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 ● 2006年07月31日(月)  さて。
7月も今日で終わり。

毎日があっという間に感じるのは年を取った証拠だというし、私も毎日そのように感じる年齢になっているけれども、この7月は長かった。
重要な一ヶ月だった。
そう、思うし、後になって、もっとそう思うのだろう。

たぶん見た目には、JOJOさん、なにも変わっていない、と思われるだろうが、自分にとって大きなものを、この7月に捨てたように思う。
また、自分にとって大切なものが、もう少しはっきり見えるようになった。
1年後が、少し楽しみだ。

今週木〜日まで、岡山・山口・大分・小倉でライブ演奏をします。
スケジュールはHPのアーティスト欄でチェックしてください。
もう、この地域には、おそらく当分は行きません。
人によっては、私の演奏に出会える最後の時かもしれませんね。
でも、出会えても、出会えなくても、いいと思っています。
それは運命みたいなものだから。
逢える人のためにだけ、演奏しますね。


大阪のスタッフから、中山双葉ちゃんのライブや、活動の雰囲気をきくと、とても元気になる。
がんばっている様子が、こちらまで元気にしてくれるなんて、いい感じだ。
沢口みきちゃんや尾谷嬢とも会えた様子。なによりなにより。
みんな、元気で、ね。


さて。

 ● 2006年07月30日(日)  ファイナル・カット
名古屋で仕事。

仕事中、沢口みきちゃんから携帯に電話。
今日は大阪に遊びに行くとのこと。
尾谷嬢と、今日&明日は大阪で遊ぶ模様。
彼女は先月の尾谷送別会に参加できなかったので、ずいぶん気にしていただろう。
尾谷と大阪で遊んでやってください。
ふたりにとって、楽しい時間になるよう、祈る。

名古屋からの帰り、のぞみで約1時間30分で品川に到着。
あまりの早さに、驚くなあ。

車中、ピンク・フロイド/ファイナル・カットを聞く。

ファイナル・カット、ね。
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 ● 2006年07月29日(土)  双葉の言葉に惑わされる
朝、ひとりで仕事をする。
BGMに中山双葉、通りからミンミン蝉の声が入ってきて、混ざる。
なんだか、いい気分。


ここにいる意味はない
ここにいる意味はないのかもしれない
だけど、いる
ずっといる...


そうだねー!(笑)
でも、動かなくてはね。
なにもかわらないから。


大阪のギャラリーのオーナーから、日記を読んだとのことで、励まし(?)のメール。
日記、休んでもいいのでは、というお言葉。感謝。
少なくとも、8月6日までは、書きますよ。
ツアーも楽しみだしね。


しかし、ついつい口ずさむ。
『こっこにーいーるいみは、なーい』
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 ● 2006年07月28日(金)  空がつながる日
朝から妙に切ない。
理由はわかっているし、きっと東京にいたくないのだろう。
来週になれば、猿股茸美都子との西日本ツアーが予定されている。
それまであと6日、待て、と。

曇り空。
それもくやしいけれど、空はつながっている。
それは信じていいだろう。

ある友人から電話をもらう。
私に不義理をしているヤツだから、きっと電話をするだけのことに、何度も躊躇したことだろう。
なんの、友ならば、ずっと友だよ。
裏切ったって、騙したりしたって、金がからんでいたって、友は友だ。
気にするなよ。
ダメな時は、誰にだって、あるから。


ハートの、涙。

 ● 2006年07月27日(木)  少女時代
hara999.jpg 137×122 5K中山双葉のHPの日記が、BLOGに進化していました。
http://yaplog.jp/inunoyume/
かわいい感じでなにより。
がんばって更新してください。
ライブもたくさん予定入っていて、なにより。

ハードスタッフ・小西さんとメールやりとりしていますが、アマゾンの小西さんの大量のレビューを発見。
http://www.amazon.co.jp/gp/cdp/member-reviews/AR7VJFEE9R1HG/ref=cm_aya_bb_rev/249-3279846-9271516?ie=UTF8
レビュアーベスト1000にランクインしているじゃないですか、小西さん。
この幅広いセレクション&レビューに感服しました。
あなたは普通の人ではないです、やっぱり。

