![]() モルジブにはたくさんのリゾートがあって、それぞれに良さがあるので、リゾート選びには本当に迷ってしまいますが、ご自分の希望をはっきりさせ、【絶対譲れないこと】と【出来たら、で良いこと】に分けて旅行会社に相談されれば、ご希望に合った島がみつかるのではないかと思います。
モルジブの島々の周りの海は、背の立つ浅瀬のあと、ある地点から一気に20〜30m以上落ち込んで水中で崖のようになっています。それをリーフエッジといいます。モルジブの写真を見ると海の色がペールグリーンと青にはっきり分かれていますが、その境目がリーフエッジです。青い部分は水深が深いのです。 島によって、どこまでも浅瀬が続いている島や、浅瀬がほとんど無くて浜辺から20m位でいきなりリーフエッジになっている島、数は少ないですが遠浅な部分とリーフエッジが近い部分が両方ある島など様々です。 リーフエッジが近い島は、やや深いところに住んでいる魚も簡単に見ることが出来るので、ダイビングやシュノーケリングに最適です。 一方、ひざくらいの浅瀬がずうーーっと続いている島は、中には島の周辺でのダイビングやシュノーケリングにはあまり向いていない場合もありますが、浅瀬の海の色が本当に本当に美しく、眺めているだけで心が洗われる気がします。それに長くて美しいビーチを持つ島が多く、ビーチに寝そべってのんびりするにも最高です。また、水上コテージは、このタイプの島に多いです。
ひたすらのんびりしたい人や、ダイビングをガンガンするので陸上は食べて寝るだけ、という人にはどうでも良いことですが、アクティビティがあまりに少ないと、人によっては時間を持て余して退屈するかも知れません。(まあ、どの島にも、卓球くらいはあるようですけど。)
子供連れの場合や、船に弱い方は、船に乗っている時間が短い島が楽でしょう。
水上コテージに泊まりた〜い!!!とか、プールが無くちゃヤダとか、エアコンがないと死んじゃうとか、バスタブがあった方が良いとか、レストランは1ヶ所じゃつまんないとか、食事がおいしいことが1番重要とか、温水真水シャワーでお湯の出が良くないと耐えられないとか、ま新しいリゾートでなくちゃイヤとか、etc.
大きな島はやはりそれだけ部屋数が多いことが多く、ゲストも多いですから、たとえばビュッフェの品数が多かったり、24時間営業のコーヒーショップがあったり、オプショナルツアーも催行されやすかったり。また面積が広い分、プールや複数のレストランやその他を作るスペースがあるので、施設の充実しているリゾートは、大きな島に多い傾向があるようです。
これはもう、行かれる方のお好み次第です。
体験ダイビングをしたい方は、日本人ダイビング・インストラクターのいる島を選んだ方が良いでしょう。
それでも、それでも迷って決められなかったら? |
![]() モルジブへはスリランカ乗り換えのスリランカ航空か、シンガポール乗り換えのシンガポール航空、クアラルンプール乗り換えのマレーシア航空で行くのが一般的です。
ところで、会社勤めの人は、土曜出発&日曜帰国の9日間というスケジュールで行かれることも多いのではないかと思いますが、シンガポール航空は帰国が17時過ぎ、マレーシア航空は帰国が20時頃です。成田からご自宅までの距離・交通手段なども考えて、航空会社を選ばれると良いと思います。 尚、飛行機の運行スケジュールについては、変更されることもありますので、旅行会社にご確認ください。 余談ですが、モルジブの国際空港はフルレ空港と言って、首都マーレのすぐ近くの島にあります。この島は、空港だけ用の島です。
【ご注意】 |
![]() モルジブを扱っている旅行会社を探したい方は、月刊誌「海と島の旅」(毎月19日前後に発売)や「ダイバー」「ダイビング・ワールド」「マリンダイビング」(以上毎月10日前後に発売)などのダイビング雑誌を1冊買ってください。たくさん載っています。大きな書店なら置いてあると思います。 最近は、モルジブに日本人の駐在員を置いている旅行会社も増えています。日本人の方が何かと安心、という方はその点もチェックすると良いでしょう。 ちなみにモルジブへのツアーは通常全食事付きなので、食事代金を含めて考えると案外割安だったりもします。 |
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A.一般的には、雨季と言っても、1日中雨が降りっぱなしという日はあまり無くて、たいていはスコールが1日数回降る程度のようです。その場合、リゾートでの活動には、ほとんど支障はありません。
