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 ● 2005年01月31日(月)  東京に帰還
050131.jpg 160×180 8Kでも朝7時過ぎには目が覚める。バスで千歳空港へ。
空港の中の売店で「石狩鮨」を食べる。千歳空港のレストランで食べる寿司より、こっちのほうがおいしいと思っているので、毎回フライトを待つ間に食するようにしている。
午後には東京に帰還。なんだか日本は狭い。

不在中のメールを整理していると、ミステリー作家の鳥飼否宇さんからメールが来ていて驚く。彼の小説の題名には、プログレッシブロックアルバムの邦題が付けられており、その筋には有名である。私のコラムの一節を流用したいとのこと、問題ないので承諾。

佐井好子さんからもメール。近日会うことにする。

頭の中で夜邪の歌がぐるぐるまわっている。

 ● 2005年01月30日(日)  十蘭堂の夜
30日、朝からテレビ塔でカードの仕事。
昨日は暖かい札幌だったが、雪が舞い、冬の北海道らしい雰囲気。

夕方から十蘭堂へ。
三上さんのアイヌの友人は、昨日のマルチスペース・エフにも来場されていたが、今日も来て下さっていて、少しお話する。とても不思議な人だ。体格もあってか、ニヒリスト・スパズム・バンドのベーシストのヒューを思い出した。

この夜のトッパーは、アルケミーのナイトギャラリー3に収録の「夜邪(よぜ)」。
たぶん、二十歳(はたち)そこそことあって、かわいいというよりはあどけなくて、機材のセッティングをしている高橋くんがお父さんのように見えてくる。でも、このくらいの娘がいてもおかしくないのは、高橋くんも私も同様で、なんだか自分もお父さんのように、リハやライブをしている夜邪を見て「失敗するなよー、がんばれよー」とか、心の中で応援している自分に気がつき、ちょっと赤面。
ライブは新曲も含めて8曲。やっぱりナイトギャラリー3収録曲が頭に残る。
3月に東京でのライブがとても楽しみになってきた。サロンちゃんの前世である夜邪が彼女の夢に出てくること、その夜邪を現代に甦らせるというコンセプトは、ともすれば宗教的であるが、そういったことを歌う彼女たちの純粋さは、今の東京のバンドにはたぶん見つけることは不可能だからだ。
たぶん彼女たちのファンになる、男性アンダーグラウンドロックファン諸氏の顔ぶれが目に浮かぶ。期待してろよ、かわいいぜ!

二番手は私のソロ。
「死にたいだけ」の新歌詞ヴァージョン、JOJO広重版「夢は夜ひらく」、ちょっと曲順を忘れたが、「赤いケモノ」「夢の丘」「三月の雪」「それで全てが終わるなら」という構成だったように思う。「それで全てが終わるなら」もロングヴァージョン(2001年に池田の小学校で殺人、死刑になった宅間守のことも少し封入してある)で、ちゃんと演奏できた。

最後は三上さんのソロだったが、この夜の三上さんは最高に出来が良かった。十蘭堂の雰囲気と、見事にマッチして、叙情的な曲は涙が出そうなくらいにセンチメンタル、笑える場所では会場も大受け(GAMO & DANBE は東北&北海道の方言だけに、分かる人が多かったのだろう)、どの曲も感動的!最後は「夢は夜ひらく」「大感情」と、私も大好きなレパートリーで締めてくれた。
深沢七郎さんのこともMCで語られる。たまたまリハで三上さんが十蘭堂に入ってきた時に深沢七郎さんのCDがかかっていたこともあったのかも。いい話でした。

打ち上げでも三上さん絶好調。いろいろ興味深い話をきいた。
もっとみんなと話したかったが、夜もふけて解散。ホテルに帰ると夜中3時すぎ。
0501302.jpg 160×180 7K

 ● 2005年01月29日(土)  札幌で三上さんとライブ
050129.jpg 150×221 13K札幌で、三上寛さんとのライブ。
29日の札幌「マルチスペース・エフ」では、三上さんと私が同時にステージに立ち、お互いの曲を交錯させながらライブを展開するという手法で、昨年9月に初台・ドアーズや大阪・ファンダンゴ、六本木・スーパーデラックスで行ったライブと同スタイルで、今回が4回目となるもの。

会場についてしばらくすると、高橋くん、室野井さん、浅野くん、そして十蘭堂の小磯オーナー、かよちゃんと、いつものメンバーが揃う。他のお客さんの来場ももちろんありがたいのだが、札幌でライブをする時は、この5人が喜んでくれれば、何か感じてくれれば、それでいいのだと思っている。そのためにもと、こちらにも気合いがはいるのだ。

空港で別れた三上さんも登場、リハもバッチリ。
リハ後、浅野くん、小磯くんらと、このアルケミーHPの日記について話す。浅野くんが『風邪は大丈夫ですか』ときいてきたからだ。けっこうこの日記は意外な人にも読まれていて、その反響がおもしろい話などをする。

さてお客さんも入って、室野井さんと高橋くんの「あの世のできごと」。
室野井さんのダンスは、怖い時は、本当にあの世かなと思うくらいに幻想的だが、この日はなにか希望というか、明るいものを感じた。それは、高橋くんのドラムとも関係しているかもしれないが、決して陰気なパフォーマンスではなく、なにかが前向きなのである。前衛的なもので、こういった気運を感じることは稀だけに、ちょっと面白かったです。