あと、小西さんのすごいのは、いつも実名を名乗ってものを書いているところ。
匿名で書く人が99.99%のネット社会で、この本腰の入り方は、やっぱりすごい。
いいたいことを言う、質問をする、文句を言う。こういう時に自分の名前を証さないのはおかしいよね。言いたいことだけ言って、自分は匿名で逃げ腰かよ、という感じですもん、普通はね。

まあ、誰もが小西さんのようにはなれませんが。(笑)


昨日の日記のタイトル、原由子の曲目でしたが、ついでに「少女時代」という曲を思い出した。
私はサザンのファンではないし、原由子にも特別な思いはないが、この曲は大好きで、たまに心の中で口ずさむ。
「Loving You」というアルバムに収録されていたのですね。

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「少女時代」

Ah,落葉舞う校庭で 肩を寄せ
語り合った夢は 今も忘れずにいるけど
Ah,好きだった あの歌もあの人も
想い出に変わって 秋の空に溶けた

かなわぬ恋に流されて
眠れぬ夜も過ごしたけど気持ちは

いつでも微笑みを泣き虫にさよなら
誰でも恋をして 大人になるのよ


Ah,金色の輝いた 少女達
おしゃべりをしながら お互いの恋の行方を
Ah,教室の片隅で占って
窓辺ではいくつも ため息を落とした

小さな胸を躍らせて
初めての恋追いかけてたあの娘(こ)は

愛しいあの人に お別れの口づけ
涙をひとしずく 心にかくした


愛しいあの人に お別れの口づけ
涙をひとしずく 心にかくした
いつでも微笑みを泣き虫にさよなら
誰でも恋をして 大人になるのよ
希望の明日へ

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希望の明日へ。


ここの日記を書くのが、少ししんどい時もあります。
休んでもいいですか。
(誰にきいとるんや)

 ● 2006年07月26日(水)  負けるな女の子
サロンちゃんのブログ、
http://ameblo.jp/saron-sayuko/
に、夜邪のことが書かれていた。
私のこともかいてくれており、感謝。

すっかり別のバンドと健康的な生活していて、夜邪のことはすっかり過去のことなのかな、とか思っていたら、「おばあちゃんになったら」と、なんとも嬉しい発言もあり。
女の子の感性は、やはり不思議だ。

大阪では中山双葉の新譜プロモーションで、がんばっている様子。
双葉ちゃんも不思議な女の子だが、ちゃんと支持をうけるアーティストだと思う。
がんばってね。


日記で泣き言を書いたり、毒を吐いたり、わかったような人生訓を言うつもりもないが、「山本精一/なぞなぞ」が身にしみて身にしみて。
もう、ど。
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 ● 2006年07月25日(火)  いにしえ
take.jpg 160×213 5K高円寺UFOクラブに、INISIEのライブを見に行く。

なおっぺに会うのは二ヶ月ぶり。
INISIEのライブを見るのも、約二ヶ月ぶりかな。
今回は竹内くんのラスト演奏とあって、アルケミーに記録してくれた音源「想い」を楽しみにしていたら、1曲目に演奏してくれた。
どこか、確かに終わりの香りの演奏ではあったが、ここが終わりじゃないといったような、賢太郎くんの意地が光る演奏でしたね。
最後はへたり込むまで演奏した賢太郎に、エールをおくりたい。

いい演奏でした。
ありがとう。

竹内くんは、INISIEでの演奏は今日が最後だが、8月にみみのことでライブが1本入っている様子。それは私は行けそうにありません。
でも、がんばってね。
竹内くん、また、いつか、どこかで。


もう3年くらい前になるかな。
高円寺ペンギンハウスで、初めてINISIEを見たことを思い出した。
あの時はまだイニシエーションと名乗っていたように思う。
緊張したような賢太郎の顔は、よく覚えている。