また、雨季とは言っても、日中は雨が全然が降らない日が続く時もあります。
ですが、日本でもかんかん照りで水不足の年や長雨の年があったり、たまたま前線が停滞してずっと晴れたりずっと雨が続いたりするのと同じで、なにぶん自然現象のことですから、こうと言い切ってしまうことは出来ません。 でも、よほど運が悪くて滞在中ずっと雨にでも降られない限り、1年中いつ行っても、がっかりすることはないと思います。モルジブはそれだけの魅力を持ったところですので、ご心配なく。
A.通常ハウスリーフで見掛けるサメは、おとなしい性質のサメですので、こちらがよほど出血していたり、サメのエサになるようなものを持っていたりしない限り、襲ってくることはありません。
安心してください。
ただし、おびえさせると逆襲してくることはあり得ますので、猛スピードで追いかけたり、追い詰めたりはしないでください。 ウツボも、釣り上げると暴れることから、釣り人などには危険な魚と見なされているようですが、水中でただ見ている分には、別に性格が獰猛な訳ではありませんので、サメと同様驚かさずに見ているだけなら、シュノーケリング中にこわがる必要はありません。ただ目が悪く歯が鋭いので、エサと間違えて噛みつかれるといけませんから、あまり近くに手を出さない方が良いです。
むしろ身近にいる生き物の中に、注意が必要なものがいます。 要はむやみに生き物に触れようとしないことです。見てるだけでもじゅうぶんキレイでしょ?
A.水温は通年28度前後です。
体感温度は個人差があまりにも激しいので、一概には言えないのですが、 私の場合は寒がりな上、水中であまり動かないことが多いので、5mmのワンピースでも寒く感じることがあり、ツーピースでも問題ないです。 モルジブのボートダイブでは、ポイントがリゾートから近いことが多いし、長時間ボートに乗る場合には、エントリー直前にボートの上でウエットスーツを着ることがほとんどなので、「ボートの上で暑い」心配は、あまりしなくても良いと思います。
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バウチャーというのは、旅行会社からリゾートあての予約証明書のようなものです。出発前に旅行会社から送られてくるか、出発当日空港で受け取るのですが、これが場合によると手のひらサイズのメモ書きのようなものだったりするので、大事なものとはとても思えず、どこかにまぎれこませてしまってあわてる人が時々います。
帰りの飛行機のチケットを渡すよう、要求されて不安になりますが、これはモルジブでの通常のシステムなので、心配しないで渡してください。現地の旅行会社が飛行機のリコンファームをして、帰国日に空港でチケットを返してくれます。
経由地のスリランカやシンガポールで宿泊せず、すぐに日本に帰る場合には、チェックインする際に
エアランカ航空利用の場合、荷物の指差し確認という儀式があります。
リゾートの水道から出て来る水は、海水などを脱塩し、浄化したものですが、飲用には適しません。ミネラル・ウオーターを飲むことになります。(リゾートのレストランなどで買えます。)
蚊が多いか少ないかは、島や時期によって違うようです。まったくいない場合もあります。 島によっては、アリにかじられてかゆくなる場合もあるようです。体長2cm位の大きいアリではなく、普通の大きさの小さいアリがかじるそうです。
かゆみ止めは、念のため持って行かれた方が良いのではないかと思います。 ※ボンベ式スプレーの類は飛行機への持ち込みが禁止されていますので、ノンガスタイプのものを用意しましょう。
日差しが強いです。特にシュノーケリングをしている時は、水のために暑さを感じないので忘れてしまいがちですが、背中や太ももの裏側、ふくらはぎに強烈に日差しを浴びています。やけど状態にならないように注意してください。
サンゴや貝や砂の採取、リゾートのハウスリーフでの魚釣りは禁止されています。
外務省海外安全相談センター提供海外安全情報 モルジブ共和国からその部分だけ抜粋しますと、 オプショナル・ツアーなどに参加すれば、魚釣りを楽しむことができます。
島によっては、サンゴの破壊が深刻なものになって来ているそうです。
モルジブでは現在、リゾートから出るペットボトルや缶などの不燃ゴミの捨て場所が足りなくて問題になっているそうです。 噂なので真偽の程はわかりませんが、場所によってはゴミ捨て用の無人島が確保できなくなって、不燃ゴミの包みに重りをつけて沖に運び海底に沈めているなんて話も聞きました。 モルジブの美しい自然を守るために、不燃ゴミを持ち帰りませんか?