三上さんと私のライブは、最近の三上さんの演奏曲中心に、私の持ち曲「デスダイブ」「生きている価値なし」「三月の雪」「夢の丘」「それで全てが終わるなら」などを交錯していくスタイルで約1時間強だったか。三上さんの曲で哀愁のあるものが多く、私のギターもやや叙情的になった気がしているが、それはそれでかまわないと思っている。その分、以前の3回とはまた違ったイメージングが出来ていた。このユニットは1度もスタジオ練習をしていないが、やる度に成長している気がする。

チラシは十蘭堂のアイドル、かよちゃんが制作してくれたとのこと。虎と竜が向かい合っている図に、私と三上さんの顔が。JUNKOさんには『どっちがどっちだか、わかんないねー(笑)』と言われました。いや、そんな。

打ち上げは、つぼ八札幌すすきの店。札幌まできて、つぼ八や白木屋はどうかとは思うが、なんとなく本州の店よりはおいしい気がする。
84年渋谷・東横劇場で非常階段を見た時からのファンです、とか言われ、ちょっと驚く。えー、あなたは何歳....?

 ● 2005年01月28日(金)  セリフ、歌
otoko1.jpg 150×100 6K昨夜遅い時間に、ビデオ録画しておいた「男と女の詩」を見る。

やはりセリフが秀逸。ラブ・ストーリーなのに「愛している」だの「君が好きだ」などといった陳腐なセリフは一切なし。もちろんキザですらない。本当にお洒落な映画とは、会話とは、セリフとは、こういうものだ。
そしてラスト、リノ・ヴァンチュラの目。目だけで、ものは言えることを証明するような演技。完璧である。

こんな映画はもう作られない。
例えば、ウディ・アレンですら80年代後半からつまらなくなったのは、セリフにきれがなくなったのも大きな一因だが、こういう脚本をかけるヤツがもういないのだろう。

マンガと、マンガのような小説と、マンガのようなテレビと、マンガのような映画と、マンガのような政治と、マンガのような日常社会に住んでいるからだ。

歌も同列で、同罪だ。
古い話で恐縮だが、いつだったか、ブルーハーツが「人にやさしく」と歌った時に、日本の若者とやらの歌はもうだめだと痛感した。しかもブルーハーツはパンクとも言われていた。パンクとやらが「人にやさしく」という時点で最低以下だが、歌にこんなことを言われて、それが流行ヒットするなら、日本も最低以下だと思ったが、今はそれより、下か?

明日は三上さんと札幌で共演。歌くらいは歌わせてもらおうと、思う。

 ● 2005年01月27日(木)  三上さん
高円寺で三上寛さんと、週末の札幌でのライブの簡単な打ち合わせ。喫茶店でいろいろ話す。三上さんはコーヒーも濃いのがお好きなようで、エスプレッソを所望されるも、その店にはなく、デミタスをオーダー。しかし、デミタス1000円は高いぞ、駅前のそのお店。

エイベックスから3月に「ひらく夢などあるじゃなし」の紙ジャケット版が出ますよ、という話をふるが、ご本人は知らなかった模様。やはりメジャー系のアイテムは本人の意志関係なしに再発などは進行するのか。

帰りに中古CD屋で、ユリ・ゲラーのCDを800円で買う。
今朝は川口浩探検隊DVD-BOXも届いていた。俗とも、超俗とも言えるような1日。
hiraku.jpg 150×150 7K

 ● 2005年01月26日(水)  WIRE
rop1.jpg 150×112 6K「WIRE」という英国の音楽雑誌に数ページ私のインタビューが掲載されることになり、そのため写真が必要ということで、早朝から六本木に撮影に出掛ける。

カメラマンは以前WIREでのGhost/馬頭くんやPhewの写真もとったという高木さん。六本木二丁目の交差点や自転車置き場、バス停などで、たくさんとってくれました。WIREは、写真はデジタルデータではなく、ポジで納品しなければならないようで、かなり急いで郵送するとのこと。
たぶん4月発売の号かな。どんな感じか、楽しみ。

夕方からカードの会議。

8時からBSでヒッチコックの「バルカン超特急」を放映していたのを、録画しておいてもらう。これを見るのも楽しみ。

 ● 2005年01月25日(火)  ボーナスDVD
0001.jpg 150×102 3K風邪はかなり回復、普通に会話が出来るようになってきた。

昨夜寝る前に「ニック・ドレイク〜悲しみのバイオグラフィ」を完読。おもしろく読めたものの、やはりなぜニックのギターがあんなデチューニングなのかの真相は明らかにされておらず、やはり死後数十年たってから書かれているという実感はいなめない。
ただ、いい時代にいい作品を残して、嫌な時代を生きなくてすんだ、という印象も残る。今、ニック・ドレイクのようなシンガーは、生まれようすらない、のではないか。

今日はディスクユニオンで2月発売のテイチク2作品「DVDアルケミズム」「JOJO広重/生きてる価値などあるじゃなし」購入者特典のDVD-Rの編集をした。JOJO広重withオシリペンペンズ(写真)、JOJO広重with山本精一、三上寛withJOJO広重、どれもけっこうおもしろい。全部で30分弱はあるので、お楽しみに。

夕方からは、お客さんと食事。お連れの2歳児2人がはしゃぐ暴れる、元気でよろしい。親はたいへんかもしれないが、つき合いのこちらは気楽なものである。幸せとは、こういうものか。

