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 ● 2006年05月31日(水)  かもめ食堂
G−モダーンの第26号があがってきたので、モダーンミュージックに寄り、AMS分を預かり、私の分も1冊いただく。
今回は灰野敬二さんのロング・インタビューや、三上寛、友川カズキなどPSFの大御所を中心に、内容はいつものように、坂口さんや小西さんの原稿も楽しめる1冊。私は今回も執筆していない。

驚いたのは、三軒茶屋フジヤマの広告が掲載されていたこと。いつ入稿したの、渡辺さん?
で、その広告がいかしていた。
フジヤマ・オリジナルカセット50%オフセール中「5月末まで」。
え、今日まで。。。


頭士奈生樹/靴鬚きながら、ネット。

いろいろ、思う。


どうしても頭をすっきりさせたくて、映画に行くことにした。
フィンランドを舞台にした映画「かもめ食堂」を見たくて、ネットで調べると渋谷の映画館で夕方5時過ぎからの回があることを知る。
渋谷にでかけ、事前にチケットを購入、上映開始まで1時間弱の余裕があり、UP-LINKファクトリーに顔を出す。
運良くKくんと会え、今、渋谷パルコ・パート1で開催中の、UP-LINKのフェアにアルケミーのアイテムを出さないかという企画について、少し話す。
後でパルコも見に行きましたが、なかなか盛況でした。「メルツ場」というのは、おもしろいね。「アルケ耳」でも、やりますか。

「かもめ食堂」は思っていたとおりの、軽くて、それでいて優しいタッチの映画だった。女性客がほとんどだったのも頷ける佳作。
もたいまさこ、ミュージシャンの○○さんに、似てる。。

少し気持ちが軽くなる。
ホントかな?

帰宅してテレビをつけると、BSで「男と女」を放送中。
つい、見てしまう。
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 ● 2006年05月30日(火)  人生はピエロ
j111.jpg 160×156 9K「カメカメ合唱団/人生はピエロ」「秋吉久美子」の紙ジャケットCD、無事発売になり、AMSにも入荷。
たぶん今回の再発では、この2種が一番早く売り切れになるはず。お早めに。
「まりちゃんズ」も入荷。これはすぐには廃盤にはならないかな。(笑)

カメカメ合唱団の亀淵さんは、昨年ライブドアのニッポン放送買収事件の時にテレビによく出ていた、当時のニッポン放送社長の亀淵昭信氏と同一人物。あの事件で社長を退任され、ちょっとかわいそうだった。

私のコラム「こころの歌・最後の歌」第46回でカメカメ合唱団のことを取り上げているが、このコラムについて、2003年頃亀淵さん本人からメールをいただき、びっくりした経緯もある。
そのメールには『広重さんは原稿で「CD化されないのは亀淵氏がニッポン放送の社長だから」旨書いているが、それは違う。わたしが社長だからではなく、たぶん(CDを)出しても売れないからだ』旨のことをおっしゃっていた。

その数年後、亀淵さんはもう社長ではなく、このアルバムは無事CD化されている。
未来は、やっぱりわからない。

カメカメ合唱団が発売されたから、ではないが、ニッポン放送含むポニー・キャニオン・グループのあるセクションに務めるエンジニアであり、友人のBさんから電話。とあるプライベートな頼み事をうける。めでたいことなので、もちろん承諾。


人生はピエロ。
もちろん、そんな時もあるだろう。
でも、ピエロな時だけじゃないさ。
どんな暗黒の雲もいつかは去り、激しい雨もいつかは、あがる。

 ● 2006年05月29日(月)  白い煌めき
j9.jpg 61×200 3K現在、大阪でレコーディング中の、中山双葉のフルアルバム、ラフミックスのCD-Rが届いたので聞いてみた。
私の思っていたとおりの、素朴で素直なサウンド。双葉ちゃんの魅力がたっぷりつまった作品集になりそうだ。
トラックダウン、マスタリングなど、残りの作業もがんばってね。

きっと気の小さな繊細な女の子だから、初のレコーディングで十二分に緊張しているだろう、そこに私がいたらさらに萎縮してしまうだろうと思い、今回は大阪スタッフなど女性陣だけで録音させてみた。
それが良い方向に進んだのではないかと思う。
音楽に素人っぽさがある分、かえって一生懸命で真摯に歌に取り組んでくれているのだ。
歌は、それでいい。
素敵な歌を、ありがとう、双葉ちゃん。