もちろん現地で使ったものを全部持って帰るのは難しいかも知れませんが、せめて日本から持って行ったものを持ち帰るだけでも、何もしないよりは良いのではないかと思うのです。
私たち外国人がモルジブの人達の財産である自然にダメージを与えることはなるべく避けたいし、またそうすることによって、美しいモルジブをいつまでも楽しませてもらうことが出来るのではないかと思うのです。
海外では、ガイドさんの仕事は基本的に道案内だけ、という場合が多いです。 ボートダイブでは、エントリーは全員でしても、エグジットは全員で一斉にする訳ではなく、エアの無くなった人から順にバディ単位で浮上して、5mで3分の安全停止を各自で行い、水面に出たらボートに合図して拾ってもらうというスタイルの島が多いです。 また、基本的にはバディ単位で自由に潜ることになっている島もあります。そういう島では、ガイドさんは同行したとしても、ダイバーが遅れても待ちませんついて来るなら勝手について来てね、ということになります。
Cカードを取りたての方へ、講習の時は常にイントラの保護下にありましたが、今度は自分のことは自分で面倒を見なくてはいけません。
ヴァドゥとエンブドゥ・ビレッジでは、今のところ、ウエットスーツのレンタルを行っていないそうです。ご注意ください。 上記以外の島でウエットスーツのレンタルが無いという情報は、今のところありません。例えば、バンドス、ビヤドゥ、ボリフシ、オルベリ、パラダイス、クダフラなどの島には、レンタルがあったそうです。
他にレンタルのない島をご存じの方、または上で「レンタルが無い」と書かれている島で現在は行われているという情報をお持ちの方は、ぜひご連絡ください。お願いします。 ただし、レンタル・ウエットスーツは、半袖半ズボンが多いです。ウェットスーツをレンタルしようと考えていらっしゃる方は、器材を持っていないダイビング初心者の割合が高いのではないかと想像しますが、モルジブの海は流れが早くなることがあり、サンゴなどでケガをする場合もありますので、むしろスキルに自信のない方こそ、フルスーツを持参なさった方が良いかも知れません。 余談ですが、ヴァドゥには98年10月半ば現在、ダイビングコンピュータのレンタルもないそうです。 |
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モルジブでの支払いは、基本的にはUSドルです。(リゾートによっては、USドル以外も使用できる場合があります。)
ドルの現金は、日本(かトランジットの空港)で両替して用意して行った方が良いでしょう。チップのための現金は、荷物を部屋まで運んでくれたポーターにあげたりするために、リゾートへ着いてすぐに必要となります(島によっては不要な場合もあります)。
リゾートでの支払いは、ほとんどすべて部屋につけておいて、チェックアウト時にまとめて支払うのが普通ですので、リゾート内では現金を持ち歩く必要はありません。 現金がどうしても必要となるのは、チップ、漁民の島や他のリゾートへ遊びに行った時の買い物や飲食、部屋へのつけ勘定をしめた後でのリゾート内での買い物や飲食、空港でのちょっとした買い物や飲食、モルジブ出国時の空港税の支払いなどです。 これも島にもよって違いますが、ピローチップを毎日置くような場合には1ドル紙幣が結構必要となりますので、チップ用の少額紙幣は、多めに用意して行った方が良いでしょう。 ご参考までに私の場合は、ドルの現金は(2人で)300ドルほど用意して行くのですが、日本で両替する時に大きい金額のパックを買わずに、100ドルパックを必要なだけ買って少額紙幣が多くなるようにしたり、トランジットの空港での飲食や買い物のおつりを取っておいたりして、1ドル紙幣を確保しています。 まあ、現金から少額紙幣への両替やドル建てトラベラーズチェックから現金への換金は、たぶんレセプションでも対応してもらえると思います。ただし、「今の時間は金庫が閉まっているから、何時にまた来てください」などと言われることもあります。 部屋へのつけが出来るのは、島やチェックアウトの時間によって、出発前日までだったり出発直前までOKだったりします。到着時に説明されることが多いと思いますが、説明がなければ出発前日位までに確認した方が良いでしょう。 モルジブ出国時の空港税の支払いは、1人につき10USドルが、現金で必要ですので、忘れずに残しておきましょう。