 ● 2005年01月24日(月)  あやしい情報
live.jpg 150×41 3K 訳あって、livedoorのIDを取得。
 あの会社の社長はどうも好きになれないが、じゃあ楽天の社長が好きなわけでもない。まあ、社長がきらいだからそこの商品は買わない、という人も少ないだろう(いないわけではないだろうし、案外多いかもしれないが)とも思う。
例えばオレが嫌いでアルケミーの商品を買わないという人がいるかもしれないし、それはそれで別にかまわない。インディーズのレーベルなど、いくらでもあるしね。

松谷くんからマーブルの新譜のデモが届く。これはいいねえ。そう言えば、マーブルの1stはアルケミーからのリリースだったじゃあないか。再発しますか?>松谷くん。
コメントをということなので、風邪がなおって頭が回ったらすぐ書きますね。

夕方からアルケミーのホームページのあるrimnetがダウン。メールも含めて全てのサービスがダウンで、大阪の事務所もちょっとパニクった模様。
http://www.rim.or.jp/support/announce/050124-2.html
しかし「つなげ太郎」とはなんだろう。。。

昨日の名古屋のカードイベントは体調不良でいけなかったが、代わりに行ってくれたスタッフが、名古屋の友人からCD-Rのブートを4点預かってきてくれた。
「イーノ&フリップ」ああ、なぜ"フリップ&イーノ"表記じゃないのかなと思ったら、イーノのソロのデモに、1曲だけフリップ&イーノのライブが入っているものだったからなんですね。なんか、この間の私と中林キララくんとのデュオを思い出しました。
「ソフトマシーン」バンドルス時のライブ。
「ロジャー・ウオータース」最近のライブ2点。うーん、やはりこの間の来日公演、行けばよかったかなあと思ったり、別に行かなくてよかったかなと思ったり。ついつい"ファイナル・カット"を聞きなおしてしまいました。

Yahoo!オークション>その他>情報、は、あやしいですね。
どなたかこの「情報」に出品されているどれかを落札して、実践してみて、本当に儲けたという実体験談を、ご自分のブログで報告して欲しいです。たぶんそれでも私は買いませんが、よろしくお願いします。

 ● 2005年01月23日(日)  男と女の詩
001.jpg 150×213 12Kなんとなく、風邪はピークを越えた気がする。しかし東京は夕方から雪。

25日の深夜、BS2で「男と女の詩」を放送する。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/bangumi/bs2-20050125-90.html

クロード・ルルーシュの「男と女」は有名だが、この「男と女の詩」はそれほど知名度はない。日本ではDVD化されておらず、画質の悪いレンタルビデオでしか見れなかった。見たことのない方は、ぜひ。
いろいろ批判の多いNHKだが、こういった地味な名作は民放地上波での放送はまるで期待できない。同時期に放送される、ヒッチコックの英国時代の作品なども、しかり。
私は民放はニュースかスポーツしか見ないので、若い方の、ドラマやお笑いの話しにはさっぱりついていけない。まあ、かまわないが。

オンデマンドで、好きな映画を好きな時に、自宅でダウンロードして見る時代に早くなって欲しい。見たい映画はいっぱいある。

 ● 2005年01月22日(土)  ダウン
風邪のピークは金曜日ではなく、土曜日だった。
寝ても、よくならず。

 ● 2005年01月21日(金) 
BBSにも書いたが、昨年のフランスツアー時にうけた取材が、記事と映像で見れるようになっていた。

http://www.arte-tv.com/fr/art-musique/tracks/744514.html

自分がギターを振り回している様は、ちょっと恥ずかしい。

風邪がピーク。脳みそがグルグルまわる。

AMSから書籍撤退。おもしろそうな本がどっさり届いていた。
いくつかは、ザリガニヤに差し上げるつもり。
0101.jpg 150×105 3K

 ● 2005年01月20日(木)  大寒
grp0120202502.jpg 150×114 6K6時起床で東京へ戻る。疲れがたまっているようで、近所の診療所へ。風邪か。

不在中のメールや荷物の整理。思考力が働かない。
したいことはいろいろあるが...。

 ● 2005年01月19日(水)  ギター・インプロヴィゼーション10番勝負関西編
朝からオメガサウンドで「ナイトギャラリー3」のマスタリング作業。
収録順は
猿股茸美都子
スズキジュンゾ
DNJ
kei
Inisie
夜邪

発売は3月下旬です。


夕方からなんばベアーズへ。
今日は、ギター・インプロヴィゼーション関西編の第一回。
お相手は、オシリペンペンズの中林キララくん。

トッパーは「愛の居住区」。大阪アルケミースタッフのリカちゃんの大学時代の仲間の模様。
ギター&ボーカル、オルガン(ファズでサイケ)、クラリネットにドラムという一風変わった編成。ヘンテコでしたよ!

