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タイトル画:武川雅寛・白井良明(ムーンライダーズ) |
2007年6月 第23回「xx(ちょめちょめ)」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
普段全くといっていい程、TVを見ない。しかし、たまたまつけて見た、昼のワイドショーで「山城新伍、デパ地下徘徊の真相!?」という芸能ニュースが流れていた。 ネタのでどころは、女性週刊誌であり、夜な夜なリビングデッドの如く、足を引きずりながら、各デリカを回っているそうな。 この噂に対し、どこかの録音スタジオで、取材を受ける山城新伍。「義理カク・恥カク・人情カク」と謳われた、さんカクマークの東映シンボルを背負っていた頃の、かつての貫禄は、見事に消沈していた。頬はこけ、足元は、やはりおぼつかない、フラフラの状態であった。その姿から、いままでの言動に、落し前をつける為、業苦に耐え忍ぶ、亡者の様相を悟る事ができた。 「私はこの上の、マンションに住んでるんだ。誰かが晩メシを、作ってくれるでもなし。腹が減れば、何を食べようか、地下をブラブラしてるだけ。徘徊なんてとんでもない。」 ・・・・・・なんじゃ、こりゃー。昼メシにすすっていたうどんを、噴きだしそうになった。人肉をむさぼる為、ショッピングセンターを彷徨うゾンビと同じく、空腹の為、デパ地下をぶらつく。それを、一般的に、徘徊というんだが・・・。 取材を受けていたスタジオで、xx(ちょめちょめ)の着ボイスを、録音している様子が流れていた。 当時、「昨晩のxx(ちょめちょめ)は良かったわ・・。」という風に、ハナシに含みを持たせる場合に、大変重宝した。また聞き手は、あえて掘り下げて訊き直さない事が、暗黙のルールとなっていた。 同時期、久米宏が、同じ意味合いで流行らせた「ほにゃらら」と違い、妙に関西特有の、土着的な感じを受けたのを憶えている。 アレハンドロ・ゴンザレス・xx(ちょめちょめ・・・名前が思い出せない場合にも有効。)の「バベル」。菊池凛子扮する女子高生、何故あそこまでxx(ちょめちょめ)したがるのか?いまひとつ解らなかっただけに、日本のパートが少し浮いた気がした。 |
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レーコより:「BABEL」、まだ観てません!「アモーレス・ペロス」「21g」よりがっかりしたらどうしよう、アレハンドロ・ゴンザレス・イリャニトゥ監督。どうやら「言葉」がキーになっている映画のようですが、いろんな国の友達がいる私は、どんな感想を持つことになるんだろーか。同じ日本語でも気が合わない人はいるし、違う言葉でも、「英語」や「スペイン語」ていう道具を使って心を通わせたり、笑いあえることを知ってるんだもの。まずは映画館で観ないとね。モロッコの風景がサイコ−(母談)らしいので。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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※「シネマックスモナムール」(全12回)は、2001年に葛城さんに連載していただいた、熱く濃ゆ〜い、日本映画コラムです。読みたい方は下記バナ−をクリックして、ご覧ください。 |
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