いくつかの、さよなら。

 ● 2006年07月24日(月)  南の空
一昨日、昨日のライブの影響か、体が重い。
夕方までなおらなかったが、夜になって体力回復する。

大阪から中山双葉のプロモーションの件の、進行状況をメールで確認。
がんばっている様子、嬉しい。

梅雨があけない。
湿気に、曇り空に、少し疲れた。

 ● 2006年07月23日(日)  高円寺でライブ<2>
高円寺ペンギンハウスで、猿股茸美都子のレコ発ライブ2日目。

<寺島暁子+竹内宏明+望月治孝>
望月くんの顔は知っていても、演奏を見るのは初めて。
いい感じのサックスですね。普段は阿部薫バリのフリーインプロバイザーらしいが、スタンダードをやってもいい味の出る奏者だと思います。
カヴァーを含め4曲。もっと聞きたかったです。

<スズキジュンゾ>
昨日とはかわってソロのギター&歌のスタイル。
ギター、やや大きすぎません?(笑)
もっと歌を聞きたいな。

<猿股茸美都子>
昨日よりはリラックスしての演奏、SOLOやあんあんなど、猿股茸広重美都子で演った曲もあり、かなり楽しめました。わたしの曲のカヴァーもすっかり板についていますね。嬉しいな。

<JOJO広重+姫野さやか+藤原弘昭>
にせんねんもんだいのドラム、姫ちゃんとのセッションは初めて。にせんねんのライブやドラムソロのライブは見ているので、ベースがあったほうがいいと思い、元サバート・ブレイズの藤原くんに声をかけ、無理をいって出てもらった。彼は普段はコスモポリタン・カウボーイズでバンジョやバイオリンを弾いているらしく、ベースは久しぶりとのこと。
わたしより20才以上も年下のプレイヤーと真剣勝負、おじさん連は体力勝負でもありました。楽しかったです。いい汗かきましたね。(笑)
早弾きしすぎて、左手が痛いです。(笑)


みんな、ありがと。
また、いつか、どこかで。

 ● 2006年07月22日(土)  高円寺でライブ<1>
今日と明日は猿股茸美都子CD発売記念ライブ高円寺2DAYS。

今日はUFOクラブ。

<スズキジュンゾ+アストロ+Reiko.A>
延々と宇宙ロケット発射のような爆音が続く中、東女史のパフォーマンス。
初期メルツバウを思い出しました。。。

<猿股茸美都子>
ちょっと緊張しちゃったかな?
新曲を聴いて、マーク・ビアの「プリティ」を思い出したのは、きっと私だけでしょう。。。

<宍戸幸司>
割礼の曲もたくさんやってくれました。ぜんぜんかわってないねー。
現在、割礼の過去のアルバムは全部廃盤。このあたり、なんとかしてよ、ユニオンさんあたり。。。

<JOJO広重vs浦邊雅祥>
サックスとわたしのギターとのセッションは、なかなか豊穣な音群でよかったね。
彼がギターを持ってくるとはびっくりでした。ギターVSギターなら負けないよ。。。

打ち上げでは東さんの質問責めにもあいましたが、楽しかった。
また、明日!
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 ● 2006年07月21日(金)  夢で会いましょう
wine.jpg 120×129 4K乾杯。

明け方は寒かった。
寒さで目が覚める。
ついでに朝の5時ころから、仕事を少々。

元インディーズの流通会社にいた、Kさんからメール。
今度は国内大手輸入盤店の、制作に移ったとか。
流通ではなく、制作ですか。
また、オリジナルなものをプロダクトしてくださいね。

日活のKさんからずいぶん久しぶりに電話。
3年ぶりくらいかな。
映画のサントラに関する件、アドバイス的なことを話す。
お力になれたでしょうか。

音楽ライターの松山晋也氏から電話。
こちらも3、4年ぶりくらいかな、話をするのは。
何年か前に、ミュージックマガジンで私を取材、それを単行本に収録するので、という連絡。
元気そうでなにより。
彼とはもう20年近くのつき合いになるが、最近はずいぶん疎遠になってしまった。

明日のライブ、高円寺UFOクラブ。
猿股茸美都子のレコ発だが、私と浦邊くんとのセッションもある。
浦邊くんとは昨日の夜遅く電話で話したが、彼も私との共演を楽しみにしている様子。久しぶりの真剣勝負の予感。
がんばります。
明日は、割礼の宍戸くんのソロもあるし、ジュンゾ・ユニットには、これまた久しぶりなReiko.Aこと、東女史とも会える。豪華なメンツだ。
たくさんお客さん入るといいなあ。