さて中林くん。先週灰野さんに鍛えられたせい(?)か、私とのインプロの相性バツグンで、6テイクくらい演奏しましたが、静かな曲、メロディアス、ハードなテイクなどもビシバシきまって、非常におもしろいセッションになりました。
たぶん聞いていた方もおもしろかったのでは。
これからベアーズではマンスリーでお世話になります。

出口でレコードショップ・○か×の吉本さん夫妻と会う。昨年結婚されたという吉本さんの奥さんに会うのは初めて。かわいらしい方でした。『幸せになろうと思っているんじゃないでしょうねえ』などとからかってしまいました。
050119-2120.jpg 160×180 5K

 ● 2005年01月18日(火)  まだ大阪にいるが
18.jpg 101×90 4K東京を出たのが先週の土曜日で、旅の生活にもあきてきた。早く東京に帰りたい。(笑)

事務所でメールチェック。写真は高野嬢のデスクトップ。メールで、英国・グラスゴーに引き続き、今度はスコットランドから非常階段のライブ出演依頼。はいはい、どこでも行きますよ。予定は5月下旬で、大友さんや水晶の舟も出演予定ラインナップにはいっていました。美川くんやコサカイくんは行けるのか??

講習に行き、いろいろ学ぶ。

 ● 2005年01月17日(月)  岡山でライブ
17.jpg 101×113 3K岡山・ペッパーランドでソロのライブ。

1番目はJIEという名前だったが、加藤くんという姫路出身>現在岡山在住の19才のノイズ・ソロ。どうも私のファンらしく、いろいろきいてきたり、ライブを見てもらいたがったり、案の定終了後は感想を聞かれたりしたが、まあ、なかなか難しい。ライブを見て「よかったです」とかいうのは簡単だが、愛想でそういうことは言わない主義だし、初見のノイズのライブで、正直、どう思うもこう思うもないのですよね。なかなかわかってもらえないかもしれませんが。ノイズはどんなに機材やセッティングに凝ろうが、結局は人間力だと思う。

2番目はケッチ。岡山のロックらしいロックンロールバンドでした。地元でがんばってるって感じのバンド。君らみたいなのが大事だから、本当に、今後もがんばってね。

3番目は手水。仕事の都合でリハはできなかったのですが、若干のギターのバランスの不備はあったものの、今までとはまた違ったムード。繊細、きれい、幻想的というのが手水のいつもの形容詞だが、むしろなにか怖いような、引き込まれる世界を見せてくれたライブでした。本人たちは本当に控えめですが、こんなバンドは世の中になかなかないです。3月19日発売(一部では2月中旬に先行発売もありそう)の、手水のファーストアルバムが楽しみ。チラシをいただきました。AMSやモダーンミュージックなどにはおいておきますので、見てください。

ラストは私のソロでした。セットリストは
1)死にたいだけ
2)生きてる価値などあるじゃなし
3)赤いケモノ
4)デズダイブ
5)それで全てが終わるなら

選曲や構成は、ステージにあがってから決めよう、つまりは会場の雰囲気を見てから決めようと思っていたのですが、手水の雰囲気がああだったので、こういう構成に。ギターがちょっと調子悪い。
ペッパーの能勢慶子さんには「不気味でしたあ〜」と言われましたが、褒め言葉ととっておきますね。

終了後、村岡充くんといろいろ話す。

 ● 2005年01月16日(日)  引越しのこと
大阪でカードの仕事。万引き野郎も現れず一安心。

AMSに寄って、4月の引越しの予定についてマゾくんと話す。
予定では4月下旬に今のAMSをいったん閉めて、5月上旬から、同じ心斎橋・アメリカ村の、もう少し北側に移転して営業する予定。スタンプカードなどはそのまま使えますので、ご心配なく。

AMSにDOODLESの新作CD-Rが届いていた。昨年のフランスツアーでの、パリ・ライブを収録したもの。1000円。ばるるさん、買おうね。

5月のノイズメーデーについて若干の打ち合わせ。

 ● 2005年01月15日(土)  ニコラス・ロドニー・ドレイク
00.jpg 104×146 3K移動のため、羽田空港へ。
新しくなった第二ターミナル、書店へ寄る。
ふと新刊の棚をみると『ニック・ドレイク』の文字が。ん?と手にとると、これがストレンジデイズからリリースされた、ニック・ドレイクの伝記本「ニック・ドレイク〜悲しみのバイオグラフィ」(発行・ストレンジデイズ/定価2667円+税)だった。こんな本、空港の書店なんかでおいて売れるの?しかも2冊もおいてある、と思いつつ、買うことにした。ついでにヤクザの本1冊と計2冊購入、Edyカードで支払を済ます。

出発前の待ちあい室で読むと、ニックは陰鬱で繊細なイメージが死後つけられたものの、デビュー前の学生時代には、そんな雰囲気のない普通の青年であったことなどが記載されている。なかなかおもしろそう。

で、ふとさっき買った本のEdyの領収書を見ると、値段が間違っていた。もう1冊のヤクザの本は1300円で定価どおりだが、ニック・ドレイクの本が280円になっている。私は本屋を経営していたことがあるので、書店の薄利は良く知っているだけに心が痛むが、いたしかたない。280円のニック・ドレイク、じっくり読まさせていただきます。

 ● 2005年01月14日(金)  プログレる
syd9.jpg 200×165 11KELPのDVD「ウルカム・バック」の日本盤が昨年末に発売になり購入していたのを、ようやく見る。92年再結成時のライブ映像が中心だが、随所に70年代の映像が入っており、やはりその部分がおもしろい。
70年代のジェネシスのDVDも随分前に購入していたのをようやく見る。非常階段の初期メンバーの岡くんは、ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスの大ファンだった。彼が見れば喜ぶ映像ばかりだが、彼の希望は「幻惑のブロードウエイの全長版ライブ映像」で、こればかりは新宿のブートビデオ屋でも、e-bayでもヤフオクでも見かけない。というか、もう20年ばかり探してはいるが、ない。あってもおかしくはないのにねえ。

