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● 2005年05月31日(火)
毒食らわば、皿まで、か
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 | 出口の見えない陰々滅々とした話を、妙齢の美しい女性からたっぷり聞かされると、なんとも不思議な気持ちになる。「ゼツゼツボウボウ、ゼツボウボウ」とは、今日、モダーンミュージックで生悦住さんからもらった、今度友川カズキさんが音楽を担当した、若松孝二監督の新作映画のチラシ上部に書いてあった文句だが、マインドを救う方法はいくつも知っているわたしでも、その毒の攻撃に、けっこうやられてしまう。
こっちにだって、人のひとりやふたり、殺したくなるような気持ちくらい湧くような出来事は日々あるけれど、それをエネルギーに変えて、自分の好きな人の前くらいは優しくありたいと思うのだ。 ただ、私みたいな歌を歌っているヤツは、そういった毒も引き受ける責任があるのだろう。毒が毒を消す、そう信じたい。
オマエガキニイラナイヤツハドイツダ? オレガカワリニコロシテヤロウカ!? オレノノコリノジンセイナンカ、オマエニクレテヤルゼ!
死ぬよりつらいことを乗り越えないと、こんな歌は歌えない、というシンガーもいる。ジャッキー・レヴィンは、数少ない、そういった部類のシンガーだ。 イアン・ランキンという、スコットランドの小説家のリーディングとのジョイントアルバムが出た。大方は朗読なので、ヒアリングでわからない部分はつらいが、歌の部分は絶品である。
死ぬよりつらいことを乗り越えるくらいなら、死んだほうがましか? オレはそうは思わない。 |  |  | | |