 ● 2006年07月20日(木) 
早朝から働く。目の回るような、とは、このことか。

今日は中山双葉のトラックダウンに立ち会えず、残念。

キャプテントリップから、エルドンやリシャール・ピナスのサンプル盤をいただく。解説はT.美川氏。なるほど。

非常階段/TAPES、再CD化、商品があがってきましたと大阪から連絡。
私と頭士奈生樹くんとのセッションが収録されている。
久しぶりに聞きたいな。

とある件で、山崎くんから励まされる。
ありがとうね。

音楽って、何なんだろうねえ。


コラム「こころの歌/最後の歌」のための原稿を執筆する。
今回は頭士奈生樹/掘
聞き直しながら、いろいろと、思う。
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 ● 2006年07月19日(水)  想い
京都から神奈川に新幹線で向かうも、豪雨のため、静岡駅の手前で缶詰。
約1時間、列車が止まる。
用事には間に合い、問題なし。

帰宅後、たまったメールの処理。
重要なのは1通だけ。先日の日記にあげた、竹内くんからの、やさしく、熱く、そして思いをこめたメール。ありがとう。

INISIEの「想い」が聞きたくなった。

 ● 2006年07月18日(火)  さて
アルケミー大阪チームとミーティング。

 ● 2006年07月17日(月)  京都へ。
東京でカードの仕事。
終了後、同業者のMくんと新幹線で関西へ。

夕食は、京都駅八条口にあるラーメン店「ハマムラ」。
http://r.gnavi.co.jp/k520802/
ここのラーメンはかなりおいしいです。甘口ですがね。
麺、汁、具の味、量など、ほぼ完璧かと思う。
京都へ行かれたら、お試しを。

実家。
父とはすれ違い、母と話す。

 ● 2006年07月16日(日)  おそろしいこと
INISIEの竹内くんがしばらく音楽活動をやめる、という話を先月聞いた。
今月25日のINISIEのライブ、行けるかな。行きたいな。
この日が最後の演奏になるのかな。

まあ、その前に、23日の日曜日、あっこちゃんのバックでベースを弾く彼に会える。


彼はずいぶん私やアルケミーに興味を持ってくれていたし、INISIEやみみのこと、最近ではDOODLESでも良い演奏をしていた。
もちろん思うところあるだろうし、まだ若いから、1度は音楽をやめるのもいいだろう。私だって、何度もやめようと思ったよ。

三上寛さんの話ばかりでなんだが、2004年にアップリンクのトークショーで寛さんをよんで、昔の話をした時に、音楽をやめて役者になろうと思った時期があるが、今から思うと恐ろしいことを考えていたものだ、とおっしゃっていた。


そう、恐ろしいことだ。
竹内くんも、いつか、わかるさ。


20年くらい前、確か杉山晋太郎のアルバムを出したころ、もうアルケミーも音楽も全部やめようと思ったまま、三軒茶屋フジヤマに集金に行ったことがある。
渡辺さんの顔を見て話をしていると、ついにやめると言いだすことはできなかった。
それは渡辺さんに説得されたとか、渡辺さんの発した言葉に感銘をうけたとか、そんなことではなく、音楽をやめて渡辺さんと友達でなくなるのが嫌だなと思ったとか、そういう感覚に近い。


同じようなことを、モダーンミュージック/PSFの生悦住さんに話したことがある。
あの頃はアントニオ猪木がまだ新日本プロレスのリングにあがっていた。私は新日本プロレスのファンでもなく、猪木信者でもないが、猪木の試合を見ていると、所詮プロレスとは思いつつ、自分はもうなにもかもやめようと思っていても、「ああ、もう少しがんばってみよう」という気になった。
自分がこれでおしまいだとか、限界だとか思ったところで、それはそうではなく、"その先"が結局はあることを、猪木の背中に見ていたのかもしれない。