CDでは、今日はシド・バレットものがいくつか入荷。AMSに送る。3枚組BOX「クレイジー・ダイアモンド」もだが、久々に入ったのが6枚組のブート盤。おおよそ、ブート音源のほとんどはこの6枚組に入っているのではないか。「帽子が笑う...不気味に(旧邦題:気狂い帽子が笑っている/幽玄の世界)」「その名はバレット」「オペル」と、このブート6枚組「Beyond Rhyme Nor Reason」があればいいのではないか。あ、「僕がいなくてさみしくないの?」収録の1曲もありましたね。
「オクトパス」というクレオパトラ盤も届くが、今イチ位置づけの不明な1枚。

押入で積み上げていたのがくずれたCD-R盤などを整理していると、いろいろ忘れていたものが出てきた。「ALCHEMY USA」のカセット。これは90年代半ばに、ロス在住のガイが手伝ってくれたもの。エンジェリンのカセットは懐かしい。ハナタラシの1と2の、オープンリールをリマスタリングしてデジタル化したものも出てきた。いつか山塚くんの気が変わったらリリースしたい逸品。ニヒリスト・スパズム・バンドのカセット、ボルビトマグースの未発表の良質ライブなどお宝続々。さすがオレの押入。全力のマスターも出てきましたけどね。


佐井好子さんから久々のメールをいただく。素直に嬉しい。
イギリスのグラスゴーでの音楽祭に非常階段招致の依頼メールも届く。今年の秋のイベントだが、出演を検討する。


4月21日(木)、22日(金)に、大阪ファンダンゴでアルケミー2days。私のテイチク盤のレコ発と、ナイトギャラリー3のレコ発。イニシエは念願の関西ライブということで出演快諾。ほかも順次決めていきたい。

ディスクユニオンから電話。2月のテイチク盤2種発売につき、ユニオン限定特典を企画して欲しいとのこと。内容を考える。どうせならおもしろいものにしたい。

 ● 2005年01月13日(木)  and then there wre three
今日は車の買い換えについてセールスマンとミーティング。結局、車検までに買いかえたほうが、いつでも新しい車に乗ってられる>下取りも高額>セールスマンも新しい車が売れて自分の成績UP、ということで、愛車を長くのるかどんどん買いかえるか、という選択では、東京の会社の車は後者を選択している。3月には買いかえることになりそう。荷物スペースの天井が高くなるので、JC-120も立てたままで載せられそうだ。

ライブを録音する機材って、小型携帯型では現行機種はろくなのが出ていない。マイクを立てて録音するなんてことは、会議やインタビューを録音するくらいしかないから、MDやi-podタイプのHDD搭載機でも、マイク録音は適当に搭載されている程度。たいがいはヴォイスレコーダーのようなものになってしまう。それらは会話録音に特化されているので、音楽演奏を録音するには不向き。結局でかいDATとかになってしまうのがいやで、いろいろ検討した結果、SONYの独自企画のHiMD機を購入することにした。Lカセットではないが、こういう独自企画は、のちのちに幻のAV機器になるかもしれず、それもまた楽しい。録音音質はCD並でいかしている。

事務所でいくつかのダビング作業。BGMはシン・シジィの1st、ジェネシスの「and then there ware three(邦題:そして3人が残った)」。どちらも、なんとも言えない味わいのあるアルバム&一般には評価の難しいアルバム。しかしジェネシスの紙ジャケット盤って、なんであんなに高額で中古市場で取り扱われてるの?
za12.jpg 109×104 3K

 ● 2005年01月12日(水)  怪奇大作戦
zaa2.jpg 150×166 5Kメーカーで会議。怪奇大作戦のトレーディングフィギュアが3月に発売とか。
もちろん企画者は知り合いではあるが、こんなものが売れるのか?なんせ「京都買います」のフィギュア。。。
http://www.epoch-company.co.jp/cworks/trdFig/trdFig2005.htm
ええ、私は買いますよ。しかし「トレーディング」にする必要はないような気も。

AMSの売上げ日誌を見る。世間の流行とはなんの関係もないものが日々売れている。ゴング/フライングティーポット、アフロディティス・チャイルド/666、TG/DOA、マジカル・パワー・マコ/1st、ミルフォード・グレイブス/メディテーション・アマング・アス....AMS一番のロングセラーはガンダルフとか、クローム/ハーフマシーン・リップ・ムーブス、アシュラ/ニュー・エイジ・オブ・ジ・アースとか。あ、エドガー・フローゼ/アクアとか、JAGATARA/踊り明かそうとか、佐井好子とかかな。ようするに、我々は世間とは関係がないという証拠かもしれない。
じゃあ、怪奇大作戦フィギュアもOKかも。AMSにもおきますかね。

 ● 2005年01月11日(火)  夢のはなし
zaza1.jpg 150×100 2K他人が見たの夢の話をきかされると、本人以外の人には本人ほどおもしろくはないため、座がしらけることが多い。
で、私の今朝の夢。

アップリンクファクトリーのような場所で、ステージでトークイベント。観客に向かって、自分の子どもの頃の「視界」について話している。横になってから青空を見上げると、大海原のような視界が広がることを語っている、私。その後、いまいち関係がうまくいっていない両親と、どこかのレストランで会う。

なんだか、現実のような夢だが、私は時々現実とまるで同じことをしている夢を見て、なんだかむなしい目覚めをむかえることがある。今回は、回想する段で、海のような広がりのある青空を見れたのが救いかも。

で、今日届いたCDは...って、私のCD購入記録を綴ってもしかたがないが、今日届いたのはAMS用でした。

 ● 2005年01月10日(月)  プリンター到着
za7.jpg 100×64 2Kカードのイベント。ここ2回くらい続けて来ていた子ども客の集団が来場せず、どうしたのかなと思って帰ってくると、店の方に来ていた。小一時間相手をして、ちょっと疲れる。小六ということは12才、か。オレの12才はこんなに幼かったか?