これは人によって違い過ぎるので、見当もつきません。
8日間程度のツアーで、リゾートで使う分だけでも、 モルジブ旅行でのお金の使途の主なものは、飲食+アクティビティ+買い物+ダイビングだと思いますので、ご自分の過ごし方を想像して予算を立てられると良いと思います。 飲み物やアクティビティの料金は、みんなのモルジブ情報長文情報コーナーをご参考になさってください。 なお、上にも書きましたが、リゾートでの支払いにはトラベラーズチェックやクレジットカードも使えますので、現金で全額持って行く必要はありません。
リゾートでは、朝と昼はTシャツに短パンでOKです。夜は女性は簡単な綿のサンドレスなどの多少ドレッシーな格好、男性はTシャツか衿付きのシャツにひざ丈パンツあたりを着ていれば十分だと思います。 実際のところ私が今まで行った5つの島では、夜でもTシャツ+短パンの人も多くて、Tシャツ+短パンでも浮くことはまったくありませんでした。一部の高級リゾートを除けば、たいていの島では夜でもTシャツ+短パンで問題ないだろうと思いますが、一応サンドレス等も持っていった方が、余計な心配がいらなくて無難だろうと思います。 クリスマスや新年などのパーティーがありそうな時期や、普段でもマネージャー主催のカクテルパーティーなどがある島では、ちょっとした服を用意して行った方が良いように思いますが、その場合でも、女性なら簡単なサンドレス、男性なら襟付きのシャツかシャツにひざ丈パンツ程度で問題ないのではないかと思います。気合を入れてめいっぱいキメたい方はお好みで。
足元は、レストラン等がサンドカーペットの島では1日中裸足でいる人が多く、レストランの床がコンクリートの島ではビーチサンダル等を履いている人が多い気がします。
女性が漁民の島やマーレに行く場合は、モルジブはイスラム教の国なので、現地の文化を尊重して、肌をあまり露出しない服装にしましょう。
年にもよりますが、5月〜10月頃は、モルジブは雨季です。たいていは、スコール的に短時間降るだけですが、降る時は大雨がザーザー降りますし、雨が降っていると結構寒いです。また、これは雨季に限りませんが、夜になると肌寒い時があります。更に、レストランなどでは冷房の効き過ぎで寒いことがあります。ので、半袖だけでなく薄手の長袖を1枚持って行かれた方が良いと思います(特に女性)。 また、ダイビングやアイランド・ホッピングなどで、ボートに乗る予定がある方は、フード付きのボートコートやウインドブレーカー、ビニール製レインコートなどを持って行かれると、役に立つことがあるかも知れません。 クルンバでは、部屋ごとに傘が備え付けてありました。ビヤドゥの部屋にも傘が備えてあるそうです。ボリフシの部屋には傘はありませんが、島が小さいのであまり濡れなくて済みます。
ビヤドゥの傘の情報は、南の島へ行こうよ!のREIKOさんからいただきました。
カメラ用の豆電池(?)は、売店に置いてないリゾートが多いようです。 ご参考までに、8〜9日間のモルジブ旅行に私が持って行くものを挙げてみました。 |
![]() 傾向として1番物価が安いのは、たぶんアイランド・ホッピング等で行く漁民の島。次がたぶんマーレのお店、それから空港で、1番高いのがリゾートの売店です。ただし、価格交渉次第の部分があり、例外も多いです。特にマーレのお店と空港は、逆転することも多いかも知れません。 でも、モルジブはどこも品揃えが豊富とはいかないので、もしどーおしても欲しいものがあった場合は、高かろうがなんだろうがそこで買っちゃうのも1つの選択です。
モルジブの空港は改装されて、お店の数が多くなりました。
以下は96年12月頃の、空港での価格の大体の目安です。
Tシャツは1枚US10〜20ドル程度。
パレオは、5〜20ドル程度。
スリランカ産紅茶も、もらった人に好評です。 気軽なものとしては、モルジブ産(?)とかいう細長いナッツ、乾燥パンの実、魚の形のマグネットなどが2〜5ドル程度で売っていました。
(ご注意)ビデオテープについて |