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 ● 2005年07月31日(日)  そう思う、夜
090.jpg 160×120 3Kというタイトルの歌詞が、明け方に出来る。

新潟でカードのイベント。
新潟には何度も来ているので、多くの知り合いがいる。
彼らと、いろいろ話す。

未来って、なんだろう。

帰り際、美川氏よりTEL。
電子雑音・田野くんの訃報を知る。

夕刻。
霧が濃くなってきた。

 ● 2005年07月30日(土)  キョウコのキョウは恐怖の恐
昨日CLUB24で確認した2003年8月のスケジュール。
これだろうと、当たりをつけた情報が間違っていて、自分にイライラ。
「いいけど」「よくない」
ということで、必死に検索。
尾谷嬢にも、あきれられる集中力。
こういう時にがんばって、肝心な時にがんばれないんだよな、オマエは。
という嘲笑が聞こえる。

ドラえもんの翻訳コンニャクにも叱られる始末。
しっかりせよ、自分。

私が昨日歌ったものを収録したテープ海賊版が流れているとか。
さすがヤフオク!(笑)
It's a joke!

最近読んでいる本は、諸星大二郎著「キョウコのキョウは恐怖の恐」。
これ、アマゾンの評はけっこう厳しいけれど、内容はとてもいいです。
幽霊や、怨念や、ホラーや、スプラッターでもない、恐怖って、なかなかないのにね。この良さがわからないのかなあ。

新潟に、移動。
kyou.jpg 100×143 4K

 ● 2005年07月29日(金)  わみんでお茶でも
原爆マニアGOLDのDVD盤、無事、あがる。

横浜CLUB24で、ライブ。

リハ後、本番まで時間があるので、蒔田に。
蒔田には、学生時代によく遊びに行った友人の下宿があった。
「むつみ荘」というそのアパートのあった場所は、取り壊され、駐車場になっていた。
そのむつみ荘のすぐ近く、泊まったことのある「はな家旅館」を探すも、見つからず。近くのお寺の前を掃除していた伯母さんに尋ねると、はな家旅館は昨年廃業し、解体。新しい家が建ったとのこと。その家を見上げる。
おいしかった焼き肉屋「天龍」は改装して、健在だった。駅前の喫茶店「わみん」も健在。健在な店を見ると、嬉しい。

ライブは、普段と違う構成にした。理由はあるが、ここには記さない。
セットリストは
1)サルビアの花
2)夢に消えるジュリア
3)三月の雪
4)ラブラブラブ
5)いつかどこかで

写真は楽屋で、灰野敬二さんと。
灰野さんはCLUB24は初めての出演だった模様。

帰りは車に灰野さんを乗せて自宅までお送りする。
おもしろい話がいっぱい聞けたが、ここには記さない(記せない?)。
club24729.jpg 160×120 7K

 ● 2005年07月28日(木)  空がつながる時
aoi.jpg 160×120 3K気持ちの良い、朝の空。

白い月が、少しだけ、見えていた。

 ● 2005年07月27日(水)  Last Song
昨夜から今朝にかけて、自己嫌悪と自分の思いとのバトル。
いつ寝たのか、何時に起きていたのか、不明。
結局は、負けるもんか!という、なにか意志のようなものに救われる。
熱が出ていたようで、明け方に変わった夢を見る。
徳島から愛媛に向かう、列車に乗っている夢。

スタジオへ。
ギターと歌に集中。
金曜日のライブに想いを込めることにする。

尾谷嬢を連れて、鰻を食べに行く。
明日が土用丑の日だが、1日早くね。

ハニー・フラッシュ!

