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text by Takawo Nishi


〜98-99シーズン編・その11〜

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5月11日
 ビジャレアル×バルセロナ観戦。ビジャレアルはカンプノウの1stマッチでバルサを下したチームである。しかし現在、順位は17位。このままだと入れ替え戦だが、できれば1部に残ってほしいユニークなキャラクターのチームだ。このゲームでも先制して、バルサ・キラーぶりを発揮。1-2と逆転されても一度は追いつく粘りを見せた。最後はリバウド様のFKで息の根を止められてしまったが(2-3でバルサの勝ち)。ファンの狼藉が原因でホームグラウンドを使えなかった(試合はバレンシアで開催された)のが悔やまれる。

 それにしてもジャイアンツである。俺が見ていないときは5連勝したりガルベスが完封したりしてるらしいのだが、たまに見ると、いつも西山が投げている。ああ。せっかく逆転したのに。うなりを上げる時速150キロの棒ダマ。たぶん世界最速の棒ダマだ。世界最速の棒ダマは何の役に立つかというと、打撃投手にはうってつけである。打球もうなりを上げて飛んでいくから、バッターは気持ちがいいと思う。
「西山が打たれなければ……」って、てめえが使うから負けるんだろ長嶋。あほか。あほだ。もう、西山は使用禁止にしてくれ。「西山禁止法」を政策として掲げる候補者がいたら、俺は迷わず1票を投じるね。もちろん、槙原も禁止だ。よしのぶ、いくら打っても勝てなくて気の毒だよな。インザーギみたい。

 話は変わって大相撲夏場所である。大善、しばらく見ないあいだに老けちゃったなぁ。また幕内に上がれるなんて、思ってなかったよ。お母さんも、さぞお喜びのことだろうなぁ。
 今場所、俺はわけあって琴錦、土佐ノ海、安芸乃島、貴闘力、旭天鵬が勝つと嬉しい。土佐ノ海のダブル金星は最高だった。琴錦も3連勝である。一方、元後援会員(結婚騒動の余波で後援会自体が解散してしまった)の愚妻は、曙を見ていられない様子。毎日が「最後の土俵」になる可能性を秘めてるんだから、ファンにはたまらんわな。

5月10日
 R・ソシエダ×R・マドリード観戦。夜8時台の放送は、セガレにメシを食わせたり自分もメシを食ったり何だかんだで、どうも落ち着いて見られない。3-2でソシエダの勝ち。ジョージ・ハリスンに似ていると気づいて以来、サ・ピントを見るたびに"While my guiter........."のメロディが頭に浮かんでしまう。
 この1年のサッカー観戦でいちばん変わったのは、レアルとバルサに対する感情である。完全に好き嫌いが逆転した。いまではバルサの赤青がちっとも邪悪に見えない。とくに100周年記念バージョンは実に美しく見える。そしてレアルが負けると妙に嬉しい俺であった。どうしてなんだろうか。たぶん俺の中では、「レアル=暗くて湿っぽい」「バルサ=カラッと明るい」というイメージが出来上がっているのだ。ま、来季になればまた違って見えるのかもしれないが。

 深夜、3月に行われたEURO2000予選(グループ1)デンマーク×イタリア観戦。開始30秒でインザーギが決めてイタリアの楽勝かと思われたが、なかなかどうしてデンマークはしぶとい。ラウドルップ兄弟がいなくなっても、相変わらずチームに一体感があって、そう簡単には崩れないんだな。一方のイタリアは、巷間よく指摘されているように、いわゆるファンタジスタ不在で、薄味な感じ。ジダン&ダヴィッツ抜きのユーベと似たような印象を受けてしまう。どっちも、デル・ピエーロが復帰すれば解決するんだろうか。試合のほうは、コンテの決勝ゴールでイタリアの勝ち(1-2)。しかしインザーギとコンテは、この1ヶ月後、シュマイケルのリベンジを喰らったのであった。