注文していたプリンターが届く。前のはインク漏れが酷くなってきていたので、しかたなく買いかえた。
SUICIDEの3rdだか4thだかの再発CDも届いていた。しかし、毎日なにか届く...。

 ● 2005年01月09日(日)  本物とは恐ろしいもののこと
バラードの「ヴァーミリオン・サンズ」を少し読む。ハイライズにしてもそうだが、バンド名をバラードの著作から付けるというのは、なかなか粋な気がする。バラードの書く世界は異様でおかしい世界だが、どこか美しく、悲しい。

おかしいといえば、東京のスタッフが出勤途中にアタマのおかしそうな親父にからまれたらしく、朝からブルーになっていた。ヘンなヤツは無視するしかない。
現代はおかしなやつらが多いが、それらは本当におかしいわけではなく、単に堕落しているだけではないか。
キツネにバカされた話で、女性の入浴姿をのぞいていると後ろから「お前なにをしているんだ」と肩をたたかれ、ふと気がつくと自分が今までのぞいていたのは馬の肛門だった、という実話があるが、そのようなもので、価値のないものをありがたがり、ゴミに金を払って喜んでいる姿は、まさにキツネにバカされているのと同じことかもしれない。

アルケミーHPのデータのコーナーを整理していると古い作品をついついチェックしてしまうことは昨日書いたが、今日も「全力オナニーズ/奴隷復活」(ARCD-065)を聞いた。Idiot音頭が入っているこのアルバムは、マキ&オズの「私は風」のパロディ「私はハゲ」(ワタシワハゲ/ツッツ〜ルツール♪)など名曲ぞろいだが、アルケミーのCD全タイトルの中でも最も売れなかった部類に入る1枚。本モノとはこういうヤツラのことをいうのだが、確かに多くの人が聞かないほうがいいかもしれない。
以前ジュンゾくんに、「オレはいつか男のチン○ンがうつっているジャケットを出したい」とかいう話をしたが、実はもう出版していたことに、この「奴隷復活」の中ジャケットを見て思い出した。メルツバウのCD4枚組なんかを出したあとに、この全力のアルバムをリリースしているあたりに、アルケミーの素晴らしさとダメさを同時に感じる。(笑)

今日届いたCDはジェネシス2枚と、映画「思春の森」のサントラ。DVD「思春の森」は少女のヌードが問題となって発禁になり、また海外版DVDをオークションサイトで販売していたヤツが警察につかまったりして、なにかとお騒がせだが、その余波もあってか、単なるサントラ盤も市場では高いらしいが、アマゾン・コムでは普通に購入できる。内容は、たいしたことないです。
za6.jpg 100×98 5K

 ● 2005年01月08日(土)  ジェリージェフ
za5.jpg 160×180 4KHPのデータの部分を更新中。20年間、こういったデータ資料をちゃんと蓄積してこなかったので、いざちゃんとやろうとしても、なかなか。特に発売した年月日はかなり難しいかも。
しかし、この機会に古いリリースのジャケットをあらためて見てみると、けっこう斬新なもの、大笑いできるものなどいろいろあり、再認識。サバート・ブレイズ/サバート・アート2の中ジャケとか、やっぱり凄いよ>カッキー。

夕方から早稲田へ。実は1982年の1年間は、ほとんど毎週、東西線に乗って早稲田に行っていました。週に3日行っていたこともあったと思う。
まあ、行っていたのは、早稲田でも大学の方面ではなく、牛込柳町のあたりでしたので方向は違いますが。そこには旧友の古い家があり、そこでミーティングや馬鹿話ししたり、UFOや幽霊を見たり、音楽のセッションしたりしていましたねえ。懐かしい。

今日は反対方向へ歩いてジェリー・ジェフへ、ライブを見に行きました。
トッパーは、にせんねんもんだいのドラマー姫ちゃんのソロ。ギターのインプロをディレイのホールドでループさせて、あとはドラムを叩きまくる演奏。いいものもっているので、岡野太ドラムスクールにかよえばもっと良くなるのに、なんて思っていました。ちょっと元気な頃のハノショーを思い出しましたが。

2つ目はDOODLESのあっこちゃんこと寺島暁子ソロ。ばるるさんのためにセットリストを公開すると、
1)また目が
2)早足の水
3)新曲
4)長い季節
5)うそでもいいから
でした。ばるるさん、新年休み3連休でこれを見に上京してきているかと思いきや、来てませんでしたね。これでは真の...(以下省略)
あっこちゃんはジェリージェフ演りやすそう。DOODLESと平行して、ソロもちょくちょくやってくれると嬉しい。新曲はいいですねー。前回のUFOでは歌詞が完全には聞き取れなかったのですが、今日はよく聞こえました。