終わりなど、来ない。
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 ● 2006年07月15日(土)  サンスウとカテイカ
昨夜遅く、緑の光線のことを思い出す。
エリック・ロメールは、少女の細やかな心のゆらぎを描かせることにかけてはトップクラスの監督だが、映画「緑の光線」は、すてきな小品だ。
緑の光線を見たものは幸福になれる。
これは映画の中のエピソードで、ヴェルヌの原作では緑の光線を見ると「自分や他人のこころの中がはっきりわかるようになる」というものらしく、少し違うようだ。
どちらにせよ、夕焼けの最後、太陽が沈む刹那に見えるという「緑の光線」のエピソードは、記憶に残る。

私はまだ、その緑の光を見ていない。


ジョージ秋山の「ザ・ムーン」を少し読む。
ラスト、迫りくる死から逃げられないことを知りながら進む子供たち、そして結婚するサンスウとカテイカ。全員が死ぬ、結末。
こんな作品を中学生の時に読んでいたのかと、しばし呆然とする。
参考URL↓
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/2262/moon.html


猛暑。
サッカーのオールスターゲームに関連した仕事のため、車で鹿島スタジアムに向かう。高速は渋滞し、約2時間半かかって到着。
途中、利根川の景色に感嘆する。
日本の風景は、平凡なようで、やはり不思議だ。

鹿島も他の地方都市と同じく、大きな国道沿いに大型スーパーやファミリーレストランなどが並ぶ、どこかでみた光景が続く。
日本はいつから、こういうアメリカンな町作りをするようになったんだろうか。
なにか、嫌とか、虚しいとかではなく、終末感を胸にいだかせる。
そういうものに飲み込まれていくものなのだろう。
町も、生活も。



帰ってきてから、ジブリの「耳をすませば」を見る。1年ぶり。
いや、もう1度くらいは見返しているかもしれない。


人を本当に好きになること。


さてさて、サンスウとカテイカ、か。。。
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 ● 2006年07月14日(金)  心が泣いている
押入から別のものを探していたら、G-モダーンの創刊号が出てきた。
保存状態も良く、読んでいるとなんだか懐かしい。
発行は平成4年7月30日となっており、もう14年前になる。丁度私がカード屋を始めるのに2度目の東京暮らしを始めるために上京したのがこのころで、その記憶も重なる。
編集スタッフは細川奈緒美、田中淳、地引雄一となっている。細川さんはもう結婚しているかな、田中くんは消えたな、などと思う。

読んでみると、このころは入手困難だったアルバムが多数掲載されているが、今ではたいがいがCD化され、容易に入手できる状況になっていることに気付く。
そしてそのことがいいことだと、当時の我々は思っていたが、果たしてそれが実際に良い結果になっているのかどうかは、2006年の今、完全には賛成しかねる。
容易は安易にもつながっているからだ。

この本の白眉は、やはり巻頭の三上寛インタビューだろう。
PSFから「上」「下」「俺が居る」「女優」を発表したころで、写真を見ていても、三上さんは若い。

三上『楽器と人間の関係ってさ、本当にこれがわかったら俺、音楽やらなくていいだろうなって思っているけどね。自分が何故このギターと一緒にいるのかということをね。まずわからないものなんだよ、ミュージシャンって。それでね、いろんな理由があって絶えずわかってるつもりなわけ。ギターと自分って。ところが4年か5年に1っぺんくらいね、ギターの持っているリズムと自分の持っているリズムがね、観念じゃないけどね、わからなくなる時があるんだよ、半日くらいね。そのときはもの凄い恐怖だね。あの感じは口では言えないけどね。死んだほうがよっぽど楽だっていうふうになっちゃうけどね。きっと耳というものを自分達が100%捕らえきってないんだよ。自分は聞いているんだけれども、それを拒否したり、それからこっち側から勝手に作動している部分があるはずなんだよね。しかしそれは記憶として残っているわけ、その音は。その音は聞いたことはない音だけども、体はもう知っているわけ。その時に起こる現象だと思うけどね。とても不思議なもんですよ。俺の人生にとって凄いプレッシャーですよ、ギターっていうのは。これさえなくなったらどんなに楽かなって、思うね』
−−そこまでギターについて考えておられるとは思ってなかったので、凄く興味深い話ですね。
三上『いや、みんな言わないだけでね、それくらい。そりゃ女だったり車だったり、そんなもんにすりかえて考えているだけでね。ミュージシャンはみんなこのことについて考えてますよ、ギター持つってことにね。』