「好きなんだ」ってえ歌が、オレにはあったな。
una.jpg 80×60 2K

 ● 2005年07月26日(火)  嵐の前に
朝から大量の荷物発送作業。
台風の影響で、雨が降ったり止んだり。
なんとか少し濡れた程度ですむ。

田沼嬢がやってきて、少し話す。
彼女を交えてのライブはもう2ヶ月以上やっていないので、ずいぶん久しぶりに尾谷嬢とも再会。
ここのところ、私のまわりに起こっていることなどをトーク。
今度は私ぬきで、尾谷と話してください、田沼さん。

素敵な贈り物が届く。

没頭す。
tama1.jpg 160×120 8K

 ● 2005年07月25日(月)  VBカセット発見
mokuyou.jpg 150×215 7Kスタジオボイス誌、連載の「中原昌也と日本の社長」に、私を取り上げたいということで、中原くん、編集部からMくん、カメラマンと3人でやってきた。
私の事務所で、ピンク・フロイドの1972年のライブをBGMに、話をいろいろ。
どこの部分が取り上げられるのかわかりませんが、適当によろしく。

中原くんにアメリカの作家のテリー・ホワイトの話をするも、知らないとのこと。
中原くん、ごめん。早川文庫かと思っていたら、文春文庫でした。
「木曜日の子供」というのがお勧めですが、もうひとつの名作「真夜中の相棒」は映画化されたかもしれない。(たぶん映画は失敗作でしょう)
女性作家ですが、暗黒の世界の男同士の心理をうまく描いていてびっくり。
たぶん本自体は絶版だが、あれば高くはないはず。


自宅と事務所で、とある冊子を探すも、見つからず。

そのかわり、1981年の正月に、横浜の友人宅で録音したカセットテープ(VBカセット)を発見。
アレアのマレデッティをBGMに、くだらない話をしているだけだが、今聞いてもおもしろい部分多数。「愛欲人民十二球団」のルーツのようなものだ。
非常階段がまたパフォーマンス的なことを行う前のころの話もしてて、驚く。
私は西陣三郎名義だったろうか、「ひらいわさんのせくす教室」「ひらいわさん絵描き歌」をテープ内で披露、吹き出してしまった。これは門外不出だな。(笑)

ただ、ほかにも大切な録音がはいっていて、いろいろ思い出してしまい、切ない。

この時に宿泊したのは、横浜・蒔田の「はな家旅館」だったらしい。
まだ旅館は同じ場所にあるのだろうか。

 ● 2005年07月24日(日)  サルビア
夜がよく眠れず、夜中に起きたり、明け方に寝たり。

寒気がするようなゾクゾクするライブ、というのは、先日のベアーズでの山本精一くんのライブのようなものだと思う。どうしてこんな日にばるるさんは来ていないのか、不思議。
あの日演奏された「人形が好きなんだ」はアルバム「なぞなぞ」収録曲でしたね。忘れてました。いい曲です。

今夜はなおっぺの勇姿を見に、高円寺ペンギンハウスへ。
火事のあとということで心配でしたが、ちゃんと営業していました。ボヤ程度だったのかな。
ちょっと遅れてしまい、最初の1曲は見逃したようですが、sachikoさんとなおっぺのデュオ、2曲、楽しませていただきました。曲調は70年代テイストでしたが、なおっぺはもの凄く上手くなりましたね。スネアの音がいつもより固めに聞こえましたので、ちょっとK・ディンガー風な部分も。

次はアストロ長谷川くんとみみのこと川口くんのデュオ。私は久々に落ちかけましたが、別々にじっくり聞いてみたいと思いました。特に、アストロ。金曜日に一緒ですね。

福岡くんのユニットは途中でsachikoさんのコーラスも入って、海の歌を。急速に疲れが出てしまい、中座してしまってごめんなさい。暖かいライブでした。


「サルビアの花」を、口ずさんでみる。
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 ● 2005年07月23日(土)  アースクエイク
0th.jpg 160×157 9K朝の7時にメールチェック。

私がメールを送ろうと思っていた方からメール。
嬉しくて、涙。

思い切って、ある方にお願いのメール。
快く理解してくれて、これも感謝。

ちょっと縁遠くなっていた、地方の女性ミュージシャンよりメール。
fOULの谷口さんがルーフトップ誌で、私のコラムについて触れておられたとのこと。感謝。
私のコラム、どれくらいの人数の方が読んでくださっているのか、全然わからないし、コラムの継続に意味があるのかどうかもわかりませんが、もう少し続きますのでよろしくです。