3番目はイニシエの佐藤くんソロ。アルケミーから3月にリリースされる「ナイトギャラリー3」収録曲やフィッシュマンズのカヴァーなど。歌を歌心をもって歌いたい、と思っていると思いますので、もっともっと普通の歌を普通にちゃんと歌う練習をもっとすれば、もっとよくなりますよ。イニシエを初めて最初に作った曲(曲名忘れました>ごめん)、なかなかよかったです。もうひといきの部分はいっぱいありますが、がんばってください。

4番目トリはスズキジュンゾくん。ソロ2曲目がいい感じでしたが、3曲目はちょっとくずしすぎたような気もします。最後はDOODLESのドラムのなおっぺがゲスト参加、非常にしっかりしたドラミングで異彩を放っていました。なおっぺ、よかったです。

その後は打ち上げ&新年会。詳細は書きません(書けない部分も)が、楽しい飲み会でした。3月24日UFOクラブでの「ナイトギャラリー3発売記念ライブ」はスズキジュンゾ、イニシエ、夜邪、猿股茸美都子で出演決定していましたが、DNJも1曲だけで出よう、ということになりました。よろしくお願いします。

 ● 2005年01月07日(金)  ダビング三昧とダンカン・ブラウン
DVD-Rのメディアが1枚100円を切っている時代に、なぜDVの80分テープが3本2700円もするの?アナログの記録媒体は高い?でもVHSテープは120分なら100円くらい。

なぜDVテープなんかを買ったかというと、8mmビデオ→DVというダビングを行う、はずだったのだが、どうも8mmテープの不調と、DVカメラでAV入力からの録画がうまくいかず、断念。
その他にも頼まれものやなんやらで、本日はダビング三昧。あ、違法コピーはしていませんよ。
ダビング中は、本日大阪から届いた荷物に入っていた「ベスト・オブ・ダンカン・ブラウン」がBGM。S本さん、ベスト盤だが未発表テイクも入っているので買おうね。

そういえば、父親が20年くらい前に、ダビングと言えず、ダンビングと言っていたのを思い出す。ダンビングって、ダンピングでもないし、もちろんダイビングでもない。ダンビングって、何だろう。ダンビング親父、か。
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 ● 2005年01月06日(木)  雨のシルエット
za3.jpg 100×100 4KCDショップにいかなくても、郵便でCDは届く。いろいろなところに発注しているので、どれがどこだったかわからなくなるし、いろいろ間違いもおこる。CDだと思っていたらカセットテープだったり、同じバンド名でぜんぜん違うバンドのCDだったり、なんてこともあるが。
今日も3ヶ所からCDが届く。AMSへの仕入れ分もあるが、自分のために購入したのはキャメルの「Rain Dances」。これは日本盤は廃盤の模様で、あまりみかけない。この間、アインソフのライブを吉祥寺に見に行った時、ゲストのリチャード・シンクレアが歌っていた「Tell Me」という甘いラブソングがこのCDに収録されている。もちろん発売当時はLPで持ってはいたが、当然手放していて、聞くのは20数年ぶり。なんとも、なんともである。

尾谷嬢は今朝は寝坊してきた。何度叱ってもなおらないので、もう叱るのはやめた。人間、反省などしたところで、根源的なものはなおらない。彼女はスズキジュンゾくんとこのバンドのドラムをするかも、ということで、夕方からペンギンハウスにジュンゾくんのライブを見に行った。

東京は小雨。Rain Dances。

 ● 2005年01月05日(水)  かつて西部があった
中古CD屋へ。探していたスティーブ・ハケットの旧作を発見できてご満悦。ほかにも買い逃していたCDを何枚か見つけることができた。

夕方からDVD鑑賞。「ONCE UPON A TIME IN THE WEST(邦題:ウエスタン)」。これは大画面スクリーンで見たい1本。
私の友人の中で最たる変人は、音楽関係ではない友人のOくんだが、彼が好きな映画5本のうちに入るというのがこの「ウエスタン」。たぶん彼はブロンソンより、鉄道会社の社長の具合の悪さが気に入っているのだと思う。しかし、濃い。こんな映画はもう作れない。

夜は、ようやくDVDになった「悪魔のシスター」を鑑賞。こんな映画でしたか、忘れてました。映画としては大味なので誰にでも勧められるものではないけれど、70年代当時は、見たらもうその夜は悪夢見るのは必至でしたでしょうねえ。

テイチク盤の「生きてる価値などあるじゃなし」のジャケットデザインがほぼ完成。細かい部分のチェックはまだだけど、いい感じ、か。
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 ● 2005年01月04日(火)  ロシアンCD
za1.jpg 120×107 3KロシアからCDが届く。
ロシアの女性ディーラーのイリヤはたいへん親切、梱包も丁寧で、毎回荷物が届くのが楽しみだが、今回もミスなくオーダーした商品がちゃんとはいっていた。

今回は発送されたのが12月18日とあって、クリスマスカードも同梱されていた。
ついつい、こころもなごむ。

今日は尾谷嬢に『君がみたこともきいたこともない音楽を聞かせてあげよう!』ということで、冗談ふくめて、ドイツのプログレバンド、ノヴァリスの「Novalis」(邦題:銀河飛行)を事務所でかけることになった。
もう1曲目から大笑い。しかし、私はメロディーラインをほぼ完璧に覚えていた。こういうしょうもないものに限って、一生涯忘れない?