7月23日の、高円寺ペンギンハウスの「猿股茸美都子CD発売記念」ライブ、私はにせんねんもんだいのds・姫ちゃんとのセッションで出演するが、ベーシストかなにかをさらに加えても面白いかなと思った。
で、元サバート・ブレーズのベーシスト、藤原くんに電話してみた。
彼と電話で話をするのはほぼ1年ぶりかな。
彼は現在、カントリー&ブルーグラスのバンドでバンジョーとバイオリンを弾いており、ペンギンハウスなどにも出演しているとのこと。
なんだ、じゃあ話は早い、ということで、7月23日の私のセッションに参加してくれることになった。
ベースは長いこと弾いていないので、バイオリンで参加かも、ということだが、もちろんそれでもOkだ。
また藤原くんと音を交えることができるのは、嬉しい。


猿股茸美都子との、8月の西日本&九州ツアーもフィックスした。
● 2006.8.3. at 岡山・ペパーランド
● 2006.8.4. at 山口防府・印度洋
● 2006.8.5. at 大分・アットホール
● 2006.8.6. at 小倉・GALLERY SOAP

対バンは未定。
岡山は手水、防府は佐々木くんと、また演奏できたらいいなあ。
小倉、大分は初めて。どんな個性に出会えるのか、楽しみだ。


夜、東京スタッフのRが、千葉テレビ放送用のPVライブ映像を撮るというので、二子玉川へ。
ヒップホップは、ぜんぜん世界の違う音楽だが、ようやくRが何をやりたいのか、何をいいたいのかが、わかった気がする。

Hey!Yeah!


 ● 2006年05月28日(日)  dreamtime
tv2.jpg 161×160 4K昨夜、バンド間のセットチェンジの時間、BGMは自分で選んでみた。
トム・ヴァーレインの「Dreamtime」も選んだ。
頭士くんとのセッションは、まさに夢時間だからだ。

ドクターズ・オブ・マッドネスもチョイスしていたら、来場してくれていたスターズの石原くんから案の定「何をかけているんですかい」とつっこみがあり、サンクス。
ついでにそのあたりの音楽事情なども情報交換していたりした。

彼の情報によると、ピーター・ペレットのライブDVDが出るとのこと。
ジ・オンリー・ワンズのものではなく、後年来日もしたあたりの「The Ones」の90年代のライブだろうとのこと。
http://www.amazon.co.uk/exec/obidos/ASIN/B000F3T8Q4/qid%3D1148824932/202-7535842-2730234
アマゾンUSAでは見あたらず、UKにありました。
今週発売の予定の模様。

そう言えば、昨日、来場のお客さんから「DOOL BY DOOLのライブCDはどうやったら買えるんですか」と、いかにも私の日記読者然とした質問をいただく。
アマゾンJPで買えます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000EWAXPG/249-3279846-9271516?v=glance&n=561956
caiman_americaから買ったほうが早いかもしれない。

この日記、情報源として使っている人もいるかもしれませんね。(笑)

 ● 2006年05月27日(土)  もういちど/あなたに会えたなら
高円寺・ショウボートでライブ。
「ザ・ナイト・ギャラリー」のVol.4。
これはDOODLES、INISIE、スズキジュンゾ、みみのこと(川口雅巳)が交替で主催者になり、ゲストを交えてライブを連続企画していくもの。
今回は岡山から頭士奈生樹くんに来てもらった。

以下、出演順。

<DOODLES>
ベースに竹内くんを入れての3人編成DOODLES。
もうこのメンバーで何度かライブをこなしているせいか、竹内くんのベースはすっかりハマっている感じ。
とてもノリのよい、安定したライブでした。
『こころは どこに あるのだろう』
ん。
ね。
いい歌詞ですね。

<スズキジュンゾ>
ライティングを交えてのソロ。
そのためか、ここのところジュンゾくんの歌やギター演奏のスタイルも少しかわってきているように思う。ちょっと、長かったかな。

<頭士奈生樹>
サードの曲を中心に、10曲。
彼の3枚目のソロアルバム「掘廚蓮∋笋昨年聞いたアルバムの中でベスト1の作品。その収録曲をライブで聞けるのは、とても嬉しい。
年に数回しかライブをやらない、渚にてのゲスト以外、ソロのライブはもっと少ない、とあって、この現場に入れることが、すでに嬉しい。
「花の憧れ」「光の粒」に堪能する。

「最後に」の曲で、私とあっこちゃん、なおっぺ、竹内くんが参加して、5人で演奏。この曲を、このメンバーで演奏できることの、奇蹟。
ラストに螺旋階段の「白い世界へ」をこの5人で演奏、私のボーカルで歌わせてもらった。
ありがとう。

頭士くんと出会ったのは27年前、1979年の今頃だったと思う。
彼が、どらっぐすとうあに、自分の作った作品のカセットテープを持ってきてくれた。その時、受け取ったのは、私だ。