モダーンミュージックで精算。
I社のことなどいろいろ話す。もうあかんかな。

原爆オナニーズのDVD「原爆マニアゴールド」のジャケットとインナーがあがってきた。あとは盤があがってくるのを待つのみ。
盤があがってきた時のため、尾谷嬢と、ケースにジャケットとインナーをセットする作業を行う。自主制作らしくって、いい。

作業中は「ツメタイイキノママ」のCDを聞きながら。
IDIOTは本当にいい曲を書くよなあ。
この間、京都から引き上げてきた写真を尾谷嬢に見せる。10代のころのIDIOTの写真に歓声があがる。
「社長は顔が変わってませんねえ」とか言ってくれたが、お世辞か?「別人」とか「変わり果てた」とかは言われるのだが...。(笑)

そんな時に東京に地震。
今回のはけっこう揺れましたね。
CDラックの上に積んである本の山が崩れそうになるのを手で押さえた程度でしたが。

スタジオヴォイス編集部から電話。久しぶりやねえ。次号になにか載るかもです。


オムライスが食べたい。

 ● 2005年07月22日(金)  愛の眼鏡は
23年前だけではなく、24年前、25年前も思い出したので、32年前も思い出してみた。
で、中学生の時は、安部公房にずいぶん傾倒していたことも思い出した。

「箱男」は最初はピンとこなかった記憶があるが、この「愛の眼鏡は色ガラス」は最初に読んだ時に、探していたのはこれ、という感覚があった。
たしか中2の演劇部の公演で、この作品の上演を希望したが、他の部員の反対で却下された記憶がある。
以降、安部公房の新作は楽しみとなった。

「密会」はいい作品だった。
「笑う月」は悲しくて、読みながら泣いたはず。
「方舟さくら丸」は、なぜか発行直後は読まなかったが、数年後に読んで、やはり気に入ったはず。

小説の単行本はこの3冊くらいしかなかったのではなかったかなあ。

ちょっと本を読むことを、再開している。


安野光雅の「安曇野」が好きだった。
あの画集は、今はどこにしまってあるんだろう。

扉が開いたまま、しまらない。
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 ● 2005年07月21日(木)  彼方の水音
kanata.jpg 120×169 5K発見した文庫本「彼方の水音」を読む。

暗いなー。こんな暗い本、高校時代に読んでいたのか。


Happy Birthday To You!

 ● 2005年07月20日(水)  序序猿股茸広重美都子
大阪でライブ。

まずは山本精一ソロ。
いきなり「サルビアの花」で、がつんとやられました。
ほかのカヴァー曲も素晴らしく、ひたすらに、ひたらせていただきました。
感謝。

私は猿股茸美都子のG・川上さんと対決。
川上さんはインプロの経験がないので、ヘルプでやはり猿股茸Bの村井くんが参加。
結果、川上さんリード、村井くんがベース、私がバッキングというスタイルのアシッド
なサイケロックに仕上がったような按配。素直に楽しめました。
こちらも感謝。

10月に心斎橋FUTUROでライブがあるのですが(共演・DOODLES)、その時にJOJO広重
と猿股茸美都子で合体ライブしようということに。
これも楽しみです。

閑話休題。

人生訓。
逃した魚は、非常に大きいかもしれない。
後悔することは何にもならないけれど、罪にはなるまい。
自分を責めることも、必要な時もある。
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 ● 2005年07月19日(火)  写真発見
京都の実家で写真多数発見。
1979-1980年くらい。

バンドでは、INU、アーント・サリー、SS、ウルトラビデ、螺旋階段、初期非常階段、マイナーでのNOISE、などなど。

個人的な写真も多数。
いろいろ思うことあり。
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 ● 2005年07月17日(日)  ジャイアンツ
昨日と今日の2日がかりで、映画「ジャイアンツ」を見た。
ロック・ハドソン、ジェームス・ディーンの、あの映画である。
DVDは3年ほど前に購入していたが、ずっと未開封でおいてあった。
今見なくて、いつ見る?って感じだったので、鑑賞。

最後にこの「ジャイアンツ」映画館で見たのは、もう24-25年前の、大阪の名画座だから、もう四半世紀前のことか。でもストーリーも、各々のシーンも、だいたい覚えていた。
素晴らしい映画だと思う。
見たことのない方は、年齢が若い時分に見たほうがいい。