 ● 2005年01月03日(月)  ストッカー増設
先月ライブ会場でもらったCD-R(つまりは「広重さん、聞いてください」というやつ)をまとめて聞く。ペンギンでもらった、便器の写真のジャケットのCD-Rは、わりあいに聞きやすいが、最近のサンプラー&テクノエレクトロ系+インプロ風サウンドとあって、ちょっと安易な気も。バンド名が見あたらないが、私が見落としている?らぐのの宮部くんのは確かばるるさんが誉めていたが、ギターの音色は確かに素敵で、うん?と思わせるが、ボーカルが出てくるとちょっと?です。がんばるように。山口の佐々木さんのはもうボリュームありすぎて全部は聞けません。凄いのはわかりましたので、あとは整理を。。。音も歌も。村八分のドラムの方の大阪でのなにのCD-Rは、うーん、私には理解できません。ほかにもいろいろ。1度には聞ききれませんね、やはり。

昨年末に届いてはいたものの、都合により作成を見送っていたCDストッカーを組み立てる。私の事務所には大型のCDストッカーが1台あるのだが、あっという間に満杯になってしまったので、増設する必要があったのである。
東京のスタッフと3人で組み立て。前回は金具や板の配置などを間違ってけっこう苦労したが、今回はミスなくあっさり完成。

CDを並べると、やはり大方はロック、しかもプログレッシブロックが多くの場所をしめている。ノイズやフリージャズの棚はかなり少ない。

組み立てている間はTレックスをかけながら作業。マーク・ボランの歌やギターは、何度聞いても、とても不思議な感覚だ。
トティットゥティトウティティトゥティ!ロックオン!
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 ● 2005年01月02日(日)  なんとなく始まる
qqqq.jpg 100×112 3Kもう5年ほど継続しているが、毎年1月2日早朝には、大手町の箱根駅伝スタート地点に出向く。わけあって行っているのではあるが、私は駅伝にもスタート地点にもなんの興味もないまま行っているのであって、行くたびに、こんなに寒い朝からこの大勢の人々(数千人はいる)は何をしているのか、と思うのである。
それと共に、自分もまた、何の関係もない場所に何の関係もない人間がいることになっていることに、これまた不思議な気分である。

最も不思議なのは、応援団のチアガールの前で必死で写真を撮っているおっさんたちで、なぜ1月2日の早朝寒い中、この人たちはカメラ>お姉ちゃんの構図に命をかけているのか、ということは、私には理解できない。日本はやはり平和すぎるのかも。

実家にかえっていたドラマーの尾谷嬢が東京に帰ってきた。夕飯にメキシコ料理を一緒に食べにいったが、私よりも多くの量を食べていた。彼女は元々ちょっと食が細かったので、ガンガン食べて、エネルギーをつけてもらいたいので好都合。生命力は、精神力より大切だと思うから。

初夢は1月1日か、2日の夜に見る夢のことだという。
なぜこんなにあいまいなんだろう。
1日の夜に見た夢は、私の自宅に知らない女性が入ってくる夢だった。部屋を間違えたのでは、と言うと一旦は出て行くのだが、後で『やっぱりここだ』と言って戻ってきて困る、という夢。
見知らぬ女性だと思っていたが、後で思い出すと、どうもその女性は猿股茸美都子のボーカルだったように思う。
どういう意味の初夢なんだろう。というか、初夢じゃないのかも?今夜の夢が初夢か?どうでもいいけど。

 ● 2005年01月01日(土)  2005年はこいつら!か?
qa2.jpg 100×133 5K31日の夜遅めにスズキジュンゾくんから電話。マスターを持参したとのこと。私は遠方にいて受け取れず、1月1日に持ってきてもらうことに。
結局元旦の8時過ぎに明大前でマスターを受け取り、これで「ナイトギャラリー3」のマスターは全部そろった。ジュンゾくんの写真は誰が撮ったのかな?いい写真ですね。

ジュンゾくんやkeiなどは、アルケミーからのリリースということを意識してくれたのかな、と思う部分もあるが、それは私の考えすぎかもしれない。ジュンゾくんのマスターには、私の好きな彼のレパートリー『風が』が入っており、嬉しかった。

猿股茸美都子はバンド名のインパクト強烈だが、音のほうも別の意味で話題をよびそうな予感。女性ボーカル+女性ギター+男性ベースというドラムレスのトリオ編成は、私の知る限り過去にも現在にも他の例はないが、なるほどこの3人ならと思わせる音である。

keiは、私の知る限りのギタリストの中でもトップ5に入るほどのテクニシャン。ギターマガジンも私が載るくらいなら彼を載せて欲しい。もっと環境音楽的なニュアンスも出来る男だが、今回はアヴァンギャルドな展開や、クラスターを思わせる繊細な感覚で、これも新鮮。

今回で一番強烈な印象を残すのは札幌の女性デュオ・夜邪かもしれない。昨年私に手渡してくれた時のデモテープにはいっていた曲「2001年に甦る夜邪」「朝のランナー」を、高橋幾郎のディレクションによる抜群のセンスで再度スタジオ録音。いけてます>幾郎くん。

イニシエとDNJはある意味東京的かな。特にDNJはライブ録音で歌が埋もれ気味にて、マスタリングで修正できればと思っています。

元旦から仕事してしまった。今年もこの調子か。

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