螺旋階段で、一緒に音楽をやるようになった。
その後、自分のライフワークのようになる、非常階段を結成したのも、彼とだ。

でも、彼と音楽を一緒にやったのは、数えられるほどの回数だなあ。
その後、別れて。

今では、何年かに1度、再会できている。
こうやって、また一緒に音楽が出来ることが、素直に嬉しい。

またいつか、どこかで。
君と。
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 ● 2006年05月26日(金)  Get Thy Bearings
get.jpg 100×100 3K明け方、5時頃に目が覚める。
ここ数日の気持ちの不安定さの原因が、一気にわかる。

不安が取り除かれるわけではない。
ただ、わけのわからない不安などは、自分で克服するしかない。
漠然とした不安というものは、なんの意味もないからだ。


布団から出ないで、頭士奈生樹くんの思い出をいくつか思い出す。
1979年、まだ螺旋階段を一緒にやっているころ、彼の下宿に遊びに行ったことがある。
確か京都市右京区梅津段町のあたりだったと思う。
彼の部屋で、とことん音の悪いキング・クリムゾンのブートレッグLPを聞いた。
テープのヒスノイズの彼方から聞こえてくるような、グレッグ・レイク在籍時の初期クリムゾンライブ音源。当時京都に住む我々の手に入るものはこいつしかなかったように思う。
お互い、フリップ&イーノの「イブニング・スター」が大好きだったこと。



短編小説を1本、思いつき、6時前に布団を抜け出して、PC&ワープロを立ち上げて半分くらい執筆する。
今のところ、発表のアテはありません。(笑)


午後、玩具メーカーで会議。
うーん、私はやっぱり会社員にはなれないかも。

 ● 2006年05月25日(木)21:35  こどもたちの見る夢の中で
ビッケのブログ
http://ljbk.exblog.jp/
を、久しぶりに読んでみた。
5月14日「こどもたちは」の部分は、子供を持つ親なら、ぜひ読んでほしい。
私には子供はいないけれど、気持ちはすごく、わかる。
泣きました。

知らなかったけれど、ラブジョイのHP
http://www.netlaputa.ne.jp/~kndt/LovejoyJ.html
にも、ビッケのエッセイが掲載されていたんですね。
第4回「傘どろぼう」には、胸がつまります。

ビッケ、こんなに良い文章がかけるなら、単行本とか、出してほしいな。
もっともっと、彼女の文章が読みたいと思ったよ。


で、単行本「200CD ザ・ロック・ギタリスト」が学研から送られてきた。
国内外のロックギタリストをざっととりあげて、代表作やギター、プロフィール、個性などを人別に掲載したものだが、こういうカタログ本に私や灰野さん、ラリーズの水谷さん、大友さん、中林キララくん、蔦木さん山本精一などが、ジミヘンやクラプトンなどと並べて解説しているのは、確かに今までなかったスタイルですね。
内容に関しては賛否出ると思いますが(笑)。なんでコイツが載っていて、○○がなんで載ってないとか、いろいろ言われそう。
でも、須原くんや牧野くんなども、それなりに苦労したでしょう。お疲れさまでした。

どこかでこんな本を見たことがあるなあと思っていたら、何年か前に立風書房から「200CD ヘヴィ・ロック」という、小野島大さんが編集した単行本があって、これにも私や灰野さんなどが掲載されたことがありました。
こういう本って、どれくらい売れるのかな。

夕方からスタジオ入り。
前々から鈴木一奈美ちゃんとスタジオ入りしよう、と話していたが、スケジュールがなかなかあわず、今日になってしまった。
私は今週末の、頭士奈生樹くんとのセッションのため、「しろ」を練習したかったので、一奈美ちゃんにベースラインを教えて、少し手伝ってもらいました。ありがとう。
尾谷嬢とも3月以来、久しぶりに音を合わせてみた。一奈美ちゃんとも、いい感じでコンビネーションしてましたね。
お疲れさま!
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 ● 2006年05月24日(水)  男と女は、同じ空を見上げている
b9898.jpg 160×196 14K不在中、たまっていたメールの中に、ライブスケジュールの決定がいろいろ。

猿股茸美都子のCD発売記念の東京2DAYS。
まだ7月なので当分先だが、両日共出演することになった。
UFOクラブは希代のサックス奏者・浦邊雅祥とのDUO、ペンギンハウスはにせんねんもんだいのドラムス・姫ちゃんとセッションが出来ることになった。
両日とも、楽しみにしています。よろしくお願いします。

また、JOJO広重・猿股茸美都子ジョイント西日本ツアーも決定。
岡山、山口・防府、大分、福岡・小倉と、とりあえず4ヶ所決まった。こちらの方面はずいぶん久しぶり。こちらも8月の予定なのでずいぶん先ですが、よろしくお願いします。