上の発言も凄いが、下の発言はもっと凄いな。
アルケミーのミュージシャン連、よく考えること。


ついでに、ガンジーさんが発行していた「Gースコープ」Vo.15も出てきた。表紙はソウル・フラワー・ユニオンで、1996年の発行のようだ。アルケミーではオムニバス盤「ギター・アンリミテッド」をリリースした時のようで、北嶋建也や徳山喬一のコメントも記事中に掲載されている。徳さんの発言がいかしていた。
『・・・アウシュヴィッツ解散から1年くらい、ほんまこういう音楽の世界から消えてしまうんかなみたいな時期もあったんですよ。1年の間にセッションがたったの1、2回。。。そんなこと、それまで考えられへんことやったから。心が泣いてたね、ほんま』

そうか、心が泣いていたのか。
ししょうの控え目なコメントもよかったよ。

となりのページには津山くんのインタビュー。
他にもLOVEJOYの1st「妙」の記事、ドリルマンのQちゃんと花電車・ヒラくんの対談、エンジェリン・ヘヴィ・シロップのアメリカでの記事、姫路マッシュルームの記事には怖のメンバーの写真が。連載も山塚くん、赤痢のみゆちゃん、オフマスクの秋井くん、少年ナイフの山野直子さんなど。
囲み記事にはベアーズの安海さん。
広告にはギューンカセット、タグラグ、アルケミーなどなど。
ガンジーさん、身内で作りすぎ。(笑)

でも1996年、つまり10年前か。
ずいぶん前のような、ついこの間のような。

アルケミーの広告には、インターネットにホームページ開設!とあるので、このHPも10周年ということですね。いやはや。

 ● 2006年07月13日(木)  手紙/由紀さおり
tegami.jpg 120×122 4K尾谷嬢と電話で話す。
休暇をかねて、北海道のかなり山奥のほうに行っている模様。
たまたま今日は町に降りてきていたので電話が通じたが、普段は通じないとのこと。

東京スタッフRに、結婚の話を進めるよう促す。
こういうことを、影響力のある私が勧めるのがいいのかどうか迷ったが、動かなければ現状はかわらない。
若者だからこそ、自分が結婚したいと思った相手と、結婚してほしい。
そう、思う。

母の携帯を買いに、新宿へ。
母の日に送った携帯はボーダフォンだったが、どうも電波が通じない、年寄り向けに出来ていないので使いにくいなど、不満がある模様なので、auのとある機種と交換することにしたのだ。
来週届ける予定。

夕方、お客さんにシド・バレット死去の話をふったら、忌野清志郎が喉頭癌のニュースをお知えてくれた。
最近はソフトバンク・王監督の入院、バレットの死など、60代の訃報や病気のニュースが多い。我々の世代の平均寿命は、みなが思っているよりきっと短いのだろう。
将来は老人が増えるとか、年金問題が、とかいろいろ言っているが、そのうち日本人の平均寿命は60代になって、年金もらう前にたいがいは死んでしまって、問題はさっさと解決するのではないか、などど思ってしまう。
人生60年くらいで、ちょうどいいやな。

今日はふみの日ならぬ、手紙記念日。
手紙を開封する時の気持ち。
大切な気持ち、だ。

 ● 2006年07月12日(水)  フランス語で。
シド・バレットが亡くなったというニュース。
早い?遅い?まだ生きてた?もう1度歌ってほしかった?どうでもいい?

どうかな。
どうなんだろう。

山本精一/なぞなぞがあるから、追悼でバレットを聞かなくてもいい気がする。
もう少しあとで考えよう。


フジヤマへ。
渡辺さんと会えた。
中田引退について、笑いながら話す。

マンガのような世の中は、もうあきた。

夢見るように眠りたい。
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 ● 2006年07月11日(火)  Minor vs.どらっぐ
昨日の日記で角谷くんの思い出をうろ覚えながら書いたら、美川氏からメールをいただいた。