探していた「VB夜話」が見つかったので、読む。
私がザリガニツリに連載したものの原型のようなものだが、やはりこのすみさん執筆の「夜話」と比べると、私のほうは細部のディテールにおいて、どうも筆が足りていないように思う。
ザリガニツリの連載は、今発行されている号が最終回だが、いつか加筆修正したいと思う。

いろいろ探しているうちに、思いがけないものも発見。

高橋たか子「彼方の水音」の文庫を発見。この小説は、私の曲名にもなっているが、どちらかと言えばこの作品集に収録の「相似形」という作品に影響を受けていたことを思い出した。
しかし、彼女の文体の素晴らしいこと。これと比較すると、最近の芥川賞受賞作家の文体は、非常に子供じみているように思える。
しかしこれは、音楽で言えば、サンプリングが当たり前のこの時代に、70年代のジェフ・ベック/ワイアードの手弾きを賞賛しているようなもので、たいして意味はないのかもしれない。

写真もいろいろ発見。
この写真はたぶん1979年京都ザボ前。ヘンリー・カイザーの来日公演を見た帰りだと思う。美穂さん、谷やん、甘猫さん、石橋くん、堀田さん、IDIOT、頭士くん。
もう連絡のとれない人もいるが、元気だろうか。
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 ● 2005年07月16日(土)  徳島県板野郡藍住町
ここ連日、23年前のことばかり思い返している。

今日は徳島県板野郡藍住町。
ここには私が中学生〜大学生まで、音楽や同人誌を中心にコミュニケーションを交わし、人間形成や人間関係にずいぶん影響を受けた、通称「すみさん」という、2つ年上の男性が住んでいた場所である。元々は鳴門市大麻町大谷に住んでいたはずで、引っ越しした後の住所だったかもしれない。
大学生時代に1度、訪問したことがある。

彼の、高校時代につきあっていた女性との、出会いから別れまでを記録した「VB夜話」というコピー誌があったはずだが、思っていた机の引出からは出てこなかった。押入かもしれない。
「ラブリー」「VB(ヴァイオレット・ブックス)」「VBエース」など、どこかにあるはずなので、近日探したいところ。

代わりに「早川光詩集」「ふたりの夜ばなし」なんかは出てきた。

また、林くん関係の資料をまとめた封筒を発見。
そこには林くんが私にあてた、アルケミー創設時の直筆の手紙が入っていた。ウルトラビデのLP編集の経緯などが克明に書かれている。さらにLP裏面に使用した、1978-1979年のウルトラビデ関連のチラシ、関西NO WAVE東京ツアー、クロスノイズ、ロックマガジンのニューピクニックタイムのチラシなども、状態よく出てきた。関係ないが、ハナタラシのスタジオあひるのカラーチラシ(最悪音響)なども同梱されていた。

貴重かもしれないが、『今日のオレが見たいもの』は、これらではないのだが。
futa.jpg 120×167 4K

 ● 2005年07月15日(金)  耳をすませば?
mimi1.jpg 120×174 7K宮崎アニメと呼ばれる作品群の中では『耳をすませば』が一番好きである。ビデオもLDもDVDも持っている気がするが、何年か見ていないと、細かい部分を忘れている。今日の昼間、わけあって見ることになった。

意外な発見・1。
雫のお母さんの声は、室井滋さんだった。
室井さんは同じ町内に住んでいるので、よく銀行のATMなどで出会う。

意外な発見・2。
この作品で描かれている場所は、聖蹟桜ヶ丘だった。
これも今住んでいるところからそう遠くない。

この作品はものすごく良い作品だが、私は見るたびに「やられて」しまうので、私の健康には良くない作品かもしれない。


生きてる価値、なし?