ライブ情報のような日記になってしまったが、ついでに。
★6月21日/高円寺・ペンギンハウス
「尾谷直子送別会ライブ」
出演:JOJO広重、スズキジュンゾ、DOODLES、INISIE、川口雅巳、沢口みき ほかアルケミー関係者多数
チャージ 2000円+ドリンク/19:00開場、19:30開始

長年ドラムを叩いてくれていた、なおちゃんこと尾谷嬢が3月の新宿アースドムのライブを最後に私のバックを離れ、さらに6月で東京をも去ることになった。
で、アルケミーの東京の仲間で送別会をしよう、いっそならライブをしよう、という運びになった。
この日はラフな感じで、ふだんのバンドのライブとは全然違うものにしたい。むしろ身内の、おもいっきり楽しいパーティ・ライブにしたいと思っています。出演者のみなさんも、なにかネタくってくださいね。

去ると言えば、お世話になっているインディーズ流通会社のKさんが会社を今月いっぱいで辞めるというニュースにびっくり。
なにかお考えなんでしょうね。また、ゆっくり話しましょう。

夕方、新宿タワーレコードに寄る。Uさんを見かけるも、せっせとお仕事されていたので今日は声をかけず。
グルジェフのCD+BOOKが面出ししてあるのを見かける。CDはグルジェフのインプロヴィゼーションや、過去に残したほとんどの音源約19時間をMP3収録したものらしい。家族のピクニックの映像もあるとか。おもわず買いかけましたが、「そんなもの買ってどうする」という天の声が聞こえ、しぶしぶ棚に戻しました。
ベリオもいいのが入荷していましたね。

バウンスの最新号をもらって帰る。
ちゃんと「螺旋階段」や、いぬん堂からCD復刻される「杉山晋太郎/ニュートンズ・オブリージュ」が、囲み記事で紹介されていました。Kさん、ありがとう。
バウンスは100万部くらい発行されているので、広告効果は絶大です。

あ、これはどうでもいいですが、AERAの最新号に、わたしと首くくり栲象さんの5月2日のライブのことが写真入りで掲載されていましたね。
情報としてはかなり遅いねえ。ネットの時代に、やはり週刊誌はついていけないな。

三上寛さんの「寛」は昨年SWAXから紙ジャケット復刻されたが、今年になってビクターからプラケース盤で再発されていた。値段も1000円ほど、安い。
ビクターさん、ちょっと、ずるいぞ。(笑)

このアルバム中、「関係」という曲が、好きだ。

 ● 2006年05月23日(火)  追い風
帰りのユナイテッド便、座席前のテレビ画面が故障していたが、なんとか「ナルニア国物語」の映画を見る。

アスラン死のニュースを、木の葉や花びらが風にのって伝えるシーンが、すてきだ。

帰国。
小雨。

 ● 2006年05月22日(月)  帰途
朝5時ころ起きる。
またもや200キロの、モントリオールへのドライブ。
途中、美川くんとの会話で、ゼロ・レコードの平川さんの話をしていたら、やはり同乗していた岸野くんの奥さんが急に振り返り『わたし、平川さんのところで5年ほど働いていました』と語り、びっくり。
平川さんは元気との近況を知る。

平川さんは80年代に少年ナイフの初期作品や、シェシズの「約束はできない」をリリースした「ゼロ・レコード」という自主レーベルオーナーとして知られているかもしれないが、その前の70年代には京都の十字屋というレコード店の店長をされており、我々はよく平川さんが仕入れたヘンテコなアルバムを購入したものだ。LAFMSもホワイトハウスもTGも、全部平川さんが仕入れて店頭に並べていたからこそ、我々が入手できたのだと思う。AOR全盛期に、よくあんなアルバムを仕入れてくれていたなあと今でも感心する。
平川さんはたぶんなんとも思っていないだろうが、こっちは勝手に恩人のように思っている。

カナダの空港から、またシカゴの空港へ。

 ● 2006年05月21日(日)  カナダでライブ
カナダ到着後、ずっと雨風が強かったが、この日は少し晴れた。

主催者と簡単にうち合わせ。
美川くんが、個人録音用にMDレコーダを持参しているが、空のMDディスクを忘れたのでどこかで買いたいと話すも、主催者は今日は日曜だからどこのお店もしまっているから無理だと思うとつれない返事。

サウンドチェックまで時間があるので、散歩がてら、歩く。
ホテルのまわりはほぼ1キロ四方になにもない。店はとにかく1件もない。
2キロくらい国道沿いに歩いた時、交差点で黄色いスーパーの袋らしきものを持った親子連れに遭遇。どうやら近くにスーパーがあるのではないか、と想像して、親子連れの歩いてきた方向に約1キロ歩くと、ホームセンターやスーパーマーケットが数軒ならんでいる地域を発見。
2件目のホームセンターで、無事空MDも発見。