『それは、80年5月11日のライヴだと思います。私の手元にあるテープを見ると、「Minor vs.どらっぐ」とタイトルが振ってありますが、イベント名がそうだったかは自信なし。出演していた人は、工藤冬里、白石民夫、角谷美智夫、向井千恵、Idiot、JOJO広重、猪狩亘、美川俊治の筈です。』

当日のことを、なんとなく思い出した。しかし、白石さんや向井さんがいた記憶は欠落している。
いまならさしずめPSF・アルケミーのようなもので、26年たってもあまり構図はかわっていないということか。

テープがあるなら、諸氏に連絡とってリリースしますか?
しかし、内容はどうだったんだろう。
とにかく、聞いてから、か。

 ● 2006年07月10日(月)  角谷美知夫くんのことを思い出した
AMSで売れているPSFレーベルのCDは、角谷美知夫、ガセネタ、ホワイトヘブン、ロストアラーフ、ハレルヤズといったところが定番で、やはり古い音源をまとめたものが人気がある。
これはお店(によく来ているお客さん)の特徴なのか、関西の特徴なのか、はたまた現在の時流がそうなのか、よくわからない。
友川かずき、三上寛、灰野敬二あたりがPSFというレーベルの真骨頂だとは思うが、AMSではそうでもないようだ。

角谷美知夫くんとは、たしか1980年に大阪にあったライブハウス、蛍池クルセードでセッションしたことがある。工藤冬里くんもいたはずで、JOJO広重+角谷美知夫+工藤冬里というトリオでの演奏もした。
内容はほとんど記憶にないが、録音源があればPSFあたりが発売したがりそうだ。

PSFのお店・モダーンミュージックでは、最近では螺旋階段のCDがよく売れている。やっぱり過去の音源が売れるのは東西問わず同じなのかな?

 ● 2006年07月09日(日)  手紙
徳島の小西さんのお母さんから、とあるお礼をいただいたので、お礼の電話。
会話が楽しい。
幸せをいただいた。

ちょうど1年前にお世話になり、ししょうや柿木くん、小西さんと山城町のこなき爺像に行きましたね。
もう1年だ。早いな。


仕事のあと、東京スタッフRとたっぷりミーティング。
たぶんRは頭がいっぱいになってしまったと思うが、オレの後継者は彼しかいないと思っているので、頼もしく思う。
お互い、いろいろあるが、がんばろうな。


手紙を1通いただく。
大切な気持ちを思い出す。
感謝。

 ● 2006年07月08日(土)  旧友と飲む
1970年代後半〜80年代前半の、音楽ではない世界で濃密な時間をすごした時期のある、仲間&その友人と、新宿の焼き鳥横町で飲み会。

1979年などは、今にして思えば、かなり狂っていた時期なので、その当時のことを笑い話にして話せるのは、なんだか嬉しい。
くだらないことも多いが、それはそれでよし。

不思議な時間でした。
ありがと。




今日は白い○の記念日。(笑)

 ● 2006年07月07日(金)  レンタルコーナー、明日スタート
アルケミーミュージックストアで、CDレンタルコーナーをもうけることにした。
明日、8日よりスタートの予定。

いろいろな理由で再発されないCDというのはいろいろある。
そこで、正規発売され、基本的に廃盤、絶版、入手困難なCD盤をとりあえず150タイトルくらいそろえてみた。1枚のレンタル料は300円で、とりあえず聞ける、という程度のものだが、どんなもんなんだろう。
反応が楽しみです。
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 ● 2006年07月06日(木)  花・蝶・霧
昨夜の各局ニュース報道。
拉致問題についての会見で出席している北朝鮮の担当官に、ミサイル発射についてコメントせよとつめよっても、そりゃコメントできんわな。
その部分だけを編集してテレビでとりあげて、いかにも北朝鮮は悪者的に報道するのは、これはNHKも民放もひどいやりかただと思うなあ。

根本的に北朝鮮のミサイル発射が悪いにせよ、ニュースは都合のいいように編集されているのがよくわかる放送だった。
日本のマスコミは、テレビも新聞も雑誌も、いろいろ仕組みすぎ、やりすぎな気がする。普通じゃうけないし、売れないんでしょうがね。

