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 ● 2005年09月29日(木) 
対決
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  | 江古田BUDDYへ。
  上野耕路アンサンブルを見る。 第一部はバンドののりもイマイチ、普段聞く音楽の種類ではないこともあって『複雑な(コード進行の)曲を軽っちくやりたい』という上野さんの趣向はわかるものの、ジャジーにサルサはちょっとかったるい。エンディングも決まらないテイクもあって、うーん、やっぱり私には無理かなと、あきらめかけ。
  しかし休憩を挟んでの第二部は、ぐっと良くなる。なんなんだこれは、というようにノリがよくなり、引き込まれる。マグマか?アルティ・エ・メスティエリか?オパス・アヴァントラか?的なノリもちらほら。
  凄いと思ったのは、増井朗人さんのトロンボーン、杉野寿之さんのドラムス。増井さんは、音楽をよくわかっているという深み。杉野さんは、これは完全にドラミング技術を、正しく修得した人のテクニック。正統派中の正統派。 さらりとロールなどされていましたが、それがすごくて。正確で音も美しいし。リズムが乱れる瞬間は一切無し。さすがです。
  ステージは15名。 なのに客席は30名程度。少ないなあ。上野さんは『今日はたくさんのお客さん...』とMCされていましたが。
 
  江古田、はじめていきましたが、ヘンな街ですね。 |   |    |    |