ついでに今日のライブをする会場に寄った。
美川くんは昨夜灰野さんのライブを見に行ったので、巨大なホールだときかせてくれていたが、会場は地元「ヴィクトリアヴィル・タイガース」というホッケーチームのホームグラウンドらしい、ホッケー試合場だった。リンク部分をカーテンで仕切り、ステージやライト設備を構築したもので、確かに2000人は入るかな、というような会場である。

一旦ホテルに戻り、夕方、ボルビトマグスの面々と合流。
簡単な打ち合わせと食事。
彼らは本当に素晴らしいアメリカ人だ。

ステージはなおっぺのドラムを中心に、Uの字型にメンバーを配置、非常階段側とボルビトマグス側との対決という布陣。
外音はどれだけの音量だったかはわからないが、まあほぼ世界最大音量のノイズ演奏だったことは間違いないだろう。
演奏時間は1時間半くらいやってくれ、と主催者から言われていた分、いつもの非常階段のような全力疾走感はかもしだせなかったが、ボルビトマグスとのからみはそれなりにおもしろかったように思う。

持参したCDやTシャツも売れ、深夜、ホテルに帰る。
ボルビトマグスとの短い再会もあっという間に終わりだ。
彼らの健康と、これからの活躍を祈る。
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 ● 2006年05月20日(土)  寅財空亡
canada1.jpg 160×213 10Kユナイテッド機でシカゴ経由、カナダのモントリオール入り。
アメリカ系航空会社の飛行機は座席、客室アテンダントの質、食事、機内誌、清潔度など含めて世界最悪クラスだと思うが、今回もけっこうひどかった。
通関スタッフの質も最悪。瞳孔の写真をとられたり、指紋をとられるのも、不快な気持ちになりますね。アメリカは、できれば行きたくない国になってしまった。

シカゴからはエア・カナダ。
こちらはきれいな飛行機でした。
モントリオールの空港に到着するも、荷物が出てこない。
オーバーサイズで別の預け口に渡した、私のギターだけがでてきて、他のメンバー分も含めてスーツケース4点行方不明。
シカゴで荷物を一旦受け取り、ユナイテッドの乗り継ぎ便荷物預けの場所でトラブったのではないか、と、推測。
しかたないので、バッゲイジクレームで美川くんに書類記入してもらう。
私がいままでの海外旅行経験でバッグの行方不明はこれで3回目、すべてアメリカ系航空会社。ただ、行方不明になっても発見され、翌日には宿泊先のホテルまで無料で宅配してくれるので、今回もそうだろうと話し、美川くんやなおっぺなどに説明。

空港出口でFIMAVのスタッフと合流、会場やホテルはこの空港から200キロ離れている。バンに乗り込むと、このフェスに出演するK.K.NULLこと岸野くんが乗っていた。岸野くんとも久しぶりだが、奥さんのミキコさんが同乗、彼女と会うのは10数年ぶりだ。まだ岸野くんと結婚する前、大阪のレコードショップ・ウッドストックで彼女が働いていた時、赤痢のみゆちゃんと3人で食事をしたことがある。彼女はワイヤーの「154」が好きだったことも覚えているが、どうしても旧姓が思い出せなかった。

ホテルにてビールをのんで、かんたんな食事をとる。
荷物がないので、着替えがなくて困るが、シャワーにはいって就寝。

荷物は翌日の午後3時にとどいた。
荷物をといて、とりあえず皆でお祝いにビールで乾杯。
わたしは時差ぼけもあり、そのまままた寝てしまったが、美川くんとなおっぺは灰野さんのライブを見に行った模様。

 ● 2006年05月19日(金)  カナダへ
ヴィクトリアヴィルのイベント出演のため、成田から出発。

 ● 2006年05月18日(木)  Revenge of Memory
DOLL BY DOLLのライブ盤CD「Revenge of Memory」が届く。
1977年のライブを収めたこのCDを聞くと、この音源を故・林直人くんに聞かせたかったな、などと思う。

非常に力強いライブ演奏である。
美川くん、タイロウくん、S本さん、中島さんのみならず、ジャッキー・レヴィン好きなら必携の1枚となるのだろう。
しかし、簡素なジャケットだなあ。


ビデオの注文が入り、過去の映像などを見て、いろいろ思う。
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 ● 2006年05月17日(水)  白い夢を
螺旋階段のCD「不思議なところ」はもうすぐ発売だが、何度も聞いてみる。
「しろ」が気に入っていて、原題は「白い世界へ」だったかな。メンバーは単純に「しろ」とよんでいた。


