は、私が答える
美容の素朴な疑問集と、あらゆるジャンルの美容プロフェッショナルの方々をお呼びして美容対談と
なっています。そこでは、各人の「美人の3大条件」、「今の美容キーワード」等を共通テーマに、
それぞれの専門領域について掘り下げて話していただく方向で進めています。』
『ネットラジオのキーポイントは、まず存在を知っていただくこと、つまり「認知」だと思います。
そこで、今回の挑戦は、出来る限り美容に関心を持っていただいている方に認知していただけるよう、
美容クチコミサイトでは最大のサイト、@cosumeさんの協力を仰ぎました。@cosmeサイトから
ネットラジオの入り口を作って頂きました。実は、@cosmeの主催者である山田さんとは立ち上げ
間もない時からの友人で、お互いに協力し合って来ていました。そして何より大切なことは、お互
いに、美容情報をどこのメーカーにも偏らず、中立的立場で、信頼と役立つ情報発信を心がけて
来たという事実関係なのです。』
『このように立ち上げる2年目の「ネットラジオ」チャレンジ、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
3月でネットラジオの終了を告知した時、多くの方から残念だとのメールや意見を頂きましたが、
新たなネットラジオの開始をお知らせすることで、そのお返事といたします。ということで、5月の
第3木曜日の放送開始をお楽しみにお待ち下さい。』
『この内容は、香粧品科学専門誌である「フレグランスジャーナル」2003年1月号に記載されている 「マーケティング戦略と化粧品の研究開発」からの要約です。タイトルは難しそうにつけましたが、ここで 私が主張しているのは、化粧品研究開発に携わっている方々への社会的な役割についてです。 そんなに難しくなく、ただ単に、自分たちの研究内容は、チャンスが有ればどんどん積極的に説明する ことが重要なのですと呼びかけました。せっかく努力して研究成果を出し、それが化粧品や、その ための肌カウンセリング等のソフトウエアになるのですから。』
『その背景は、最近の傾向として、女性誌を読んだり、TV番組から化粧品情報を得て、化粧品購入の
参考にされているケースが増えているという調査データから思い立ったのです。そのような話は、私が
化粧品販売者の方々からも良く聞いていたので、やはりそういう時代性なのだと強く実感したのです。
しかし、そのようなメディアからの情報が正しいものかというと、疑問符がかなり付くのも事実です。
そこに問題意識を以前からもっていたのですが、ここで、きちんと整理してみるつもりで投稿したのです。』
『問題は、女性誌やTV番組から流される美容情報は、研究開発者の意見がそのまま正確に伝えられた
ものだろうかという懸念です。どうも、誤解されたり、過去の間違った考え方がじゃまをしていて、必ずしも
正しくは伝わっていないのではないでしょうか。そこで、研究者は、もっとそのようなメディアに関心を持ち、
誤解があったら、あらゆる機会を捉えてその誤解をとく社会的役割があると言いたかったのです。そう、
まずはどのような情報が市場に流れているのか、そこを認識することから始めて下さいと言ったのです。
今まで多くの研究者と話をしてきたのですが、意外と市場に流れている情報に疎く、学会などの情報しか
知らない方が多いと思っていました。』
『たぶん、このような傾向は、どの分野でもあるのでしょう。研究者は学会などの世界が主体で、研究が
応用されている実際の市場についてはあまり知らないのではないでしょうか。もっと市場に関心を持って
正しい情報を発信し、また、市場から得られるヒントを研究開発に活かし、また市場に還元することこそ
真の研究者の役割ではないでしょうか。私がビューティサイエンティストとして活動するのも、美容科学に
おいてその役割を果たすつもりだからです。幸いなことに、そのような思いを持ち、一緒に活動している
仲間が増えていることも事実です。今後の、活動をぜひご期待下さい。そう言う意味で、雑誌などの記事を
読んでいただけたら嬉しい限りです。特に、対談形式になっている記事は良いと思います。ジャーナリストの
方々に、そのような企画が増えるようにお願いしたいものです。』
『毎年元旦には今年の抱負を思い立てるのですが、いつも今年はどんな新しいコトに出会えるかと、 心がワクワクしてしまいます。きっと、そのコトについてはここで話すことになるでしょう。ということで、 今年の抱負は、常に新しいコトにチャレンジを続けることに決めたのです。そういえばまだやりたくても やっていないことが多いことに気が付きました。昨年制作予定だった短編映画も、素材はたくさん 集めたのに、まだ完成は1本も出来ていませんでした。素材の中にはたくさんの脚本アイデアに 基づいて、新しい視点の映像も含まれています。でも、まだ編集さえ入っていません。そう、今年は 映像を完成させることにしました。』
『私は小さい頃から映画が好きで、まだ小学生の頃、東映のアニメ映画「少年猿飛び佐助」を観た時の
映像の数コマが何時までも新鮮に残っています。何の映画だか覚えてはいませんが、母親に連れられて
観た洋画だと思いますが、海の底で大きな真珠貝からビーナスがきらめく泡の中から生まれてくるシーンも
忘れられません。この他、たくさんの映画のシーンが記憶に残っていて、実は、今の仕事にも、時々ヒントと
なって助けてくれています。』
『と言うわけで、今年は映像にこだわってみようと思っています。今まで観てきた映画の記憶を体系化する
ために、映画のデーターベースづくりも昨年の後半から始めました。1点から10点の評点を付け、
コメントを付けて、どの映画に大きな影響を受けてきたのかを明らかにしてみようと思っているのです。
きっと、今年作る映像にはそれらの映画の影響を引きづるのか、あるいは切り返すのか解りませんが、
何らかの答えがかいま見えるのではないかと思っています。出来ましたらこのサイトで公開しますので
お待ち下さい。』
『もちろん、映像を作ること以外にも、たくさんの新しいチャレンジを行います。そのことによって、また、
新しい人脈が広がって行く予感もいたします。今年はこのサイトの5周年にも当たります。また、6月か
7月にはオフ会開きたいと思いますので、その時はぜひ参加をお願いいたしますね。』
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