5月9日(ラツィオの結果を知りたくない方は読まないでね)
 ユベントス×ミラン(セリエA第32節)観戦。やはりジダンとダヴィッツのいないユーベは、つまらない。こんな言い方すると怒られそうだけど、能力の高い小役人の集団を見てるような感じがするのである。ま、どうやら二人とも来季はユーベでプレイするような気配だが。妻のためにスペイン行きを希望していたジダン、ユーベの偉い人に「おまえの家でズボンを履いているのは誰だ?」とか言われたらしいけど、「ズボン? おれ、家ではズボンもパンツも履かないぜ」とか答えてたら怖い。
 試合は0-2でミラン。ユーベ、頑張ってくんないと困るんだけどなー。先制点が決まったとき、なぜかずっとミランのゴール裏からの固定カメラになっていて、すごく奇妙な絵になっていた。なんちゅうか、散歩の途中、近所の中学校のグラウンドでやってるサッカーを横目で眺めてるような感じ。たぶん、遙か彼方でみんな抱き合ったり走り回ったりしてたんだろうけど、GKは孤独そうだった。ミランのゴールは、いずれもウェア。ビエルホフは決定機を外しまくっていた。足元はへたくそだな。あれなら、まだソサのほうが上手いかも。

 引き続き、ペルージャ×バリ観戦。以前から我が家では密かに囁かれているのだが、金田さんてペルージャおよび中田があんまり好きじゃないのではないだろうか。なんかコメントが冷たい。試合は0-1でバリの勝ち。別に俺はどうでもいいけど、ペルージャにとっては痛いねぇ。ま、ラツィオ・ファンとしては、ペルージャには最後のミラン戦を本気で戦ってもらいたいんで、早々と残留を決められると困るんだけどさ。

 今回も岩佐アナの忠告があったが、ラツィオ戦の結果を耳にする。2-0で勝利。じゃあ、ユーベ戦の途中、ミラン・ベンチが他会場の経過を見て喜んでいたのは、何だったんだ? ま、とりあえず、よかった。ボローニャを完封したのは、あらゆる意味で偉い。しかし、残りはフィオレンティーナとパルマだ。きつい。なんちゅう日程になっとるんだ、ラツィオは。

●似てる人シリーズ
 バリのザンブロッタとSMAPのクサナギくん。

5月8日
 天気がいいんで、多摩川にでも行ってセガレを遊ばせようとクルマで出かけたのだが、うまく駐車するところが見つけられず、だらだら川沿いを走った挙げ句に、気がつくと二子玉川の高島屋に入っていた。何やってんだ。

※業務連絡 突然ですが、フランスW杯前から1年以上にわたって中断していた「にし・たかヲの読書日誌」をリスタートしましたので、興味のある方はそちらのほうもよろしく。近況報告的な身辺雑記は、引き続きこちらのサッカー日誌に書いていくつもりです。

5月7日
 ウディネーゼ×ラツィオ(セリエA第31節)観戦。ミランに1ポイント差まで追い詰められた我がラツィオだが、アルメイダ不在にも関わらず0-3で勝利。バリで出会ったイタリア人(名前ぐらい聞いとけばよかった)も、さぞかし喜んでいることであろう。それにしてもWOWOW、3カード目はせめて火曜日ぐらいに放送してくれんかなー。岩佐アナは「結果を知りたくない方は音量を絞ってね」と言うけど、どのみち金曜日まで知らずになんていられないよ。

5月6日
 きのう、風呂から出てタオルで体を拭いていたら、ふとした拍子に首の付け根から背中にかけてイヤな痛みが走った。寝違えたような感じで、それ以来、首が回らない。ああ、脆弱なり我が肉体。

 Numberの欧州サッカー特集、ヴィエリのインタビューがやけに面白かった。クルマはビーエム、好きな女優はジュリア・ロバーツ。見たまんまのキャラクター、って感じ。俺は好きだね。オーストラリアでラグビーやってたっていうのも、なんか笑える。「自衛隊が似合う」という愚妻のイメージどおり、サッカーが下手だったら兵隊になってたかも。