おまえがのぞむなら
なんだってしてあげよう
天国へいきたいのなら
いかしてあげよう

おれはおまえの
忠実な奴隷
おれはおまえの
忠実な奴隷

おまえがのぞむなら
なんだってしてあげる
地獄へ堕ちたいのなら
墜としてあげよう
昨日見た しろ は
ぼくの生きた印
昨日見た しろ は
ぼくの 死への 賛歌

しろい 世界へ
しろい 夢を



白い夢をみた。
そんな、1日。

ありがと。

 ● 2006年05月16日(火)  。。。
会社の決算。

現実は厳しい。

 ● 2006年05月15日(月)  mother
1日遅れで「母の日」をする。

笑顔の母を、久しぶりに見た。

 ● 2006年05月14日(日)  上を見れば雲・下を見れば霧
d22.jpg 160×184 4K新潟のNくんといろいろ話す。
Nくんはこの夏に山本精一くんを新潟によぶ企画を準備中。

私は猿股茸美都子との西日本ツアーを企画中。
8月上旬に、九州も行けそうな感じです。
メールのやりとりを、いろいろ。
九州に行ったら、そのまま足を伸ばして一人旅がしたいなあ。

子供をみて、いろいろ、思う。

田園風景に、みとれる。

 ● 2006年05月13日(土)  broken flowers
どうして誰かさんが逝って、どうして自分が生きているのか、というのは永久に答えの出ない自問であるけれども、考えることには価値はなくても意味くらいはあると思う。
その上で、自分ができることを、少しづつ、することしか、人にはできない。


「ブロークン・フラワーズ」は、ずいぶん久しぶりのジム・ジャームッシュの作品のような気がする。
20年ぶりに会う5人の女性の対応はさまざまだけれど、それはそれとして、私は故人になってしまったペペに会いに行くドンにこそ、男と、女と、人間がなんであるか、なにができるのか、なにしかできないのか、想いのその果てを表現しえたのではないか、と、思うことにしようと思う。


つきつめれば、人には、涙にしか価値はない。
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 ● 2006年05月12日(金) 

とある訃報をもらい、気持ちが沈む。

 ● 2006年05月11日(木)  FLASH LIGHT
ブランドXは過去に1度CD化されたのみで、リマスタリング盤などの発売がされないのが不思議だと思っていたら、6月に東芝より、ヴァージン/カリスマ紙ジャケット・シリーズで6タイトル一気にリリースらしい。ちょっと楽しみですね。

AMSが取り引きしているCDの問屋は、今回のトム・ヴァーレインの新譜は取り扱いがないという連絡がきた。
マイナーレーベルだからしかたない。みなさんはタワレコやユニオンやアマゾンで買ってください。

探し物。
デビッド・アレンのヴァージンから出したアルバム「グッド・モーニング」のCDも買いのがして、長年中古をまめに探しているがみつからない。どこかであったという情報あればよろしくです。
あと、ロイ・ハーパーの「Flashes From The Archives Of Oblivion」は10年ほど前にCD化なってたんですね。その時に買いのがしている。
良いアルバムなので、CDを見かけたら買うつもり。
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 ● 2006年05月10日(水)  想うことは罪ではない、と、思いたい
先週の首くくりさんとのライブ、AERAが取材に来ていたので、その記事の掲載はいつですか?と訊かれ、そう言えばぜんぜん忘れていた、と思って、今発売の号を買う。記事は掲載されていなかったが、29ページの記事「メールを保存し反芻する快楽」という記事を読み、暗い気持ちになる。

記事の内容は、不倫相手とのメールを、なぜかちゃんと保存していた30代人妻。ダンナはエリート、本人は美人、何不自由ないように見えて、実は不倫しまくっていた。その保存していたメールが、ウイニー経由でネットにあげられてしまったからさあ大変、という話をベースに、そういった過去のメールを保存して、時折反芻して見て悦にいるという人種(つまりは馬鹿な人種)がけっこういるという話と、そういう人種のダメぶりを強調した内容である。
記事の中ではこの人妻はかっこうのヤリ玉に上げられており、いい格好しているエロバカ女、という扱いだ。

本当にそうなんだろうか。

この記事には、どうも文字の記録や思い出に執着する人種=バカという、人を見下げた視線を感じる。
不倫と一言書いてしまえば、それは不倫でしかないような書き方。
その恋や想いの中には、文字にできないような出会いや想いや別れもあるだろう。それを単に「感傷」として、軽蔑しているように思う。
つまりは男女の恋を「性欲」と「感傷」というふたつの言葉で決定しているような、嫌なものを感じるのだ。
そう言われてしまえば、どんな恋愛も、きれいごとを言っているだけで、結局は性欲と感傷じゃないか、というふうに蔑んでしまう。
あの子との恋も、性欲と感傷か。
あの思い出も、性欲と感傷か。
身を切るような想いも、しょせんは性欲と感傷か。
どうせ男と女は、なにがあったとしても、性欲と感傷か。