 ● 2005年07月14日(木)  人生が二度あれば
高知で共演した「SWAN」というバンドが演奏した『人生が二度あれば』は、なんとも強烈な印象が残っている。
どうして陽水?どうしてこの曲?どうしてライブの最後の曲がカヴァー?という数々のクエスチョンもさておき、やはり徳島を経て高知へ入っている私にとって、"人生が二度あれば"という、まるで果たせるわけもない夢(希望?)は、頭士奈生樹くんがサードアルバムで歌った「かなう夢など夢ではない/かなわぬ夢ほど愛おしい」という歌詞と重なって、「とりかえせない時間を/とりかえすために」という自分の歌に繋がっていく。

問題など、過去にしかない。
未来など、どにでもできるが、どうにもできない過去こそ、そこに思いをつらねるのではないのか。

今日は何度も何度も、同じ景色を回想していた。
何も手につかない、そんな1日。
kesi.jpg 150×75 3K

 ● 2005年07月13日(水)  時はあまりにも
sao.jpg 160×120 8K今日も異常に時間が速く過ぎていく。
理由は不明だが、気持ちと身体がうまくシンクロしていないのかもしれない。
幽体離脱とか、あるかな?

汐留のシオサイトに用事があり、帰りに遅めの昼食。
地上46階の景色は、なんだか不思議な感覚。

玩具メーカーでミーティング。
以前のミーティングで、沢口みきちゃん経由でAV関係の人物を紹介したが、それから話が発展して、「JUICY HONEY」という、なんともなトレカが制作、8月に発売されることになった。
参考URL↓
http://www.amiami.com/shop/ProductInfo/product_id/44656
私自身はこの制作にタッチしていないが、受注のみですでに完売とかで、まずは成功か。

vodafoneショップで携帯のファームウエアの書き換え。
携帯ショップの店員って、なんであんなに不気味なんだろうか。
電話、特に携帯の世界は、巨大なブラックマーケットのように思えて、なんだかゾッとする。

 ● 2005年07月12日(火)  時間が速く...
昨夜は寝苦しかった。外の気温は涼しいのに、室内が蒸すのは何故?

今日は時間の速度が異常に速い1日。
時間の経過速度は、絶対に一定ではないですね。

渋谷のCDショップ・Tで、Kさんと打ち合わせ。いい感じで話が進行している。
このままスムーズに進むといいなあ。

徳島のガレージマニアで購入した、ピーター・ペレットのTHE ONE名義の4曲入りCD「Cultured Palate」は、ペレットのソロアルバム「Woke Up Sticky」には収録されていないテイク集だったことがわかり、OKOK。
ほかにも、東京では見かけないパンクやガレージのよさげなアイテムが安価でありました。徳島のパンクスは幸せだ。

オシリペンペンズ、アルケミーからのフルアルバムが進行中。
今しばらく情報はお待ちを。
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 ● 2005年07月11日(月)  高知から東京へ
高知龍馬空港経由で羽田へ。

東京で仕事。
オメガサウンドが移転、マスタリングスタジオのセットアップ完了のしらせを受け、現在進行中の第五列のセカンドCDのマスタリング日程の打ち合わせ。

思い返せば、徳島も高知も、なんだか別世界のような雰囲気だった。
日本にもいろいろな場所があり、いろいろな思いを持って生活している人がいる。
ちょっと大切なものを、再認識させてもらった気がしている。

橋本真也急死のニュース。
何年か前に、イベントのゲストで来ていただいたことがあり、やさしい素顔にふれているだけに、残念。

 ● 2005年07月10日(日)  高知でライブ
徳島から高知へ移動。

私は日本国内はたいがいの都道府県は旅しているが、高知、宮崎、熊本、鹿児島には行ったことがない。
小雨の中、高知市内に入る。

ライブハウス・FEETの前には元ガーリックボーイズのナカタニくん。大阪に今は戻っているが、高知には5年間住んでいたそうな。

元気の良い3バンドが対バン。どれも見れませんでしたが、2バンド目の演奏した「人生が二度あれば」はシブイっす。コンガ・フューリーに『SOBとコード進行が一緒の曲があるね』と言うと、メンバーびっくり。意識していなかったとのことで、よけいな心配かけました。

徳島は会場がこぶりな場所だったので若干温和しめで演奏しましたので、この日はややキツ目で演奏。

曲順は
1.死にたいだけ
2.夢は夜ひらく
3.どうでもいい
4.赤いケモノ
5.三月の雪
6.デスダイブ
7.生きている価値なし

打ち上げは「赤たぬき」。ニンニクで食べる鰹のタタキなど、豪華。
男道レコードも経営するコンガ・フューリーの井上くん、松山から来てくれた亀井くんなどといろいろ話せておもしろかったです。
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 ● 2005年07月09日(土)  山城町へ
小雨の中、徳島の奥地>山城町のこなきじじい像へ向かう。