 いつの試合だかわからんが、エンポリ×ユベントス観戦。1-0でエンポリの勝ち。ジダンとダヴィッツがいない(おまけにインザーギもコンテも途中出場)ユーベは、どうもユーベに見えない。似たような選手がぞろぞろ走ってるような印象で、見ていて焦点が定まらない。でも来季は、ジダンとダヴィッツ、そろっていなくなるかもしれないわけだからなー。デル・ピエーロもどうなるかわからんし。いよいよ中田の出番か。

5月5日
 鹿島×磐田観戦。なんか知らんが、すげーいいゲームだった。このカード、すでに「ジャパン・ダービー」と呼んでも許されるぐらいの風格を備えている。まさに死闘。切れない集中力。シュートの雨。ミラクルなセーブを連発する両GK。小笠原の先制ゴールは小粋だった。名波の同点FKはアートだった。中山と秋田の意地の張り合いは男だった。そして延長後半、藤田のVゴールで磐田の勝ち。ああ、見ていて良かった。こういう試合って、えてして「どっちにも勝たせたい」と思うものだが、今日はどちらかが負ける残酷な幕切れを見たいという、サディスティックな気持ちにさせられた。
 忘れてならないのは、ゲームの演出家としてのレフェリーの存在だ。つまらんPKを簡単に与えるヘボ審判だったら、きっと台無しになったことだろう。それから、試合後に藤田がNHKのインタビューに答えていたが、あれは完全に蛇足。こんなに雄弁な試合の後で、選手の肉声なんか聞きたくない。

5月4日
 バルセロナ×ラ・コルーニャ(CSで)観戦。CL出場を目指すディポルティボに頑張ってほしかったのだが、結果は4-0と一方的。ラ・コルーニャにとっては、ここでの負けはもちろん、マイナス4のゴール・ディファレンスが痛い。しかしバルサのゴールはどれもスペクタクルだったし、ヘスプ、ソンゴーの両GKも好セーブ連発で、めっちゃ楽しいゲームだった。欲を言えば、リバウド、ルイス・エンリケと渡ったボールをボレーで叩いたクライファートのシュート、入って欲しかったなー。まるでバレーボールのような攻撃だった。「フットバレー対ふつうのバレー」で試合したら、バレーの全日本よりバルサのほうが強いかも。

◎似てる人シリーズ。
 バルセロナのレイジハーとアマゾンの半魚人。
 ……見たことあんのかよ。

5月3日
 バルセロナ100周年記念マッチ、対ブラジル代表を観戦。結局、リバウドが着たのは赤青ではなく、カナリヤ色だった。しかしリバウドはもちろん、元バルサのロマーリオやロナウドもカンプノウのファンから大声援を受けていた様子。唯一、レアル所属のロベカルだけがボール持つたびにブーイング受けていて気の毒だった。こうしたバルサ×レアルの敵対心というのは日本人には到底理解できない種類のもののようで、たとえばレアルがジダン獲得に乗り出したのも、値段を吊り上げてバルサに嫌がらせをしている、という見方さえできるらしい。「好敵手」などという生易しいものではなく、ほんとうに、心の底から嫌い、というか憎んでるんだろうな。

 試合のほうは、2-2のドロー。バルサの得点はいずれも相手GKのミスがらみだった。やはりリバウドが抜けると迫力が半減する感じ。ブラジルのほうは、ロナウドが久々に楽しそうにサッカーをしていた。ロマーリオは最近めっぽう調子がいいらしく、「シドニー五輪には絶対に出たい」と宣言しているとか。よくわからんな。ブラジルの2点はロナウドとリバウドだったから、この試合、ゴールを決めたのは全員バルサ関係者。ま、100周年記念にふさわしい結果というところか。

5月2日
 昼間、両親(セガレの祖父母)を伴って井の頭公園の動物園へ。セガレは象やサルよりも、地面に落ちている砂利に関心があるみたいだった。おばあちゃんが赤い風船を買ってくれたのだが、これがなんと500円。バリから帰ってきた後だと、異常に高く感じられる。なにしろバリって、30分タクシーに乗っても150円ぐらいで済む所なんだもの。

 夜、フィオレンティーナ×ペルージャ観戦。ルイ・コスタの2ゴールに狂喜。どうして得点王を争ってるバティがPK蹴らないんだろう。俺にはラッキーだったけど。しかし2つめのPKはエジムンドが自らゲット。キャプテンマークつけてる奴は蹴らない(2本目のときはバティ退場後でルイ・コスタがつけていた)という不文律でもあるのか?