じゃあ、表現もそうじゃないか。
どんな歌も、どんな言葉も、しょせんは感傷か。
ステージで首をくくるのも、つまりは感傷か。
芥川賞の小説も、しょせんは感傷か。
三島由紀夫も、しょせんは感傷か。
おまえの歌も、おまえが毎日やっていることも、感傷という言葉に帰結するのではないか。

そんな風に思えて、どうにもこうにも暗い気持ちになる。

近藤さんがいるAERAだから悪くは言いたくはないが、この雑誌には夢がない。
そりゃそうだ、世の中はおもしろくない、バカばかりだ。
だから、なんなんだい。
だからこうなんだ、という、前向きな意見が、思想が、見えてこない。

AERAの文化欄に、夢があるかい?

自分の記事を、もっともっと読んでみて、内省してほしい。
そんな気持ちになった。

表紙は、元ソフト・マシーンのカール・ジェンキンスである。
カール・ジェンキンスはソフト・マシーンの「6」からラストアルバムの「ランド・オブ・コカイン」まで在籍し、結局はソフト・マシーンのリーダーとして君臨し、今も「ソフト・マシーン」の名前の権利を所有している。
つまり他のソフト・マシーンの元メンバーがいくら結集してもソフト・マシーンの名前を使えないで「ソフトヘッド」だとか「ソフトワークス」だとか名乗らざるをえないのは、カール・ジェンキンスのせいである。

なんとはなしに、傲慢な気がする。

今日はちょっと神経質になってしまった。
やや、反省する。
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 ● 2006年05月09日(火)  ただいま/おかえり
songs.jpg 160×159 10Kおかえり。


トム・バーレインの「ソングス・アンド・アザー・シングス」は、日本盤は佐々木さんのフェーダーのところが流通していたのですね。
明日発売だが、先だってタワーで発見。
14年ぶりのソロアルバム。
地味な内容ですけれど、ギターの音はかわっていないね。
ゆっくり、聞き込んでいきます。



石橋くんより、ビッケのブログをおしえてもらう。
http://ljbk.exblog.jp/i0
アーント・サリー時代の話も、少し。

でもねえ、石橋くん、私はビッケとはたぶん28年会っていないよ。
ラブジョイも1度も見たことないし、対バンも1度もないんだ。
不勉強で、ごめん。
でも、おしえてくれてありがとう。
「勇気をはらう」のところ、何度も読んでしまいました。



回り道も必要かもしれないね。

 ● 2006年05月08日(月)  Brain is Brain
novanova.jpg 160×156 10K「200CD ザ・ロック・ギタリスト」という本。
http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?isbn=4054031153
この本に私が掲載されるということで先月連絡をもらっていたが、内容は自由に書いてください、と返事。
無事入稿したとの連絡。

そのやりとりの中で、アルカンジェロのディレクターが私の日記を読んでいるとのこと、連絡をもらう。
私が4月3日の日記で、ジョン・G・ペリーの紙ジャケ復刻にあたりデッカのロゴがなかったことを書いているが、『ロゴを入れ忘れた訳ではなく、権利の関係から許可が下りなかったとお伝えください』とのこと。
そうでしたか、なにかアルカンジェロのミスかなにかのような書き方のようにみえたなら、失礼いたしました。
たぶん権利がデッカから他に移動しており、デッカの商品ではないのにデッカのマークは入れられないということなんでしょう。
残念ですが、しかたないですかね。

それにしてもいろんな方がこの日記を読んでくれていますね。
たぶん書いている内容が、アルケミー関連の日本のアンダーグラウンド・ミュージックだけでなく、いろいろ多岐にわたっているからなのかな。
ではアルカンジェロさん、いろいろ難しいとは思いますが、紙ジャケ復刻の希望。
ドイツ・ブレインの「リリエンタル」をリリースしてください。コニー・プランク、クラスター、クラーンなど豪華メンバーが参加した電子音楽アルバムながら、70年代にテイチクかた日本盤LPが1度出たきりで、世界的にもCD化されていません。

同じくブレインでは、ノヴァリスのライブ盤「KONZERTE」(写真参照)。
これは1度はCD化されたのかな?私は見たことないですが。

オムニバスで1977年の「ブレイン・ロック・フェスティバル(Brain Festival Essen)」も世界的に未CD化。
http://www.babyblaue-seiten.de/index.php?albumId=4443&content=review
これにはリリース・ミュージック・オーケストラの素晴らしいライブ演奏が収録されているので、ぜひ。