この像の建造には、北嶋建也氏と故・林直人氏が献金されており、碑にもふたりの名前が刻まれている。林氏が生前にやはり北嶋氏とこの像を訪れており、ゆかりの場所となっていることもあり、今回は美川氏らも加えて5人で来ることになった。

雨の中、アウシュビッツの「DREAM WITHIN DREAM」「FLAME」「JOURNY THROUGH THE NIGHT」を繰り返し3度流し、皆が思い思いに気持ちを捧げた。
この模様は徳島新聞に取材され、翌日の朝刊に掲載された。

秘境の湯、北嶋氏の友人のうどん店経由、美川氏を空港に送る。
空港で偶然アニマル浜口に会う。

夜は小西さんの本棚、ジェスロ・タルコレクションなどを拝見。
私が数年前、勝手に送りつけた、私の姉の沢田研二コレクションがきちんと整理されているのを、見る。これまた感謝。
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 ● 2005年07月08日(金)  徳島へ
飛行機で徳島入り。
徳島に来るのは23年ぶり。
今回は非常階段&インキャパシタンツの美川氏も同行。

今回はライブと、翌日に山城町のこなきじじい像を見に行くという徳島のスケジュールを、先鋭疾風社の小西さんにお願いしてある。
小西さんはデイリースポーツ、朝日新聞、徳島新聞、地元誌などに記事を多数掲載してくださっており、文化人・小西のパワー全開でのサポート。感謝。

空港まで小西さんの車で迎えて頂き、途中のブックオフで北嶋建也&柿木組と合流。ブックオフには赤痢のほとんどのアルバム、サバート・ブレイズ/サバート・アートや、ピーター・ハミルのコーナーなどもあり、びっくり。

ガレージマニアというパンクショップにも行く。ルー・リード/無限大の幻覚(メタル・マシーン・ミュージック)の日本盤オビ付きを発見、ししょうは迷ったあげく購入せず。私は「THE ONE」4曲入りCDを500円で購入。

休憩後、ライブ会場「アンカーベイ」へ。
リハ中にお祝いの花束が届く。白いバラの花言葉は純真・尊敬。サンキュ!
アンカーベイは通常のスナックパブのような会場なので、音量を気にするが、それでも大きな音を出させてもらえました。

ほぶらきんの青木さん夫妻、ししょうの友人、松山、今治、香川からも来場者あり、CDも売れ、これまた感謝。

北嶋建也+柿木の演奏は、じっとりといい感じ。アウシュビッツの「ペインドリンカー」を演奏。私も「トウ・レイト」を演奏、会場にも写真が掲げられた林くんへふたりして、捧ぐ。

打ち上げも楽しく、スーパー銭湯で汗を流して、小西邸で宿泊。その広い家に、美川氏とふたりして、考えさせられるものがありました。

徳島と言えば、眉山。
写真はアンカーベイ横の路地から見た眉山。わかるかな?
町の風景は23年前と大分変わっていましたが、眉山の勇姿はなにもかわらず。
変わらぬ想いを胸にした、少し切ない徳島の1日。
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 ● 2005年07月07日(木)  七夕
東京の男性スタッフRには、かわいい彼女がいる。もちろん若いので、お盛んである。若いから給料も安いので、たくさん使うコンドームのコストも馬鹿にならないという。

そう言えば、秋葉原のサプライショップになぜかコンドームが売っている。そして安い、という話をしたら、買いたいという。
秋葉原でコンドーム。確かに、定価1500円のものが税込み313円は安いわな。
本日2箱購入。24個で626円。しかし、原価はいくらなの??