前にもかいたが、なんでもありがありすぎて、本当のことがわからない。


花と蝶と霧。
四葉のクローバーを探す。
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 ● 2006年07月05日(水)  時間と言葉
結局メールではらちがあかず、姉と電話でやりとり。
つまるところ、親孝行は難しいという話である。

言葉も思いも、自分の親兄弟だからこそ、よけいに通じない。
他人のほうが、気を遣う分、気持ちは簡単に通じるのかもしれない。

もうずいぶん長く親とは離れて暮らしているので忘れていたが、そういえば、そういう親だったなあ。

しあわせとはなんなのか、いろいろ考えてしまった。

 ● 2006年07月04日(火)  雨のステーション
昨夜の中田ヒデ引退のコメント、なんじゃありゃと思う人と、感動した人、どちらが多いのかな。
日本人には、感動したほうが多いのでは、と思うのは、うがりすぎか。
サッカー通のINISIEの彼に意見をきいてみたい。
ただ、異常な報道量だと思う。

両親について、姉とメールでやりとり。
姉のイメージングと私のそれとは、いつもヴィジョンが違う。
それを埋める作業が必要だ。
どこの兄弟でも同じようなものだろうが、例え血がつながっていても、人生観は別々だ。


幸運は、人が運んでくる。
幸運を運んでくる人と、会うべきである。

 ● 2006年07月03日(月)  オレモシヌカラ...
01.jpg 120×120 7K先週マゾンナの山崎くんにもらったコンピCD「DEMONIC FREAK SCENE」をようやく聞く。ここのところ、やかまし目のサウンドに食傷気味で、なかなか聞く気分になれなかったのである。
聞いてみると、うんうん、ずいぶんわかりやすい音楽だ。若い人たちの踊れる音楽は、私よりもっと遠い世界にあるのかと思っていたので、ちょっと安心する。(笑)
売れるといいね!


公的に発表するかどうかは別にして、新曲の制作にとりかかる。
作詞をするのはずいぶん久しぶりだったが、テーマが決まっているせいか、意外に言葉がすらすらとでてきて、自分でも驚く。
もう少しねってみよう。

昨年の後半、今のスタイルで歌を歌うのはいったんやめようと決めて、今年の3月で一段落。先月の名古屋と8月の西日本ツアーは特別扱いだが、8月6日の小倉で、本当に一段落。いい日だし。(笑)
8月3-6日のツアーは、ちょっと特別な気持ちで歌えそうだ。

ソロで出演の決まっている8月26日の高円寺ペンギンハウスは、また違うスタイルで演奏することに決める。昨年札幌で演奏したドローンスタイルに、東京で初挑戦してみようかな。

徳島の小西さんからメールをいただく。
人が人にできること、思うこと。
同じく、あるバンドのDくんからも、同じようなテーマのメールをいただく。

小西さん、Dくん、私は「人は自ら選んでその道を歩いているのだ」と思うよ。
例えそれが不幸でも、病気でも、事故でも。
だからみな、自分の道を自分で確かめ、自分の足で歩く必要があるのだ。
私は道徳家でも宗教家でもないし、感傷も友情も愛情も否定しないけれど、それでも、そう思う。
そう思いながら、思いをこめて、「オレより先に死ぬやつはバカだ」と、言うことにしている。

 ● 2006年07月02日(日)  さよならの朝
仕事して、東京に帰還。

 ● 2006年07月01日(土)  総長賭博
大阪へ移動。
以前は新幹線を使っていたが、東京→大阪間は、飛行機のほうが安い(特割)、マイレイジがたまるなどの理由で、たいがいは飛行機を使っている。
機内ではドリンクも出るし、無料の音楽プログラムもある。

今回は演歌のチャンネルで、鶴田浩二の「傷だらけの人生」が聞けた。
鶴田浩二は高倉健に比較すると人気はいまいちかもしれないが、影のある役どころでは健さんより上の気がする。

鶴田浩二の映画では、1968年作品「博奕打ち・総長賭博」が最高だ。
DVDになっていないので、レンタルビデオで探すしかないが、未見の方はぜひ探してでも見てください。
男って。
と、感動すること必至。
http://www.eiga-kawaraban.com/01/01012701.html
http://home.f05.itscom.net/kota2/jmov/1996_04/960419.html
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