 ● 2006年05月07日(日)  The Miller's Tale
トム・ヴァーラインのことを調べていたら、「The Miller's Tale: A Tom Verlaine Anthology」という2枚組CDアルバムは、単にソロのベスト盤かと思っていたが、実は1枚が1982年のライブ、もう1枚はベストだが未発表テイクが5曲ほどあるということに気がついて、購入。
やっぱり、なんでもちゃんと調べないといけませんね。

AMSは2日間の開店7周年記念セールを終了。
土曜日がよく売れました。
セールって、1日でいいのかもしれませんね。
miller.jpg 160×160 7K

 ● 2006年05月06日(土)  人の形が好きなんだ
0506.jpg 110×147 3K湖に浮かぶ鳥居のむこうに、幻想的な島が見える。

この世のものとは思えぬ光景。

学生らしき数組のカップル。
彼らも、この世のものなのか?
少し、疑問に思ったり。(笑)

 ● 2006年05月05日(金)  わたしのたぬきは
宿題に答える。
正解。


山本精一くんの「なぞなぞ」を何度も聞く。
前は聞くたびに気がのみこまれそうになっていたけれど、今は安心して聞ける。
彼は、シド・バレットを超えた唯一の男だろう。
もっともっと世界的に評価されるべきだ。
0505.jpg 160×103 6K

 ● 2006年05月04日(木)  花の世界
05044.jpg 110×146 4Kロングドライブ。
途中でカエルの引越し便を見つけて、大阪スタッフのことを思い出す。

宿題をいただく。

 ● 2006年05月03日(水)  三日月
風邪がまだ完治せず。こんなに長いのは久しぶり。

先日、CDの問屋から来た荷物の中に、エレックレコード復刻シリーズのパンフレットが入っていたものの、中味を見ていなかった。
ふと見てみると、5月24日発売のものにいいものがザクザク。

カメカメ合唱団/人生はピエロ(VPCC-84516)
まりちゃんズ/三巴狂歌(VPCC-84550)
まりちゃんズ/お買得(VPCC-84551)
秋吉久美子/秋吉久美子(VPCC-84554)

カメカメ合唱団は私のコラムでも取り上げているが、CD化は不可能かなと思っていたもの。嬉しい。赤塚不二夫のスゴロクもちゃんとついているという。
まりちゃんズはベストをAMSにおいていたが、1枚売れるのに3年くらいかかっていたように思う。「売れれば良いと言う訳でもないがやっぱし売れなくては話になりはしない」という名曲も、ついにCDで聴ける。この2枚のアルバム、十二分に狂っているので、これもおすすめです。
秋吉久美子は前回ブリッジからCD化された時、回収になっているので、今回もけっこう微妙な気がする。本当に発売していいのか...。

pit 北/区域へ。
三上さんのライブだが、会場からの要請で、私のギターアンプをレンタルしているので、終演を待って、回収。

会場でフランスのミッシェルと会う。ミッシェルは昨日来日したとのこと。23日までの滞在で、私はカナダ行きがあるため、彼のライブ(福岡くんとのセッションかな?)は見ることができない。「DOODLESのふたりは元気ですか?」ときいていましたよ、あっこちゃん、なおっぺ。どこかで会えたら、いいね。
0504.jpg 160×218 13K

 ● 2006年05月02日(火)  なぞなぞ
王子・pit北/区域 で、首くくり栲象さんとコラボレーション・ライブ。

首吊り、もっと業の深いものをイメージしていましたが、ちゃんとしたアート・パフォーマンスでした。

なにかライブ終了後、からだがすっきりした感じ。
山本精一くんの歌が頭をよぎる。
『もう/なにもかも/どうでもよくなったー』

 ● 2006年05月01日(月)20:54  五月の青い空
勇気を出して1通のメールを送る。

「愛することは
許すこと
許しを乞うこと

大人になることは
傷つきながら
健(すこ)やかになること」

1月に自分が書いた日記を読み返す。


明日のライブのための、準備。

昨日Kさんからいただいたデイヴ・ギルモアの最新ライブ音源を聞いたり、ソフト・マシーンの映像を見たり。ソフト・マシーンは「ソフツ」のころのライブですね。ギターはジョン・エサリッジでしたね。当時は最速だった早弾きギターも見れた。いまならkeiくんのほうがきっと早い。

スタジオボイスのMくんと久しぶりに電話で話す。

ジャングル・ライフに中山双葉についての原稿を入稿。
softs.jpg 160×160 8K

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