 ミラン×サンプドリアは、壮絶なゲーム。かたやスクデット、かたやA残留と目的意識はまったく違うのだが。サンプ、惜しかったよなー。ひとり足りない状態で2-2の同点に追いついたときは、やけに感動したんだけど。それにつけてもガンツの勝負強さよ。

5月1日
 世界ユース、日本×スペインをビデオで前半だけ見る。スペイン、つおい。しかしこのスペインが決して楽に勝ち上がってきたわけじゃないことを考えると、向こうのブロックは日本の入ったブロックとは別次元の戦いをしていたのかも。マリもウルグアイに勝ったわけだし。1次リーグ、1位で通過しておいて良かったね。2位や3位だったら、たぶん1回戦敗退だったんじゃないの。

4月30日
 日焼け跡がかゆくてたまらん。

◎(サッカーと無縁な)似てる人シリーズ。
『だんご3兄弟』の速水けんたろうとF1解説でおなじみの今宮さん。

4月29日
 朝8時30分に成田へ着き、クルマで帰宅。眠い目をこすりながら初めて単独走行する首都高は、かなりスリリングだった。
 たまっていた新聞に目を通す。巨人は俺が日本を離れているあいだ、5連勝していたらしい。しかし前夜はまたも8点差を逆転されるという醜態。なぜか地上波で中継されていた東京×札幌戦も、1-2で負け。さらに例のセリエAゴール数当てコンテストでは、ずっと1、2位を独占していたのに、首位を奪われて2、3位に後退である。いきなり溜め息の出るような現実を突きつけられ、疲れが倍増した。フォルツァ、ラツィオ! フォルツァ、ソサ! フォルツァ、マニエロ! 頼むぜベイベー。

4月28日(at KUTA, BALI)
 われわれ家族は、今日が最終日。帰国便は夜中の出発なので、正午にウブドゥのホテルをチェックアウト後、引き続きバリに滞在するY夫妻の泊まるホテルへ。海に面したゴージャスなホテルである。羨ましい。セガレがいるんで4泊6日にしたのだが、すっかりバリに順化して元気にしているんで、こんなことならもっと長い旅行にすりゃよかった。なんでGW初日に帰国するんだ俺は。

 セガレを「海デビュー」させた後、クタ(バリ最大の歓楽街)で土産物などをショッピング。これぞアジアと言わんばかりの喧噪と混沌に満ちた、エキサイティングな街である。Tシャツ屋には、偽ブランド品に混じって、ブラジル代表やユベントスやインテルやリバプールやマンチェスターやラツィオの偽ユニフォームがたくさん並んでいた。リバプールの奴なんて、本来カールズバーグのロゴが入っているべき胸の部分に、「リバプール」って書いてあるんだぜ。ナメてんのか。俺はれっきとしたプーマ製ラツィオを着ていたのだが、まるで現地で買ったみたいで恥ずかしかった。現地の子どもたちが俺のシャツを指さしながら、何やら興奮した口調で叫んでいた。もしかしたらラツィオの選手と間違われたのかもしれない。サインでもしてやればよかったかな。