明日から徳島、高知へとツアーなので、私はギター弦などを購入。
準備万端。

北海道からしっとりした「三方六」が届く。
ありがとう。おいしくいただきました。

今日はギャヴィン・ブライアーズ>10CC>頭士奈生樹>花電車、と聞いていました。
熱い血潮が湧く。
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 ● 2005年07月06日(水)  ラッキーディ?
i-tuneの日本サイトスタートに際して、インディーズ音源をUPする会社と打ち合わせ。いぬん童社長とも知り合いのようで、話は快調に進む。
海外サイトにもUPして、海外向けの販売が出来るのは、海外のファンの多いアルケミーにとっては必須だけに、いいお話でした。
詳細を吟味して、後日返答することに。

渋谷へ。
CDショップTのKさんと、進めている企画について若干のお話。
うまくいくといいなあ。

出版社UPLINKが引っ越し、レストランも始めたというので、伺ってみる。
多国籍レストラン、まずはアンテーィクなテーブルや椅子が見事。ドリンク&フードも素敵でした。
ファクトリーもがんばっているKくん、さらに精進してください。

原爆マニアGOLD・DVDの最終検証盤のチェック。
OKでプレスにまわすことに。8月6日の原爆オナニーズのライブで先行発売、一般には8月9日の原爆記念日に発売です。

三軒茶屋フジヤマへ。
渡辺さんといろいろ話す。店の前は涼しくて、話していても良い気持ち。
渡辺さんも、少し元気な模様。がんばってね。

メキシコ料理屋でコロナビールを飲む。キャンペーンでくじを引かされ、B賞が当選。
今日は会いたい人と全て会え、最後におみやげまでいただいたという、なんだかラッキーディでした。
こんな日も、まあ、あらあな。
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 ● 2005年07月05日(火)  スタジオで練習す
原爆マニアのDVDチェック。曲名の位置などの修正の手配。

夕方からスタジオ練習。
尾谷とふたりで入る。少し前までは田沼嬢やあっこちゃんともちょくちょくスタジオ練習していたのに、すっかりバンド練習はしなくなってしまった。

新しいエフェクターを試す。
以前のエフェクターも気に入っていたが、やはり同じ音にはならない。
でもこれはこれで、新鮮な気がする。

郵政民営化で国会はバタバタ。
誰が得するのか?
誰が利権を失いたくないのか?
民営化されると死ぬやつが何人いるのか?
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2005年07月04日(月) 
zushi.jpg 160×157 4K東京に帰還。

先日AMSで受け取った、頭士奈生樹のサードと、1stの初CD化されたものを聞く。
頭士くんのギターと歌は本当に素晴らしいが、このサードは傑作である。
おそらく、おおかたの人は、この良さがわからないかもしれないが、歌詞とギターにこめられた内容は、本当に大切にしたいもののひとつだろう。
私を信じるなら、歌が好きなら、絶対に買って、聞くべし。
ただ、明るくはない。こころして、聞くように。

ザリガニヤからも、先日の高山謙一と私、私と夜邪のセッションなど、ライブを収録したDVD-Rが届く。
スピリチュアルラウンジのものは画面が暗いのが残念だが、自分の演奏はここ何回かでは傑出した良い出来だったと思う。
札幌のみなさん、改めてありがとうね。

 ● 2005年07月03日(日)  餃子を食らいて
大阪でカードのイベント。
給料日後、ボーナスシーズンながら、客足は少ない。
どこもかしこも不景気かもしれないが、もう不景気という言葉は飽きた。

味来香で餃子と酢豚、チャーハンを食す。家庭的な時間が、なにかの永遠につながっている。
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 ● 2005年07月02日(土)  大阪で勉強会
大阪へ。

勉強会に参加。

大阪のスタッフと夕食。
恋についていろいろ話す。

自分では札幌のフリーペーパー「ザリガニツリ」に、若い頃つきあった女性との想い出を綴っているが
、こうやって記録しておかないと、忘れたくないのに忘れてしまうからでもある。

OPAで買い物。ズバリ賞。
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 ● 2005年07月01日(金)  Octoberon
バークレィ・ジェームス・ハーベストの「Octoberon(邦題:妖精王)」が今日のBGM。

大阪のカードのイベントの準備。

玩具メーカー担当者との打ち合わせ。

Phewと会う。

先日たまたま用意したDVD-Rが、カードショップ常連のHさんに喜ばれる。
人の喜びとは、案外簡単なものかもしれない。
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