 さらにレストランでは白人に呼び止められたので何かと思ったら、「わたしはローマから来たイタリア人で、ラツィオのサポーターなのだ」と言う。すげー驚いたが、向こうはもっと驚いただろうな。バリでラツィオのユニフォーム着たアジア人に出会うなんて。俺だって、カプリ島でジャイアンツの帽子かぶったヨーロッパ人に会ったら、間違いなく声をかけると思う。
「おまえは、どこから来た?」と訊くので、「ジャパン。中田の国だ」と答えたら、「オー、ナカタ。ペルージャ」という反応。やっぱ、ちゃんと知ってるんだな。でも、すべての日本人がペルージャ・ファンではないということを身をもって伝えられたと思う。嬉しそうな顔をして「一緒に写真を撮ってくれ」と言うので、肩を組んでVサインまでしてやった。「フォルツァ、ラツィオ! ゲット・ザ・スクデット、アーンド、カップ・ウィナーズ・カップ!」と言ったら、思い切り握手された。相手がローマのサポーターじゃなくて良かった。別れた後で、シャツの襟を立てて「見て見て、ミハイロビッチの真似」とかやればよかったと後悔した。きっとウケたと思うんだけどなー。ともかく、あなたも海外へ行くときは、好きなクラブのユニフォームを持っていくと、意外な出会いに恵まれるかも。どうでもいいが、バリにおける最大の思い出さえサッカー的エピソードだった俺である。

 食事の後、Y夫妻と別れて空港へ。短い旅だったが、何度も来ているバリ通の2人のお陰で、快適な日々を過ごすことができた。すっかり任せきりで、俺、一度もガイドブックとか見なかったもんなー。こんなに楽な海外旅行は初めてだ。

4月27日(at UBUD, BALI)
 朝食後に、「モンキー・フォレスト」へ。その名のとおり、サルのいる森である。しかし、サルのいる森でしかない。午後はプールでだらだら。セガレを抱いて泳ごうとしたら、足のつかない深みにはまって溺れかけた。物凄く怖かった。「水」をナメてはいけない。
 夜、ケチャを見に行く。パーカッシヴな男声によるシンコペーションが心地よい。ニタニタしながらやってる奴もいて、たぶん観光客用パフォーマンス(ブラジル代表の極東ツアー的な低モチベーション?)なんだろうけど、それでも初めて経験する俺にとっては十分に楽しめた。途中で泣き出すんじゃないかと心配していたのだが、セガレはY夫人の膝の上で最後まで真剣な顔で見ていた。ヘンな2歳児である。

4月26日(at UBUD, BALI)
 朝食後に美術館へ。やたら人がたくさん描きこんである賑やかな絵が多い。「ウオーリーを探せ」みたいだ。オランダ相手の独立戦争さえ、やけに陽気なタッチで描いてあった。しかし、かつてオランダ領だったこの地でベルカンプやオフェルマルスやデブール兄弟の話をするのはご法度か。ま、そんな話をする機会もないと思うけど。
 午後、ホテルのプールサイドにあった『ジャカルタ・ポスト』紙で、日本の敗戦を知る。0-4か。そんなもんだと思うが、帰ってからビデオを見るモチベーションが下がった。せめて1点、取れればなぁ。日本ではまた成田で、代表選手帰国フィーバーが巻き起こっているんだろうか。よくやったのは確かだけど、若いモンがヘンに図に乗らないように配慮してほしい。ユースでファイナリストになるだけなら、カタールだって経験してるんだし。これをメキシコ五輪みたいな「点」で終わらせず、「始まりの始まり」にするためには、はしゃぎすぎは禁物である。それにしてもバリは暑い。

4月25日(at UBUD, BALI)
 ウブドゥはバリ島の内陸部にある静かな街である。鬱蒼と繁る緑にアクセントをつける椰子の木が目に楽しい。午前中、ホテル近くの山道を散策。当たり前だが、暑い。午後はホテルのプールでだらだら過ごす。

4月24日(to BALI)
 早朝、Y夫妻と待ち合わせてクルマで成田へ。あいにくの雨で、運転歴2年弱の俺にはキツいコンディションだったが、なんとか首都高などをクリアしてクルマを駐車場に預ける。5000円弱で6日以上預け放題というのは安い。やっぱりクルマは楽だし、もう電車では行けないかも。
 デンパサールまで7時間半の空路、2歳のセガレが「持つ」かどうか不安だったが、なんとか周囲に迷惑をかけずにバリに到着。ホテルの部屋は感動的な広さだったが、NHKは映らないので残念ながらユース決勝は観戦できなかった。



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